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2022年度<合格体験記>(10)【14:00~15:00】(金刀比羅宮)(英語)

2023年03月25日 22時00分22秒 | ●2022年度<最終合格体験記>
2022年度<合格体験記>(10)【14:00~15:00】(金刀比羅宮)(英語) 

●植山先生
大変お世話になっております。本日の合格発表を受け、英語については合格、フランス語については不合格という結果になりました。振り返れば昨年9月に「日本的事象英文説明300選」購入させていただき、12月に<模擬面接特訓>、本年1月には「通訳案内士業界の真実」に参加する機会を与えていただき、改めて御礼申しあげるとともに、これらの手厚い手助けなしには、本日の英語の合格もなかったということをお伝えするとともに、英語での合格を勝ち取れたことにつきまして深く御礼申し上げます。

●英語(メルマガ読者、講演会・セミナー参加者、<模擬面接特訓>受講者)

受験の動機
元来英語を学ぶことが好きで、仕事上でも日々英語を使うことが多いのですが、定年が近づくにつれ、退職後どういう人生を送っていくべきかを考えることが多くなりました。自らの仕事を振り返ってみても、資格を持っていることがそのまま仕事の獲得、収入につながるほど甘い世界ではないと思います。一方、大手企業でも副業が導入されつつあり、年金も当てにできない世の中になりつつある中、まずは思いつくことをひとつづつやっていこうといいう思いで受験することに思い至りました。

第1次試験対策

<英語>(英検1級にて免除)
<日本地理>(2021年合格にて免除)
<日本歴史>(2021年合格にて免除)

<一般常識>(36点)
令和4年の観光白書を4~5回熟読しました。しかし、実際は覚えた気になっていてもなかなか頭に入らず苦労しました。

(下記を利用しました)
<一般常識>の傾向と対策<決定版資料>
http://www.hello.ac/2022.gen.pdf
<一般常識>の傾向と対策<音声ファイル>
https://youtu.be/_VgJAKgi78o
<令和4年版「観光白書」(完全版)>
http://hello.ac/2022.hakusho.kanzen
<令和4年版「観光白書」(要旨版>)
http://hello.ac/2022.hakusho.youshi

<通訳案内の実務>(35点)
最初は<通訳案内の実務>の傾向と対策<決定版資料>を2~3回通読しました。その後、通勤時に混雑した座れない電車で繰り返し読むのにA4版をペラペラめくるのは憚られるので、「全国通訳案内士試験通訳案内の実務完全対策」JFG:(協)全日本通訳案内士連盟(2021年)を購入し電車の中で繰り返し読みました。

(下記を利用しました)
<通訳案内の実務>の傾向と対策<決定版資料>
http://www.hello.ac/2022.jitumu.pdf
<通訳案内の実務>の傾向と対策<音声ファイル>
https://youtu.be/DmvJFrxey9o
<観光庁研修テキスト>
http://hello.ac/kankouchou.kenshuu.siryou.comment.pdf

③第2次試験対策
「日本的事象英文説明300選」をノートに書き写すとともにCDのファイルを小型レコーダーに入れて繰り返し通勤時に聞きました。また、下記の2次試験対策<出題予想問題>(厳選125題)にあるキーとなる事象を Wikipedia などのインターネット上のサイトを利用してノートに書き写したり、朗読したり、それらの事象の英語で紹介する Youtube を通勤時に聴取することで守備範囲
を広げることに努めました。
また、昨年12月に<模擬面接特訓>を受講することで、植山先生およびガイドの先生に通しで、プレゼンテーション問題、通訳問題、シチュエーション質疑問題を対面で実施していただきました。この際、シチュエーション質疑問題で自らの意見・サジェスチョンをする前に「お客様の意向を聴く」ことの重要性をご指摘いただきました。
このことは実際の2次試験の際に大いに役立ちました。というのも、私の2次試験では、呼吸器系が弱くマスクをつけると息苦しいお客様が美術館でマスクをつけることが苦しくなってしまい、どうしたらよいかというシチュエーションが提示されました。
まず、お客様がどのような問題をかかえているか(持病等)その上で、どうしたいかということをよく聴取することを学んでおりましたので、お客様の状況や反応を踏まえ、親身になって共感を示した上で、適切な対応を提案することができたと思います。このガイドさんのアドバイスは私の受験にとって値千金の決勝ゴールを決めることにつながりました。心より御礼申し上げます。

