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2024年度<日本歴史>の出題分析と2025年度対策

2025年04月30日 01時59分09秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
2024年度<日本歴史>の出題分析と2025年度対策
(2025年度受験対策<日本歴史>の傾向と対策から抜粋)

●出題分析(1):時代区分の特徴について
2024年度の日本歴史における出題は、例年通り、古代から近代に至る広範な時代を網羅する形で行われました。
なかでも、飛鳥時代、奈良時代、平安時代に属する問題が全体の四割近くを占め、菅原道真、仁和寺、弘仁・貞観文化、国風文化、近江田紫香楽宮、平清盛、日宋貿易、万葉集、浅間造、修験道、橋牟礼川遺跡に関する設問が見られました。
続いて、中世の鎌倉時代、室町時代、戦国時代からも、足利義満、細川勝元、松永久秀、刀狩令、源頼家、伊豆金山、伴天連追放之文に関連する出題がなされました。
さらに、江戸時代に関しては、堺、オランダ貿易、近松門左衛門、菱川師宣、天保の改革、歌舞伎、ラクスマン、大黒屋光太夫、大浦天主堂など、政治、文化、外交に関わる多彩な問題が出題されました。
近代に関しても、官営八幡製鉄所、筑豊炭田、東京駅、門司港駅といった日本の産業近代化に関わる重要事項が取り上げられております。
このように、古代、中世、近世、近代の各時代に均等な比重が与えられており、特定の時代に偏らず、日本史全体を体系的に把握することが不可欠であることが改めて示されたかたちとなりました。

●出題分析(2):過去問出題実績とその重要性について
今回の出題傾向を精査すると、過去に出題されたテーマが極めて高い頻度で再登場していることが明らかとなりました。
(1) 足利義満 (2015)(2016)(2018)(2020)(2023)(2024)
  2023年度に引き続いて、2年連続の出題である!
(2) 菅原道真 (2015)(2017)(2024)
(3) 仁和寺 (2016)(2017)(2018)(2020)(2022)(2024)
(4) 国風文化(2015)(2024)
(5) 平清盛 (2015)(2017)(2024)
(6) 万葉集(2019)(2023)(2024)
(7) 源頼家(2018)(2019)(2024)
(8) 近松門左衛門 (2008)(2011)(2012)(2013)(2018)(2024)
(9) 菱川師宣 (2008)(2010)(2024)
(10)歌舞伎(2005)(2024)
(11)ラクスマン (2010)(2013)(2015)(2024)
この傾向は、過去問の重要性を改めて浮き彫りにしています。
したがって、単に問題を解くだけでなく、各テーマに関連する背景事情や周辺知識まで広げて学び、体系的に整理しておくことが極めて重要であると言えましょう。
特に、直近十年間に頻繁に取り上げられた事象については、関連する歴史的背景を含め、確実に理解しておくべきです。

●出題分析(3):ジャンル別の傾向と対策について
2024年度の出題は、大きく四つの分野に分類することができます。
まず、政治・外交の領域では、足利義満、細川勝元、源頼家、刀狩令、天保の改革、ラクスマン、大黒屋光太夫といった人物や政策が取り上げられました。これらの問題は、単なる年号や事件名の暗記にとどまらず、当時の社会背景や政治情勢を深く理解することが求められます。
次に、文化・宗教に関する出題としては、仁和寺、弘仁・貞観文化、国風文化、修験道、浅間造、歌舞伎、近松門左衛門、菱川師宣、大浦天主堂が挙げられます。これらについては、それぞれの時代背景とともに文化的特色を深く理解し、建築様式や文学作品、宗教運動の意義を体系的に把握することが必要です。
また、経済・産業分野では、日宋貿易、伊豆金山、堺、オランダ貿易、筑豊炭田、官営八幡製鉄所に関する問題が出題されました。これらのテーマについては、中世から近代に至る経済活動の発展過程や貿易の変遷を、歴史の流れの中で整理することが望まれます。
さらに、史跡や建築物に関連する出題もなされており、紫香楽宮、橋牟礼川遺跡、東京駅、門司港駅などの文化財について、それぞれの歴史的意義や建築的特徴を正確に理解しておく必要があります。

