４月１０日に苫小牧市文化会館で「みんな地域に生きるひと」～ともに支えあう街づくりに向けて～と題した社会福祉法人せらぴ主催の講演会に参加しました。講師は歌手で、日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンでした。海外で行なってきたボランティア活動等の体験を通しての講演で、感動して聞いてきました。
講演では、ボランティア活動を通して変わったことを語り、ボランティアを始めたきっかけとして、地域にはいろんな人が生きていることを初めて知り、それまでは愚痴ばかり言っていた。自分の事ばかり考えていたことに気がつきボランティアを始めた。また、「比べちゃいけない」みんな障がいを持っている。どんな障がいがあってもまるごと受け止める。人には普通というラインは無い。など熱く語っていました。海外では子ども達が、紛争や飢餓、人身売買などの悲惨な実態があることを語り、少しの努力で誰かが助かることができる。そうしたボランティア活動の大切さを語ってくれました。最後に綺麗な歌声も披露してくれて、大変に素晴らしい講演会でありました。
講演の中で、相手の違いを認め合うこと、そして平和を望むには自分が変わること、との言葉が心に残りました。まず、できることから始めよう。そう感じて帰ってまいりました。