(下記を利用しました)
2次試験問題(2013年度~2022年度)
http://www.hello.ac/2ji.mondai.2013.2022.pdf
ガイドマニュアルのまとめ(富士・箱根ツアー、日光、鎌倉・横浜ツアー)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/b5bc28dcb1f7e3a41e23d73982d77606
「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
http://hello.ac/troubleshooting.pdf
「日本的事象英文説明300選」
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/1c2c0c0d82c19d1e7ad24fda018d2154
「日本的事象英文説明300選」<鉄板厳選128題>
http://www.hello.ac/teppan128.pd
<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題
http://www.hello.ac/yosou60dai.pdf
2次試験対策<出題予想問題>(厳選125題)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/578af7362c8e6f9f2bd57f912208770b
<模擬面接特訓>を受講しました。(無料)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/6e9d47d2851e8968806ec4d2d916777c

ハローのメルマガ、動画、教材、セミナーなどで役に立ったこと

ハローのサイトでは、通訳案内に関する内容を超えて、植山先生の政治・経済・社会・文化・思想問題についてのさまざまな見解や哲学がちりばめられています。私はこのサイトのこのようなところに知的な刺激を受け続けている者の一人です。富めるものがさらに富裕に、貧しい者がさらに貧困化する社会が国内でも世界的にも拡大しているように思う昨今ですが、不当な搾取=奴隷労働に対する先生の憤りに基づく正義への思いに深く共感するとともに、このような政治・経済・社会・文化・思想問題についても充実した内容を発信し続けていただきますよう心からお願いする次第です。

ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
これからも健康に留意され、素晴らしい内容を発信していただきますよう心よりお願い申し上げます。

今後の抱負
英語については合格することができましたが、フランス語については不合格となりました。来年はフランス語について雪辱を果たしたいと考えています。 

<模擬面接特訓>の感想
●植山先生、フランス語のプロガイド様(S先生)
本日は、お二人の先生方に<模擬面接特訓>(無料)のお時間をほぼ1時間もおとりいただきまして、心から御礼申し上げます。

私は今回、英語、フランス語の2次試験に初めて臨む受験者ですが、今回の<模擬面接特訓>は全てフランス語で実施され、本番同様の設定で特訓を受けることが出来て大変感謝しております。

何分今回初めて2次試験に臨むということで、多くの受験者に接していらっしゃる先生方の目から自分が合格水準に達しているのか、達していないのなら、受験日まで1週間を切っている現段階で何をどれだけ勉強すれば少しでも合格の可能性が高まるのかを確認しようという問題意識でおりました。

また、語学学習を愛する者の一人として、語学力が短時間で向上することは非現実的であることを痛いほど自覚しておりますので、その点はこの際捨象して、試験の流れを全体として身体に覚えさせること、通訳案内士試験が実施されている目的でもあるプレゼンテーション内容の充実についてヒントを得ることに注力して臨みました。