●出題分析(4):その他の留意点
本年度の出題において特筆すべきは、世界遺産および文化遺産に関連する問題が多く見られた点にあります。仁和寺、橋牟礼川遺跡、大浦天主堂などが取り上げられ、日本文化の国際的評価に関する知識が問われました。
また、対外交流に関する出題も目立ちました。日宋貿易、オランダ貿易、ラクスマン、官営八幡製鉄所に関する設問から、日本がいかにして外来文化や技術を受容し、自国の発展に生かしてきたかを歴史の文脈で理解しておくことが求められます。
加えて、伊豆金山、堺、門司港駅に代表されるように、地方都市の経済史や産業発展にも焦点が当てられており、中央集権的な歴史観にとどまらず、地方史への理解を深める必要があることが示唆されています。

●2025年度受験者へのアドバイス
全国通訳案内士試験においては、過去問の勉強が合格への最も確実な道であることは疑いありません。
しかしながら、単に問題の正解を覚えるだけでなく、出題された事項に関連する背景事情や関連事項までを広く深く学び、体系的に理解することが求められます。
また、時代別の整理にとどまらず、政治、文化、経済、史跡というテーマ別の視点から横断的に学び、歴史を立体的に捉える習慣を身につけることが肝要です。
特に、飛鳥時代から平安時代にかけての古代史、江戸時代における文化と外交、明治以降の産業近代化については、重点的な対策を講じるべきであります。
加えて、世界遺産や対外交流、地方史に関する知識を万遍なく押さえ、広い視野をもって試験に臨むことが、合格への着実な一歩となるでしょう。

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2024年度問題
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【1】足利義満【中世:室町時代】(2015)(2016)(2018)(2020)(2023)(2024) 
室町幕府3代将軍。京都室町に将軍邸宅「花の御所」を造営。1392年には南北朝の合一を実現した。北山に金閣を建て、北山文化を現出。15世紀初頭明と国交を開き、日明貿易[勘合貿易]を行った。

【2】菅原道真【古代:平安時代】(2015)(2017)(2024)
平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。遣唐使の廃止を建議した。のち、讒言により大宰府に左遷。
「東風(こち)吹かば匂ひをこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ」(2017)

【3】細川勝元【中世:室町時代】
細川勝元(1430~1473)は、室町時代中期の武将で、管領を務めた有力守護大名である。将軍足利義政を補佐し、政権を支えたが、将軍家の後継問題をめぐって山名宗全と対立し、応仁の乱を引き起こした。勝元は東軍を率いて戦ったが、乱は長期化し、全国に戦乱が広がった。勝元は乱の途中で病没し、混乱はさらに続いた。

【4】仁和寺【古代:平安時代】(2016)(2017)(2018)(2020)(2022)(2024)
仁和寺(にんなじ)は、京都市右京区にある真言宗御室派の総本山で、888年、宇多天皇により創建された。平安時代から代々皇族が住職を務めた「門跡寺院」として知られる。境内には国宝の金堂や五重塔があり、御室桜と呼ばれる背の低い桜も有名である。世界文化遺産「古都京都の文化財」の一つとして登録されている。

【5
(a)弘仁・貞観文化【古代:平安時代】(810~877) 
弘仁・貞観文化は、9世紀前半、平安時代初期に花開いた文化で、嵯峨天皇・淳和天皇・仁明天皇の時代を中心とする。唐文化の影響を受けつつも、日本独自の洗練と安定を特徴とした。空海や最澄による密教文化の発展、また『日本霊異記』などの文学、彫刻では一木造による仏像制作が盛んに行われた。政治・宗教・芸術が調和した時代である。
(b)国風文化【古代:平安時代】(2015)(2024)
国風文化は、平安時代中期(10世紀~11世紀)に発展した、日本独自の貴族文化である。唐の影響から脱し、和様の書道、仮名文学、寝殿造の建築様式などが生まれた。『源氏物語』や『枕草子』などの文学が栄え、絵巻物や大和絵も発展した。貴族たちは四季や恋愛を題材にした美意識を重んじ、優雅で洗練された文化を築いた。

