400 「もしも徐福が日本に来ていたら」 （69）

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394　前方後円墳 晋書に、266年に倭人が来て、円丘・方丘を南北郊に併せ、二至の祀りを二郊に合わせたと述べられ、 前方後円墳のおこりを記したもの？とされている。 円丘方丘を南北郊にあわせとあるから、古墳の方角を調べてみた。 関西まで出かけたわけではないが、ちょっと忙しかった。 堺古墳群 伊丹空港や関西空港を離着陸時に、眼下に大きい古墳群が見える。 仁徳天皇陵、履中天皇陵、そのして、下の図のニサンザイ古墳などである。 仁徳天皇、履中天皇の御陵の軸は真東からすると60°である。 ニサンザイ古墳 ニサンザイ古墳の軸は真東から-15°である。 御廟山古墳 御廟山古墳の軸は真東から-10°である。 箸墓古墳 箸墓古墳は倭亦亦日百襲姫の古墳とされている。これを卑弥呼の墓とする説もある。 この陵墓の軸は22.5°(＝15°+7.5°)だ。 今城塚古墳 今城塚古墳の軸の角度は-22.5°である。 茶臼山古墳 茶臼山古墳の軸は52.5°（＝45°+7.5°）だ。 継体天皇陵 継体天皇陵の軸の角度は120°である。 仁徳天皇 60° ８／４８ 履中天皇 60° ８／４８ ニサンザイ -15° －２／４８ いたすけ古墳 -15° －２／４８ 御廟山古墳 -10° １／３６ 箸墓古墳 22.5° ３／４８ 今城塚古墳 -22.5° －３／４８ 茶臼山古墳 52.5° ７／４８ 継体天皇陵 120° １６／４８ 全部が南北を向く、あるいは東を向くと言うことはない。 しかし、角度はかなり正確に一定の方角を指しているようだ。 角度が１／４８刻み、１／３６刻みもあるようだ。