実際の<模擬面接特訓>については、2クールを通しで行っていただきました。通していただいたS先生からのコメントとしては、
  • 冒頭の自己紹介の、名前、生年月日、住所については何度も練習しスラスラ言えるようにしておく。(緊張して住所のところでもたついてしまいました。)
  • プレゼンテーションにおいてもメモをとってもよく、2分間で何をどのように構成するかについてキーワードをメモにあらかじめ散りばめておく。(私は何分初めての体験で、メモをとっていませんでした。そのため時間を埋めようとして同じフレーズを繰り返してプレゼンしていたように思います。)
  • キーとなる言葉については正式な呼称を押さえておく。ネタバレということではなく、例えばですが世界遺産なら le patrimoine mondial でありl’héritage mondial などと英語に引きずられないように。
  • 文化的かつ基本的概念である、例えばわび・さび、禅などについては、その特色を説明できるようにしておく。(300選を購入しておりますが、緊張ですっかり頭から飛んでしまいました。)
  • シチュエーション質疑応答では、Que voudriez-vous faire ? Qu'est-ce que vous préférez ?などのフレーズでお客様の意向を常に確認することで円滑なコミュニケーションを心がける。お客様を安心させ、楽しませることに心がけるようにというアドバイスは目から鱗でした。(ついつい一方的に話して時間を埋めようとしてしまっていました。)
加えて、「日本的事象英文説明300選」を購入して繰り返し聞いたり自分で覚えようとしているものの実際プレゼンをやってみると、緊張で記憶が飛んでしまったりして、うまくいかないという不安について吐露したところ、植山先生からいただいた大局的なヒントとしては、(ばらばらに覚えようとするといろいろありすぎるので、)まず京都・奈良の世界遺産(各17資産、8資産)、それぞれの主な観光拠点、食べ物について大きく押さえておくこと、また、それぞれの柱についてスパイスを効かせる話(奈良公園の鹿がお辞儀をしているように見える等)や自分の得意分野の話を挿入できるようにして遊びをもたせること。また、「京都は1000年の古都であること」等は万能フレーズとして、どのような角度の話題にでもジェネリックに挿入できるので、いくつかストックし、それを時間調整や全体構築のつなぎとすることをご教示いただきました。

緊張でいっぱいになっておりましたが、何となくですが、到達すべき点がおぼろげながら見えてきたことろ、プレゼンテーションやシチュエーション質疑応答ですぐにでも改善できる点が具体的に理解できて、無経験から来る不安が大きく取り除かれたように思います。
返す返すも、このような機会を与えていただいた2先生に心から御礼申し上げます。来週さらに良いご報告ができますよう精進いたします。

私の<2次レポート>
●受付、待機、試験会場への誘導、試験会場への入室など
15時半に同大学本館の食堂席(100人程度)がまず集合、携帯の電源を切るように指示される。この段階では参考書等の利用可。その後、16時頃に別の棟の受験会場へと移動。そこから約30‐45分程度他の受験者5-6人と受験開始まで待機。ここでは参考書の利用、水を飲むことは禁止とのことだった。(多少不当な気がした。水を飲むことにどのようなリスクがあるのか笑)

●試験官の特徴
①日本人試験官の特徴:50代と思われる女性の試験官。
②外国人試験官の特徴:50代と思われるアメリカ人とおぼしき男性。アメリカ人っぽいカジュアルな感じでした。

●試験官からの注意事項など
メモを取ってよいとのこと

●プレゼンのテーマ
うどん←これを選択しました!

●プレゼンの後の試験官との質疑応答
(試験官)うどんは、日本人はどのくらいの頻度で食べるのか?
(私)人にもよるが、私は個人的に好きなので月5-6回は食べる。平均的な日本人は月2-3回は食べるのではないかと思う。
(試験官)どのようなレシピか?
(私)コンビニやスーパーでカップ入りのものを買うこともできるが、同様にコンビニやスーパーで麺を買って、出汁を用意して、うどんを入れて、かまぼこや、ネギ等をトッピングすれば簡単にできる。出汁は、かつおぶしや昆布からとっても良い。

●外国語訳の日本文
新型コロナウィルスの感染拡大が始まって3年目になります。世界では、マスクを外して元通りの生活している国も多くあります。日本では、屋外で、会話をほとんど行わない場合、または他者と身体的距離が確保できていれば、マスク着用の必要がないと厚生労働省が示していますが、多くの人々はマスクをつけた生活を続けています。 

●<条件>
外国人観光客。美術館を訪れる。

●<シチュエーション>
美術館にマスクを着用するようにいわれるが納得がいかない。暑苦しくて息ができない帰って具合悪くなる。

●<条件><シチュエーション>に対するあなたの回答
確かにお客様のいうのも一理ある。世界基準からみると日本および東アジアがセンシティブになりすぎているように思し、個人的には行き過ぎだと思う。しかし、日本ではまだマスクをしていないと不当ないいがかりをつけられたり、トラブルに巻き込まれるリスクがあるので、屋内ではある程度指示にしたがっていただくことをお勧めする。