【6】近江田紫香楽宮(しがらきのみや)【古代:奈良時代】
紫香楽宮は、奈良時代の天平14年(742年)に聖武天皇が近江国甲賀郡(現在の滋賀県甲賀市信楽町)に造営した離宮です。翌年には「大仏造立の詔」がこの地で発せられ、甲賀寺の建立と大仏鋳造が始まりました。しかし、天平17年(745年)に相次ぐ火災や地震により、都は平城京に戻され、紫香楽宮は短期間で廃都となりました。近年の調査で、宮町地区が宮殿跡、黄瀬・牧地区が寺院跡(甲賀寺)とされ、国の史跡に指定されています。

【7】平清盛【古代:平安時代】(2015)(2017)(2024)
平清盛(1118~1181)は、平安時代末期の武将であり、平氏政権を築いた中心人物である。保元・平治の乱を経て権力を掌握し、太政大臣にまで昇進した。日宋貿易を推進し、経済力を背景に平氏一門の繁栄を図ったが、急速な権力集中が反発を招き、後の源平合戦へとつながった。清盛の死後、平氏は次第に衰退していった。

【8】日宋貿易【古代:平安時代】(磁器)
日宋貿易は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて日本と中国の宋との間で行われた交易である。平清盛が積極的に推進し、主に博多港を拠点に輸出入が行われた。日本からは金や硫黄、刀剣などが輸出され、宋からは銅銭、陶磁器、書籍、絹織物などが輸入された。これにより日本の経済や文化は大きな影響を受け、貨幣経済も進展した。

【9】松永久秀【中世:安土・桃山時代】
松永久秀(まつなが ひさひで、1510頃~1577)は、戦国時代の武将であり、三好氏に仕えて頭角を現した後、独自に勢力を拡大した。巧みな策略と裏切りで知られ、将軍や大名の争いに深く関与した。後に織田信長に従ったが、二度にわたり反逆し、最終的に信長に攻められて自害した。

【10】刀狩令【中世:安土・桃山時代】(豊臣秀吉)
刀狩令は、1588年に豊臣秀吉が発布した政策で、農民から武器を没収することを目的とした。これにより仏殿の鋳造に使うとされた。刀狩令は、戦国時代の混乱を収め、安定した統治体制を築く上で重要な役割 を果たした。

【11】万葉集【古代:奈良時代】(2019)(2023)(2024)(山部赤人)
『万葉集』は、奈良時代後期に成立した日本最古の歌集であり、約4500首の和歌を収めている。天皇から庶民まで幅広い階層の人々の歌が集められ、多様な感情や自然への賛美が表現されている。代表的な編者には大伴家持がいる。素朴で力強い表現が特徴であり、日本文学の原点とされ、後世の和歌や国文学に大きな影響を与えた。

【12】源頼家【中世:鎌倉時代】(2018)(2019)(2024)
源頼家(1182~1204)は、鎌倉幕府の第2代将軍で、源頼朝の長男である。頼朝の死後、若くして将軍となったが、独断的な政治姿勢が御家人たちの反発を招いた。北条氏ら有力御家人により権力を奪われ、伊豆修善寺に幽閉された後、暗殺された。頼家の失脚により、鎌倉幕府における北条氏の権力がさらに強まった。

【13】浅間造【古代:平安時代】(富士山本宮浅間大社)
浅間造(せんげんづくり)は、平安時代に成立した神社建築様式の一つで、静岡県の富士山本宮浅間大社の本殿に代表される。特徴は、二層構造の楼閣風本殿で、上層と下層に屋根を持つ点にある。優雅で荘厳な雰囲気を漂わせ、神聖な山である富士山を祀るにふさわしい形式とされた。浅間造は全国の浅間神社に広く影響を与えた。

【14】修験道【古代:飛鳥時代】(出羽富士関連問題)
修験道(しゅげんどう)は、飛鳥時代に成立した日本独自の宗教で、山岳修行を通じて霊的力を得ようとする修行体系である。仏教、神道、道教の要素を融合し、役小角(えんのおづぬ)(634~700)を開祖と伝える。修験者(山伏)は険しい山々で厳しい修行を行い、現世利益や救済を目指した。吉野・熊野・大峰山などが主要な修行の地として知られる。

