理学療法士の「理学」ってなんなんだろう?
海外では理学療法士のことをフィジカルセラピスト(PT)なんていうようですが
それを直訳すれば、「身体療法士」って感じでしょうか。
日本でも医療現場では一般に「PT」といわれるけど、
「理学」には単に身体的なことだけじゃなく、
もっと広い意味の可能性に溢れた言葉なのかもしれない。
そこで、「理学」という言葉をちょっと調べてみました。
理学は、私たちを取り巻く大自然の秘密を解き明かし、人類の自然についての知識を豊かにするとともに、社会の進歩に貢献することを目指す学問です。
理学は、数学、天文学、物理学、地球科学、化学、生物学などの幅広い分野から成り立っています。
理学は、確かに一見異なる様々な分野からなっていますが、それらは自然の成り立ちを反映したものです。各々の分野は密接に関連しています。
こんなことが書かれてました。
これを読んだら、理学療法士は病院や老人保健施設で単に、筋力増強運動や関節可動域訓練、歩行訓練に終始するプログラムは立てられないですよね。
「自然の成り立ちを反映した」視点に立つ思考、物の見方が求められるのかもしれないですね。
このように、ココからココまでが「理学療法の分野」ともいえないくらい、「理学」という言葉は広く、深い意味をもっているようですね。
ひふみゆらゆら