●試験官との質疑応答
(試験官)マスクをつけていると息ができないし、かえって具合が悪くなる。なんとかならないのか。
(私) 美術館ではあるが終始混雑しているわけではない、他の客がいないところでは、はずしても差し支えないと思う。
(試験官)大体他の国はもうつけていないぞ。おかしいんじゃないか。
(私)実は私も個人的にそう思っている。米国には自由の伝統があるが、日本においても憲法第13条も生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利が保障しており、あなたのいうような考えも保障されなければならないと思う。
(試験官)私は今マスクをもっていない。
(私)美術館にストックがあるかもしれない。しかし、私はいくつか予備をもっているので差し上げます。
(試験官)どうにも理不尽だとしか思えない。
(私)確かにあなたや私のような人の権利も保障されるべきだが、まだマスクを着用していないことを不快に思う人が多いのも事実。不当なリスクに巻き込まれないように、室内ではご協力いただきたい。
(試験官)しょうがないな。

(1)ご自分の勉強法
今年9月に「日本的事象英文説明300選」を購入し、キーとなる語彙、フレーズを繰り返し勉強しました。

(2)利用した動画、資料、サイト
●2022年度第2次口述試験対策<2次セミナー>
●第2次口述試験対策<特訓セミナー>
●第2次口述試験<出題予想問題>(厳選125題)
●「日本的事象英文説明300選」
●「日本的事象英文説明300選」<鉄板厳選128題>
http://www.hello.ac/teppan128.pdf> http://www.hello.ac/teppan128.pdf

(3)受験の感想
プレゼンテーションについては、うどんは<出題予想問題>(厳選125題)にもあり、個人的にも大好きなので、ある程度うまくできたと思います。英語訳については、7割くらいは訳出できていたように思います。ちょっと、メモの取り方の練習がまだ足りなかったかなという気はしました。ただし、全体的には、同日受験したフランス語より、お客様とのコミュニケーションでお客様の本音が引き出せたように思いますし、その分会話も弾み、良いvibesを感じることができました。

(4)ハローのメルマガ、無料動画、無料資料、教材などで役に立ったこと
受験までの一週間は自分の時間がありましたので、植山先生とフランス語のプロのガイドさん(英語の直前にフランス語でも同時受験しました)に12月5日に<模擬面接特訓>をしていただいた後、2022年度<2次セミナー>のまとめを繰り返し観るとともに<出題予想問題>(厳選125題)のキーワードを英語でいえるように、直前までノートに整理していきました。当日何が出るか分からないので、つい手を広げようとする誘惑に駆られてしてしまうのですが、時間も限られていますし、収拾がつかなくなるので、京都・奈良に絞って整理するという戦略こそが正攻法であるということは受験後もその通りであると痛感しています。その中で、プレゼンテーション問題で「うどん」が出たので驚きました。125選の★(要注意!)にも「うどん」がありました。

(5)ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
12月5日に<模擬面接特訓>をしていただいた際、プロのガイドさんに、質疑応答でお客さんの意向を聞き、十分コミュニケーションをとることをアドバイスいただきましたが、今回もその重要性が再確認できました。<模擬面接特訓>を受けていないとこの点の重要性が理解できなかったと思います。取り急ぎご報告申し上げます。合格点に達しているかは、なんとも分かりません。フランス語のときよりよい波動を感じた気がします。繰り返しになりますが、これほどの教材の提供をいただいたこと、12月5日に<模擬面接特訓>までしていただいたことについて心から御礼申し上げます。

<模擬面接特訓>の感想
植山先生、フランス語のプロガイド様
本日は、お二人の先生方に<模擬面接特訓>のお時間をほぼ1時間もおとりいただきまして、心から御礼申し上げます。
私は今回フランス語の2次試験に初めて臨む受験者ですが、今回の<模擬面接特訓>は全てフランス語で実施され、本番同様の設定で特訓を受けることが出来て大変感謝しております。