【15】橋牟礼川遺跡【古代:平安時代】(薩摩富士関連問題)
橋牟礼川遺跡(はしむれがわいせき)は、鹿児島県指宿市に位置する縄文時代から平安時代にかけての複合遺跡である。1918年の発掘調査で、下層から縄文土器、上層から弥生土器が出土し、縄文時代が弥生時代より古いことが初めて学術的に証明された。また、874年の開聞岳噴火により火山灰に埋もれた平安時代の集落跡が発見され、「東洋のポンペイ」とも称される。この遺跡は、隼人文化の研究にも重要な史跡である。

【16】伊豆金山【中世:鎌倉時代~近世:江戸時代】
伊豆金山(いずきんざん)は、静岡県伊豆半島に位置する金鉱山群で、特に中世から江戸時代にかけて栄えた。鎌倉時代に採掘が始まり、戦国時代には武田氏や豊臣秀吉によって重視され、江戸幕府も直轄管理した。主な金山には土肥金山や仁科金山があり、金の産出は幕府財政を支える重要な役割を果たした。現在は一部が観光地として整備されている。

【17】堺【近世:江戸時代】(江戸幕府直轄地関連)
江戸時代、堺は幕府の直轄地(天領)として統治され、重要な貿易・経済拠点となった。戦国時代の自治都市的性格は抑えられたが、商業活動は依然盛んであり、特に刃物、織物、陶磁器などの生産と流通で知られた。幕府は堺を通じて経済を管理し、海外との限定的な交流や物資の流通を統制する役割も担わせた。

【18】オランダ【近世:江戸時代】(江戸中期以降開国前の貿易相手国)
江戸時代中期以降、オランダは日本にとって唯一の西洋貿易国として特別な地位を占めた。長崎・出島に商館を置き、幕府の厳しい管理下で貿易を続けた。輸入品は医学書、科学技術、絵画、ガラス製品など多岐にわたり、これにより蘭学が発展した。オランダは、キリスト教布教を行わないことを条件に、日本との交流を許された。

【19】近松門左衛門【近世:江戸時代】(2008)(2011)(2012)(2013)(2018)(2024)
近松門左衛門(1653~1725)は、江戸時代中期の浄瑠璃・歌舞伎の脚本家である。大阪を拠点に活躍し、世話物と呼ばれる庶民の日常を描く作品で人気を博した。代表作には『曽根崎心中』や『冥途の飛脚』があり、人間の情愛や苦悩を生き生きと表現した。彼の作品は、後の日本演劇や文学に大きな影響を与えた。

【20】菱川師宣【近世:江戸時代】(2008)(2010)(2024)
菱川師宣(ひしかわ もろのぶ)(618~1694)は、江戸時代前期の浮世絵師であり、浮世絵の確立者とされる。木版画による浮世絵を大衆に広め、絵入りの小説や美人画で人気を集めた。代表作に『見返り美人図』があり、優雅で洗練された描写が特徴である。師宣の活動により、浮世絵は庶民文化として定着し、後の浮世絵発展の礎となった。

【21】天保の改革【近世:江戸時代】
天保の改革は、江戸幕府老中・水野忠邦が主導し、1841年から行われた政治改革である。財政再建と社会秩序の立て直しを目的に、物価統制、贅沢禁止、農村復興策、株仲間の解散などを実施した。しかし、改革は庶民や商人の反発を招き、十分な成果を上げられず、忠邦の失脚とともに終息した。幕府の衰退を象徴する改革でもある。

【22】歌舞伎【近世:江戸時代】(2005)(2024)
江戸時代、歌舞伎は幕府の公認を受けた江戸三座(中村座、市村座、森田座)を中心に上演された。三座は江戸市中での歌舞伎興行を独占し、芝居町に拠点を置いた。庶民の娯楽として人気を博し、華やかな舞台演出や豪華な衣装、個性的な役者たちが特徴となった。江戸三座の存在は、歌舞伎の発展と都市文化の形成に大きな役割を果たした。

