住めば公園風田舎町

「住めば都」と言われるがわたしゃ田舎の方がいい。町全体が公園のようなそんな田舎町に住みたい。

安岡海岸

2007-01-30 21:56:39 | 風景

250-1 安岡海岸 

 ブログ友がハマダイコンをアップしたので、去年見かけたハマダイコンがどうなっているか確かめるため、海岸に出かけてみた。
 風に吹き散らされたゴミが散乱していた。枯れ草状態でほとんど花は見られなかった。

 ハマボウフウが冬はどんな姿をしているのか見てみるのも目的の一つだったが、発見できなかった。
 

250-2 黄色い花 

 足元で、小さい花らしきものを一つ見つけた。探してみるともう一つ近くにあった。
 現場では黄色く光って芽か葉にも見え、100%花であると言う自信はなかった。
 
 

250-3 傷つけられた松 

 これはどうしたことか、足元に松の枝が散乱している。
 見れば、近くの松の若木が、幹も太枝も滅多切りに折られていた。
 まるで面白半分に叩き折ったかのようだ。
 実に痛ましい。
 
 

250-4 ソデイカ 

 もう5年も前の話になる。
 2002年1月12日の夕方、時化の後で波の高い日だった。
 この場所から500mぐらい離れた海岸で写真のイカを拾った。
 目の前の浪打ぎわで突如2~3mも噴水のように水が吹き上がった。
 よく見ると、波打ち際にイカが横たわっている。
 波が引いた隙に拾い上げた。
 重たかった。
 用意の買い物袋に入れて持って帰り計測したら、75cm、4kgだったと思う。
 今記録が見つからないのでおおよその記憶だ。
 時には嵐もいいもんだ。
 だが、今年は暖冬で、北風が吹き荒れたと言う日がまだない。 
 刺身にして食べたら美味しかったぞ。
 お裾分けもしたが、4人で、何回も食べる分あった。


250-5 バレンタインデー 

 用事があって近所のスーパーに行ったら、バレンタインデーのチョコで一杯だった。
 そういえばお雛様を飾ったスーパーもあった。
  
 

249 スス病の疑い

2007-01-29 20:33:53 | 風景

249-1 ジンチョウゲ 

 この葉っぱはスス病だろうと指摘れた。
 スス病とは何だろう。
 ネットで調べてみると、あまり学術的な説明をしたものは見当たらなかった。
 だいたい、カイガラムシやアブラムシの排泄物にカビが発生して広がる黒色、灰色、褐色のカビによる汚れを言うらしい。
 それ自身では、強い害はないが、見掛けが悪くなったり、光合成を妨げたりして木が弱ったり、葉が黄色くなって落ちたりする。
  
 

249-2 ジンチョウゲの葉裏 

 葉の裏側を見てみた。

 あまり綺麗ではないが虫みたいなものは見えない。暖冬とはいえ冬だから、現在は活動していないのだろう。
 葉も古いから、寄る年波を写して皺やそばかすが浮いているようなものだ。
 

249-3 センリョウ 

 ジンチョウゲの隣にセンリョウの株があった。その葉もやはりスス病みたいだ。
 

249-4 センリョウの葉裏 

 葉の中心を走る葉脈というか、葉柄というか葉の根元辺りで径2mmぐらいだ。
 葉の周辺部に細かい粉のようなものが見えるが生きているようには見えない。
 

249-5 ツツジ 

 近くのツツジの葉も見ればスス病のように染みがある。
  
 

249-6 イチハツ 

 近くの菖蒲の葉も見れば、黒い斑点がある。
 

249-7 オキザリス 

 ツバキの根元のオキザリスも見れば黒い斑点がある。
 

249-8 ミカン 

 近くのミカンの葉にも黒い斑点があった。
 

249-9 ビワ 

 ビワは全体的には黒い葉は少なかったが、この葉の黒いのは何だろう。
 

249-10 ツバキ 

 唯一、ツバキだけは葉が艶々として綺麗だった。葉が比較的新しいからか?
 丈夫なんだろうか?
 