何分今回初めて2次試験に臨むということで、多くの受験者に接していらっしゃる先生方の目から自分が合格水準に達しているのか、達していないのなら、受験日まで1週間を切っている現段階で何をどれだけ勉強すれば少しでも合格の可能性が高まるのかを確認しようという問題意識でおりました。

また、語学学習を愛する者の一人として、語学力が短時間で向上することは非現実的であることを痛いほど自覚しておりますので、その点はこの際捨象して、試験の流れを全体として身体に覚えさせること、通訳案内士試験が実施されている目的でもあるプレゼンテーション内容の充実についてヒントを得ることに注力して臨みました。

実際の面接試験については、2クールを通しで行っていただきました。通していただいた先生からのコメントとしては、
  • 冒頭の自己紹介の、名前、生年月日、住所については何度も練習しスラスラ言えるようにしておく。(緊張して住所のところでもたついてしまいました。)
  • プレゼンテーションにおいてもメモをとってもよく、2分間で何をどのように構成するかについてキーワードをメモにあらかじめ散りばめておく。(私は何分初めての体験で、メモをとっていませんでした。そのため時間を埋めようとして同じフレーズを繰り返してプレゼンしていたように思います。)
  • キーとなる言葉については正式な呼称を押さえておく。ネタバレということではなく、例えばですが世界遺産ならle patrimoine mondialでありl’héritage mondialなどと英語に引きずられないように。
  • 文化的かつ基本的概念である、例えばわび・さび、禅などについては、その特色を説明できるようにしておく。(300選を購入しておりますが、緊張ですっかり頭から飛んでしまいました。)
  • シチュエーション質疑応答では、Que voudriez-vous faire ? Qu'est-ce que vous préférez ?などのフレーズでお客様の意向を常に確認することで円滑なコミュニケーションを心がける。お客様を安心させ、楽しませることに心がけるようにというアドバイスは目から鱗でした。(ついつい一方的に話して時間を埋めようとしてしまっていました。)
加えて、300選を購入して繰り返し聞いたり自分で覚えようとしているものの実際プレゼンをやってみると、緊張で記憶が飛んでしまったりして、うまくいかないという不安について吐露したところ、植山先生からいただいた大局的なヒントとしては、(ばらばらに覚えようとするといろいろありすぎるので、)まず京都・奈良の世界遺産(各17資産、8資産)、それぞれの主な観光拠点、食べ物について大きく押さえておくこと、また、それぞれの柱についてスパイスを効かせる話(奈良公園の鹿がお辞儀をしているように見える等)や自分の得意分野の話を挿入できるようにして遊びをもたせること。
また、「京都は1000年の古都であること」等は万能フレーズとして、どのような角度の話題にでもジェネリックに挿入できるので、いくつかストックし、それを時間調整や全体構築のつなぎとすることをご教示いただきました。

緊張でいっぱいになっておりましたが、何となくですが、到達すべき点がおぼろげながら見えてきたことろ、プレゼンテーションやシチュエーション質疑応答ですぐにでも改善できる点が具体的に理解できて、無経験から来る不安が大きく取り除かれたように思います。
返す返すも、このような機会を無料で与えていただいた2先生に心から御礼申し上げます。来週さらに良いご報告ができますよう精進いたします。

<合格祝賀会>の感想
本日は素晴らしい合格祝賀会に参加させていただき、先生をはじめご来賓、音楽家の方々、企画・運営に携わっていただいた方々、同席させていただきお話させていただいた合格者の皆様に心より感謝申し上げます。


思い返せば昨年9月に「日本的事象英文説明300選」を購入させていただいてから12月の模擬面接特訓、今年1月の「通訳案内士業界の真実」、そして2月3日の合格、23日の合格祝賀会と、自分の人生において大変濃密な時間を過ごすことができました。ホームページで公開いただいている膨大な教材やノウハウ、販売いただいた教材、模擬面接特訓、業界の真実のお話、どれをひとつとっても長期にわたる知識、経験、ネットワークの集積であり、まさにPricelessとしか申し上げられません。
それらの文化遺産ともいうべき驚異的な蓄積はある意味、行政や関連業界への痛烈な、しかしながら本質的な意味において建設的な批判であるように思われました。そして本日の祝賀会では、ご来賓の方々のお話から感じる静かで激烈なenterpreneurshipに大いに触発されましたし、植山先生のお話の端々から今回の合格者を新たな戦闘へと誘う叱咤激励のメッセージを全身で受け取りました。今日の先生のお話の中でいくつか心にとめたものがありましたので、備忘録としてもここに書留めておきます。
先生は学生時代に西洋哲学を専攻され、自由について考察されたとのことでした。私自身も学生時代に哲学について学んだこと、とりわけドイツの哲学者ヘーゲルが「世界史は自由の意識の進歩である」といったことを思い出しました。