【23】ラクスマン【近世:江戸時代】(2010)(2013)(2015)(2024)
ラクスマンは、18世紀末にロシア帝国の使節として日本に派遣された人物である。1792年、漂流民大黒屋光太夫を送り届ける名目で根室に来航し、通商を求めた。幕府は直接の交渉を避けたが、長崎来航を許可する信牌を与えた。ラクスマンの来航は、鎖国下の日本にとって西洋との接触を考える契機となった。

【24】大黒屋光太夫【近世:江戸時代】
大黒屋光太夫(1751~1828)は、伊勢国(現在の三重県)出身の船頭である。1782年、航海中に遭難してロシアに漂着し、約10年にわたり滞在した後、女帝エカチェリーナ2世の支援を受けて帰国を果たした。1792年、ロシア使節ラクスマンとともに根室に到着し、日本とロシアの接触のきっかけをつくったことで知られる。

【25】大浦天主堂【近世:江戸時代】
大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)は、長崎市にある日本最古の現存するキリスト教教会堂で、1864年にフランス人宣教師によって建立された。正式名称は「日本二十六聖人殉教者聖堂」である。国宝に指定されており、ゴシック様式の美しい建築が特徴。建立直後に「潜伏キリシタン」の信徒たちが訪れたことでも知られ、信仰復活の象徴とされている。

【26】伴天連追放之文(ばてれんついほうのぶみ)【中世:安土・桃山時代】
伴天連追放之文は、1587年に豊臣秀吉が発した法令で、キリスト教の宣教師(伴天連)を国外追放し、日本国内での布教活動を禁止したものである。九州平定後、キリスト教勢力の拡大を警戒して出されたが、当初は取締りが緩やかだった。この法令は、後の本格的なキリスト教禁制政策の先駆けとなった。

【27】ドイツ(の技術)(官営八幡製鉄所)【近代:明治時代】
官営八幡製鉄所は、1901年に福岡県で操業を開始した日本初の本格的な製鉄所であり、明治政府の近代化政策の一環として建設された。設計・技術面では主にドイツの最新技術が導入され、高品質な鉄鋼を大量生産する体制が整えられた。八幡製鉄所は日本の産業発展と軍事力強化に大きく貢献し、後の重工業発展の基盤となった。

【28】筑豊炭田(ちくほうたんでん)【近代:明治~昭和時代】
筑豊炭田は、福岡県中央部に広がる日本最大級の炭田で、明治から昭和初期にかけて日本の近代化と工業発展を支えた。官営八幡製鉄所への石炭供給地として重要な役割を果たし、多くの炭鉱が操業した。労働環境は厳しかったが、地域経済の中心となった。エネルギー需要の変化により、昭和後期には衰退した。

【29】東京駅【近代:大正時代】
東京駅は、1914年に開業した日本を代表する鉄道駅で、建築家辰野金吾によって設計された。赤レンガ造りの壮麗な外観とドーム型屋根が特徴で、欧風のネオ・バロック様式を取り入れている。戦災で一部損壊したが、平成に入り創建当時の姿に復元された。重要文化財にも指定され、日本の近代建築史において重要な位置を占める。

【30】門司港駅(もじこうえき)【近代:大正時代】(重要文化財)
門司港駅は、福岡県北九州市にある鉄道駅で、1914年に開業した。ネオ・ルネサンス様式を基調とした木造二階建ての洋風建築が特徴で、駅舎は国の重要文化財に指定されている。大正時代の趣を色濃く残し、レトロな街並みとともに観光地としても人気が高い。平成期に保存修理が行われ、往時の姿がよみがえった。

以上


2024年版(令和6年版)観光白書の解説動画

2025年04月30日 01時03分29秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
2024年版(令和6年版)観光白書の解説動画

第1次筆記試験<一般常識>には、毎年、「観光白書」から出題されていますが、2024年版(令和6年版)観光白書について観光庁観光戦略課長の河田敦弥氏が詳しく説明していますので、2025年度の受験者は、是非、下記の動画をご覧ください。

●2024年版(令和6年版)観光白書について
(観光庁観光戦略課長 河田敦弥

●2025年度受験対策<一般常識>の傾向と対策(全112ページ)
(サンプル閲覧用)
http://www.hello.ac/2025.gen.sample.pdf

