住めば公園風田舎町

「住めば都」と言われるがわたしゃ田舎の方がいい。町全体が公園のようなそんな田舎町に住みたい。

232 早い春?遅い秋?

2007-01-11 23:10:21 | 風景

232-1 ボケ バラ科ボケ属

ボケのピンボケかピンボケのボケか?
悪いのはボケではないguuchanの腕が悪いのだ。
だが、M夫人のお花畑にもうボケが咲いている。
そういえば今日、京都の気象台で暖冬のせいか例年より2ヶ月早くタンポポが咲きだしたと言っていた。

 

232-2 シンビジューム ラン科シュンラン属 


シンビジュームもお気楽さんのところばかりではない。
guuchanちの鉢も花芽が上がってきていた。
 
 

232-4 ベニシジミ? チョウ目シジミチョウ科


蝶の活動は通常3月からだ。
これだって2ヶ月早い。
3月から11月までだから2ヶ月遅いのかもしれない。
年間を通して活動することになったのだろうか?


232-5 アロエ ユリ科アロエ属


アロエの花がずっと咲いている。
葉先もそれほど霜焼けしている風でもない。やはり温かいのだろう。
アロエも種類が多く、どういう名のアロエかはわからない。

アロエは火傷に抜群の効果がある。これは身をもって実証済である。
30年ほど前、ねずみ花火を手に持って火をつけた。火のついたねずみ花火が、手の平に飛び込んで振り払ってもちょっとの間落ちなかった。
火薬の火傷は高温だ。イタイ、イタイ。井戸水を洗面器に汲んで手を漬けている間は、何とか我慢できるが、手を水から上げると、とたんにうめき声が漏れるほど痛い。
アロエが良いというので、アロエの皮をはいで火傷部分に当てた。不思議不思議、あれほどの激痛がぴたりと治まった。
そればかりか、きっと火ぶくれになってあとが残るだろうと思っていたのが、ほとんど水泡もできなかった。
それからは、火傷にはアロエ信奉者になった。鎮痛効果も抜群だ。
薬草はばい菌が入ってよくないという人が居るが、揉んでつける薬草と違って、多肉植物の皮をはいで瑞々しい植物の内面を患部に着けるのであるから、
何よりも清潔だ。


 

232-7 ニシキギ ニシキギ科ニシキギ属 


不思議な植物の茎だ。
茎に長方形のリブが溶接したように入っている。それも交互に90度ずれている。



232-8 ニシキギのアップ


アップすると良く分かる。植物と言うより、何か人工的でテクノロジーの産物のように見える。
知る人にとっては、珍しくもないだろうがguuchanにとっては、実に不思議な感がした。
真っ赤な葉や実にばかり気をとられているから、全体を見ていない。

 

231 アルファリゾート 第2日目

2007-01-11 00:26:19 | 風景

231-1 爆弾低気圧 


1月7日午前4時、目が覚めた。電気を消して寝たはずだが非常灯が点いている。
家内が窓から外を見ている。「大変な事態が起こっているみたいよ。」という。
しばらくして、非常灯も消えて真っ暗になった。
数時間そういう状態が続いた。大きな除雪車が登ってくるのが見えた。しばらくして電気がついた。しかし、テレビもラジオも聞こえない。
大体事態は想像がついた。
停電になって、バッテリーで非常灯が自動的に点いたのだろう。こういう大型の施設だから自家発電設備があるはずだが、これを動かす管理者が居なかったと思われる。
すぐ駆けつけようにも、この雪だ。
除雪車に先導されて管理者が駆けつけ、自家発設備を動かしたのだろう。
夜が明けて、朝食が大丈夫かフロントに電話すると、準備が遅れているので食べられるようになったら連絡するとのことだった。



231-2 除雪車


フロントでは、一夜で1mも積もるのは経験がないという。
除雪車がやってきた。
駐車している客が帰るのであろう。
一番手前の一台のために除雪を始めた。
今、人が立っているずっと右手から新雪を高く遠くに吹き飛ばしながらやってきた。
 

231-3 雪中の散歩


雪が降ったりやんだりなので、見計らって外にでてみた。
ホテルの裏手の初心者用のゲレンデであろう。少し圧雪したようなところを選んで歩いてみたが、柔らかいところがあり、落とし穴みたいにスポッと膝まで足が入る。
あわてて、足を抜こうとしてもう一方の足を踏ん張ると、それもズボッと入ってしまう。
転ぶしかない。横になって、雪の一箇所に大きな荷重がかからないようにしながら足を抜く。
だが、孫たちは元気だ。新雪の中に身を投げ出して、人間の形が雪に残るのを楽しんでいる。
雪ダルマは作れない。雪が乾いていて固まらないのだ。
 
 

231-4 エゾマツ


多分エゾマツの森だろう。枝が雪の重みで、下がっている。
外国の映画でこういう光景を見たような気がする。


231-5 コケ


幹についたコケが色が微妙に変化して美しい。
 

231-6 朝食


朝食が昼食になった。
従業員がなかなか出勤してこられないらしい。
 
 

231-7 ゲレンデ


自家発ではリフトが動かせず、したがってスキーも出来ない。
温水プールも泳げない。
孫と将棋をしたり、トランプゲームをしたり。



231-8 ガレリア


GALLEREA(ガレリア)はGALLERY(ギャラリー)から来ているのではないかと思った。
一階の廊下やロビーの窓は大きくて、雪景色を間近に見ることが出来た。

 

231-9 テレフォンポール効果


建物も樹木も根っこのところは深く雪がえぐれている。
風が吹くと建物や樹木に当たった風はその周囲で風速を増す。
従って、その付近では雪が吸い出されて、えぐれるのだ。吸い出される様子が見れて面白い。
電信柱の根元で見られる現象なのでテレフォンポールイフェクトと習った。
 
 

231-10 風の造形


雪が降ってなくても、風が吹くと、雪を巻き上げ、雪面に神秘的な彫刻を刻んでいく。



231-11 記念写真


一家で写真を撮るのに、いつの間にか中心に座るようになってしまった。
その内に額に入ってしまうのではないかと思うとちょっと寂しい。
 


その夜、ジャグジーの風呂入って早く寝た。
夕方には列車も動き出しており、明日は帰れると安心していた。夜中に目を覚ましたら、電気が来ており、TVも見れた。
ところが、朝になってみると、トマムの一つ先のトンネルで貨物列車が脱線したため、ダイヤが乱れていた。
遅れなど色々あったが、無事飛行機も飛んで予定通り帰れてメデタシメデタシだった。
因みに家に帰り着いたのは、一番遠い下関のguuchanたちだった。
次は札幌、次いで大阪、東京組みだった。
もっとも、札幌組みは、最終日温水プールも楽しんだようだが。