自分自身はずっとサラリーマンをやってきましたので、長い間被雇用者として当たり前に過ごしてきましたが、自由の実現のステップとして自らが自らを雇用するためには、卓越した事務能力、先見性、戦闘力が必要であることを痛感しました。先生は経営者時代常に20程度のTo do listが頭に入っていたとおっしゃいました。
あなたに実現すべきことはあるのか、それこそが大きく投げかけられた問いだと感じています。マクロの観点からも、日本経済の長期停滞、人口減少、リーマンショックを経て、長いデフレからインフレへの転換や地政学的な混迷、新たな戦前(タモリ)といわれる今日を迎え、外国人観光客の増加が日本の停滞の裏面であることもまた事実と思われます。
私は英語での合格ですが、英語の怜悧で狡猾な言語に内在する論理を学習しつつも、日本ならではの良い部分を伝えることができたらと思っています。本日はこのようなありえない(資本の論理を超越した)体験をさせていただき心から感謝するとともに、教え子としてのその精神を一部でも継承していけたらと思います。 

特別講演会「通訳案内士業界の真実」の感想
全国通訳案内士の資格取得を目指して学習していた昨年、遅まきながら植山先生のサイトにハロー通訳アカデミーのウェブサイトにたどり着きました。無償でこれほどまでの情報をシェアしていただくことが今日ありうるだろうかと思いつつも、素人が一見して分かるほど他の学校や書籍の追随を許さない、それどころか、当局の政策意図や射程、問題作成者の知識をはるかに上回る濃密な内容や時系列の分析に驚嘆しつつも、タダほど恐ろしいものはない(大変申し訳ありません笑)と思いつつ素直に導かれて学習をしてきた者です。
私自身はまだ合否発表待ちの身ですが、今回は「通訳案内士業界の真実」に参加することができ大変感謝しております。本日は、実際に通訳のお仕事をされているプロの先生と植山先生の貴重なお話を伺えたことで、合格したいという意欲、その後何をするべきかということが頭の中でクリアになりました。
植山先生のお話の中で、①旅行会社に雇われる場合、②派遣会社に雇われる場合、③自分でお客さんを獲得する場合、④自分で旅行会社を設立する場合について、それぞれのメリット、リスクをお伺いすることができたことが、今後自分が働くということがどういうことかということを根源的に考えるきっかけになりました。私は現在サラリーマンを34年ほどやっており、雇用者の意向に沿わないとクビになるという身分での生活をしてきました。振り返ると日本の教育においてはなるべくいい会社に勤める(雇用される)こと、あるいは公務員になることが暗黙裡に奨励され、自ら起業すること、他人と異なる行動をとることは意図的に推奨されなかったように思います。このような集団主義的かつ没個性的な教育が継続的に行われたことは、日本人の卓越した工業生産能力とともに戦後の飛躍的発展に貢献しましたが、今ではその限界が露呈して、害悪の方が大きくなってきているように思います。もはや組織的洗脳であったといえなくもないと思います(他人のせいにばかりしてはいけませんね笑)。植山先生は自力で稼ぐということは、収入に上限がなく、戦闘力(営業力)が必要、しかし定年はないとおっしゃいました。私には今それを実践できる戦闘力があるとは思いませんが、寿命がある限り自分の限界を知り、次のライフステージにつなげていくよい起爆剤を与えていただきましたことを心より感謝申し上げます。
(2022年度英語合格者) 

(ご参考)特別講演会「通訳案内士業界の真実」の資料

以上


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