2025年度受験対策<通訳ガイドテキスト>(全170ページ)
(閲覧用)
http://www.hello.ac/2025.guidetext.pdf

●上記をご希望の方は、<ハローカラー印刷サービス>よりお申込みください。現在、「キャンペーン特価」にて販売中です。
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/ebb0fe30d2134dc5ce0c238d02856180

以上





特別講演会<2025年度合格のコツ>受講の感想

2025年04月28日 09時16分44秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
特別講演会<2025年度合格のコツ>受講の感想

●動画(特別講師 松下泰)

●植山先生
今日は貴重な会を開いてくださりありがとうございました
優先事項、今後の道標をはっきりさせるために参加しましたが、その目的が叶えられました。
明日からの指針が決まり、そこに全力投球していく所存です!
また、今日の会では繰り返し、先生の哲学である【決心することの重要性】【自分が自分の司令塔になる】など、いいお話を直接先生のお口から聞くことができ、確実にパワーをいただくことができたと思います。
会場の迎賓館は、動画でお馴染みの場所ではありましたが、想像以上にゴージャスで、至福の4時間を過ごさせていただきました。お飲み物やお菓子までおもてなしいただき、先生のgiverとしての生き様に触れた思いです。
また今日は、同じ目標を持つ仲間との出会いが楽しみの一つでもありました。みなさん華麗な経歴を持つ方ばかりなのにとても親しみやすい方々で、今後も支え合って全員で合格を勝ち取りましょう!と意気揚々と語り合うことができました。これはセミナーに参加した人たちの特権ですね!
本当に何もかも、期待以上で愛知県からはるばる来た甲斐がありました。
一次試験が通りましたら、二次試験対策セミナー、合格したら通訳ガイドの仕事のセミナー、起業セミナーなど参加させてもらおうといまからその日が楽しみでなりません(笑)
特別講師の松下先生、そして、講演会を開いてくださった植山先生、今日は本当にありがとうございました

●植山先生
本日は、特別講演会にお招きいただきまして誠にありがとうございました。
オンラインで拝見しているステンドグラスのランプのあるお部屋で、少人数の特別講演会は、アットホームな雰囲気で、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
特別講師の松下泰さんのお話は、大変参考になりました。一発合格を目指す、と気合を入れてくださりながらも、ご自身も2回挑戦なさったとの体験談は、恐縮ながら、身近にも感じることができ、自分への励みになりました。
とはいえ、ほとんど勉強せずに一般常識や実務の科目をパスなさった大変優秀な方だと存じます。その方が、翌年の必勝のために歴検やセンター試験を受けるなど、戦略を練る一方、一生懸命勉強をなさったということ、自戒しながら拝聴しました。
松下先生には、勉強方法や参考図書を惜しみなく披露いただき、本当に感謝申し上げます。
また、植山先生の「傾向と対策」の有効性をしっかりと教えていただきました。
植山先生には、「決心すること」がいかに重要かというお話をいただきました。日々の雑事に追われ、気持ちばかり焦っていましたが、ここでしっかり決心しようと気持ちを引き締めました。日々の雑事の量が減るわけではないのですが、勉強に向かう真剣さを、数段階上げなければ、と気持ちを新たにした日となりました。
今年は、昨年落とした地理と歴史を通過し、2次試験に臨まなければなりません。実現する、という強い思いで、本日いただいた新しい「地理の傾向と対策」に早速とりかかりたいと思っています。
最後に、本日参加なさった皆様とは、早速意気投合しました。皆様、それぞれに豊かな経歴をお持ちの一方、勉強への意欲とホスピタリティーに溢れ、今後も連絡を取り合おうと連絡先の交換をしたり、別れる前に写真を撮ったりしました。
仲間を見つけることができて大変嬉しく思いました。
植山先生、本日は、お忙しい中、長時間にわたり、その上時間延長をして、このような会を設け、通訳案内士を目指す私どもを応援してくださり、誠にありがとうございます。ご自身の経験、資料や場所や時間を惜しみなく分けてくださいますこと、心から感謝申し上げます。
試験に合格することが先生へのご恩返しと思い、努力したいと存じます。
引き続き色々とご指導賜りますようお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。