 地形的には山肌で、日当たりは悪くない。水はけもいいだろう。
 只、消毒などはされていないだろう。
 スス病については、詳しく書いたサイトを御存知の方は教えていただきたい。


248 読書会

2007-01-28 16:18:10 | 教会の花

248-1 教会の花 
 ずいぶん、お花代を節約しているようですね。
 冬は、花も長く保ちます。
 ガーベラは購入されて追加されたようです。

 ガーベラが一本うなだれてますね。意図的ではないと思うのですが、よくこういう花が一つあります。
 すると、それが自分のように思われるのです。
 そのうなだれた花が、捨てられずに用いられていることが慰めになるのです。
 暗く惨めな自分もきっと生かしてくださると。
 それは勝手な思い込みかもしれませんが、イエス様は生かしてくださると言うのはほんとうです。
 

248-2 人生の同伴者
 今日は礼拝の後、読書会がありました。
 安岡教会では佐藤泰正(やすまさ)先生が指導される読書会を一年に数回行っています。
 今回は、佐藤先生が遠藤周作と共著で出された「人生の同伴者」と言う本を取り上げました。内容は、遠藤周作の作品を中心にした二人の対談です。
 作品が生まれてくる背景、必然性が分かって面白かったです。
 この本を読むと遠藤周作の文学が非常によく分かります。

 遠藤周作が作品の中で描いたイエスのイメージが無力でよわよわしい感じがしていたので、guuchanは自分の信仰とは少し違うなと思っていましたが、
 そうではなくて遠藤周作自身も戦う文学者だったと言う認識を新たにしました。
処女作から一貫して、権力の非人間的な残酷さに虐げられて救いのない人たちに、光りを当て、いろんな矛盾を抉り出してきた人だと言う認識を持ちました。

 

247 春の嵐

2007-01-27 11:26:21 | 風景

247-1 沈丁花 

 冬の嵐というよりも、虫出しではないかと思うくらい雷が鳴り、風が吹き、霰交じりの雨がふった。
 おかげで、木々の葉は綺麗に汚れを洗い流された。
 喜んでいるだろう。
 そう思って、今朝は早速沈丁花を見に行った。
 世の中、そう甘くはない。昨日の一度くらいの嵐では、積年の垢は落ちないようだ。
 汚れが剥がれて艶々とした緑も見えるがほんの一部だ。
 

247-2 沈丁花の葉

 ためしに沈丁花の葉を一枚持って帰り洗ってみた。
 流水だけでは落ちないようだ。指で優しくなでると大体は流れていくようだ。
 新葉ではないから傷みもあるが、葉自身にはもんだいはないようだ。
 この場所は、交通量の多い道路からは200~300m離れているから、特別排ガスの汚染物質が多いところではない。
 この煤の様な物質がもしそうなら、われわれが日常吸っている空気に大いに問題があることになる。
 それとも「自然を尋ねる人」が指摘したように、沈丁花は病気なのか?
 カイガラムシは着いていなかった。


276-3 春

 水仙の三つの花が、ボッチチェリの「春」の中の、三美神を思い起こさせた。


246 カジメとスルメイカ

2007-01-26 12:00:49 | 風景

246-1 カジメとスルメイカ 

下はスルメイカだ。そう大きくはないが久しぶりに塩辛が食べたいと思って買った。スルメイカはワタが多いので塩辛にしたとき美味しい。

よく家内が漬けていたのだが、ここ数年新しくて大きいスルメイカを目にすることがなくて塩辛も一年に一度あるかないかになっていた。
市販の塩辛はみりんや飴や砂糖など人口調味料で味が付けてあって自然の美味しさがない。
イカはワタを出し、開いて内外の皮を剥ぐ。このとき内側をよく調べる。白いセンチュウが居ることがある。アニサキスであろう。
黄色い肝臓が大きいほど良い。
新鮮なイカの刺身にこの肝臓を混ぜ、塩してビンに詰め、冷蔵庫で数日間置くと美味しい塩辛が出来る。
guuchanは飲まないが酒のサカナは大好きだ。


上の黒い牛蒡のようなのはカジメだ。
カジメという海草をきっちり堅く巻いて売っている。
これだけで980円だ。例年より高いと家内は言っていた。
10数年前下関に引っ越してきたとき、スーパーで初めて買っては見たものの食べ方が分からず巻いてあるのをほどいて、煮るとか、干すとかしたような失敗談がある。


246-2 カジメ

巻いてあるカジメを小口から薄く切っていく。これをひとつまみ御味噌汁椀にいれると、とろろ昆布のように粘りが出て美味しい。
粘りは驚くほどで、とろろ昆布よりも山芋にちかい。
とろとろはたんぱく質だろうからアミノ酸だ、旨みがある。磯の香りと、歯ごたえ、そしてとろとろ。
また熱いご飯にかけて醤油をかけて食べてもよい。
他の地に住んでいたとき、聞いたことも見たことも無かったような気がする。
知らないのは自分たちだけだったのかもしれないが。

今、外では少し強く雨が降り、窓に吹き付けている。
これで植物の汚れも洗い落とされるかもしれない。
花が散るかの知れないが。