●植山先生
本日は、濃厚でかつ楽しい特別講演会を本当にありがとうございました!
植山先生はもちろんのこと、特別講師の松下先生を始め、ご参加の皆さんがそれぞれ、海外勤務を経験されたり、外国とのかかわりのあるお仕事をなさってらっしゃる方々が多く、たいへん刺激になり、頑張ろう!っという前向きな気持ちになれました。
本当にありがとうございました!
で、英語を始めとする久しぶりの勉強を始めるにあたり、何から始めたらいいのだろうか、と思っていたところ、本日、植山先生が大学受験の時の英語のお話をしてくださいました。それが、駿台予備校の伝説の鈴木長十先生だったことに驚きました。
私が一浪の19歳の夏、駿台に通い始めた年の夏だったでしょうか、鈴木先生の訃報が掲示板に出ていた記憶があります。当時私は、鈴木先生を直接存じ上げず、駿台予備校英語科の伝説の講師として耳にしていたのでした。ちなみに、私の駿台入学当時の英語科主任は、伊藤和夫先生という鈴木長十先生を承継した先生でした。
というような次第で、伝説のレジェンド講師から継承して作成された植山先生の英語テキストを徹底的に使わせていただくことによって、合格がほんの少し先の目の前にあるのではないかと、本日確信いたしました。
それから本日の講演会では、植山先生が「相変わらず」各種業界の裏話をたくさんしてくださったのが面白く、興味津々! 
実に刺激され、いつの日か、私もそのような裏話ができるような日が来るように頑張ろう!と思いました。
最後に(その1)、濃厚かつ有益、そしてユーモラスで楽しい時間と空間を提供してくださった植山先生と特別ゲスト講師の松下先生を始め、本日の講演会に参加された皆さまに心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
最後に(その2)、それぞれが環境の違う所で、それぞれが厳しい時間の制約のある環境の下で同じ試験の合格を目指している、なんだか嬉しい気持ちで帰途につき、とにかくみんなで頑張りましょう!
と、帰りの自転車で思いました。
本当に、今日は植山先生、皆さん、お疲れ様、そしてありがとうございました!

●植山先生
今日は大変為になる講演会を開催して頂きありがとうございました。
まず合格すると決心すること。
英語に関してはやはりきちっと5文型に則して英文を読まないと点数はとれない。教本A、教本Bでカバーできます。TOEICにもこの法則はあてはまる。まずは教本Aを繰り返し解き、それと同時に既出問題の多読すること。本当に目からウロコでした。ありがとうございました。
残りの教科は、先生の力作の<傾向と対策シリーズ>に絞って覚えます。資料は本当に素晴らしいです。
例えば通訳案内の実務ではほとんどの問題が観光庁研修テキストから出題されており、しかも繰り返し同じ問題や類題が出題されていている。素晴らしい分析だと思いました。この資料をなくして合格はあり得ないと感じました。
このような至れり尽くせりの資料を提供して頂き大変感謝致します。ありがとうございます。
なるべく免除科目を作ること。そうすることで精神的に負担が軽くなりますし、2次面接の勉強もできるようになります。
松下さんの2次面接の勉強法やガイドの体験談をお話しいただき目からウロコでした。
試験勉強で利用された教材を見せていただき大変参考になりました。ありがとうございました。
参加された方々と交流もできてモチベーションが上がりました。
このような会を開いていただき、本当にありがとうございました。
先生の期待に応えられるよう頑張ります。
先生ご自愛ください。
今日は本当にありがとうございました。

●植山先生
今日はありがとうございました。2ヶ月前の「通訳案内士業界の闇」の講演会も刺激的でしたが、今日も先生のエネルギーに心打たれました。
合格するためには、何より「決心」が必要だということを先生が強調されていました。
頑張って2ヶ月前、その決心がつかないのにセミナーを受けさせていただき、実はその後のセミナーもまだ決心がつかなかったのですが、今回は思うところあり、
決意して臨んだつもりです。徹底的に喝を入れていただきました。ありがとうございます。自分の「司令官」になります!
英語だけしか免除はなく、筆記試験4科目が残っていますが、一発合格を目指して頑張るつもりです。
植山先生の<傾向と対策シリーズ>を重点的に勉強します。
また、急遽、特別講師として参加していただいた松下先生のお話も大変参考になりました。
努力して臨んでもその場合の困難により運不運があることは覚悟してましたもの、実際にお話を伺うと緊張感があります。
心して臨みたいと思います。試験に向けての二次的なお知らせも参考になりました。
ありがとうございます。
2ヶ月前の講演会も先日、植山先生のホスピタリティには本当に頭が下がります。終了後、一緒に駅まで戻ってきた方々と一発合格を誓い合いました。
是非、合格祝賀会で先生にお会いしたいです!
それではまたよろしくお願いいたします。

●植山先生
本日は、特別講習会<2025年度合格のコツ>ご指導いただき、ありがとうございました。
4時間以上長時間の講義もなく、先生の豊富なご経験に基づいた実践的なお話や、考えを込めた語り口に引き込まれ、気づけばあっという間に時間が過ぎてしまいました。
また、松下先生からも、ご自身の経験をもとにした細やかなアドバイスを頂き、これからの準備に向けて、自分なりの道筋を見つけることができました。
さらに、様々なバックグラウンドを持つ皆様にご参加いただき、皆様と交流する中で、多くの刺激を受けて、大変貴重な時間となりました。
これからは、植山先生が長年積み重ねてきた知恵(唯一無二のものだと思います)を信じて、自分も前向きに進んで行こうと思います。
今日は本当にありがとうございました。

●植山先生
本日の講演会で直接先生のお話を聞き熱量に触れ、やる気をあらたにしました。
過去問を徹底的にマスターし限界をつくらず英語とドイツ語漬けの毎日を過ごすことを心にきめました。
松下先生の経験談と実践的なアドバイスにも感謝しています。
良いご報告ができるように精進して参りますのでこれからもよろしくお願いいたします。

●植山先生
本日は貴重な学びの機会をありがとうございました。
改めまして、本日は貴重な学びと出会いの機会をありがとうございました。
本日のお二方の講師のお話で印象に残ったのは下記5点です。
(1)トランプ大統領に負けない決心
(2)ライバルではなく仲間
(3)素直に歴史(過去問、傾向と対策)から学ぶ
(4)自分が自分の司令官になる
(5)迷ったり不安になったりする暇があるなら1つでも知識を増やして合格に近づく
を肝に銘じて残りの期間を過ごしていきます。
これまでは1人で黙々と勉強するだけでしたので、今回多彩な同期受験の仲間と知り合えたことも大変嬉しく思っています。
最後になりましたが、50年に渡る膨大な情報の蓄積を惜しみなくご提供いただけることに改めて感謝申し上げます。
一発合格に向かって頑張ります!
本日はありがとうございました。

●植山先生
今日は、4時間30分の長い講習ありがとうございました。
もう一度、決心をし直して、先生の作成準備した資料を主として、勉強を進めてまいります。
松下さんの厳しさも、私たちに寄り添って求めた講義、大変ありが拝聴しました。
次は、2次試験の訓練に参加出来るように、精進してまいります。
はい、ありがとうございました。
引き続き、よろしくお願い致します。

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<傾向と対策シリーズ>のご紹介
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<傾向と対策シリーズ>が有料になった理由
<傾向と対策シリーズ>は、合格者数48年連続全国第1位を誇るハロー通訳アカデミーの「受験ノウハウの結晶」のような資料です。
各科目とも、私が、過去数十年以上、累計数百時間以上の労力を注いで作り上げてきた「作品」であり、年金生活の私が今後とも継続的に高品位なサービスをご提供させていただくために、誠に恐縮ではございますが、今回から有料(現在、キャンペーン特価3,500円)にて販売させていただくことにいたしました。
「すべての教材が無料!」のハローのポリシーに反するようで誠に申し訳ございませんが、事情ご賢察の上、ご理解、ご協力いただければ幸いでございます。


(1)<日本地理>の傾向と対策(全141ページ)
(サンプル閲覧用)
http://www.hello.ac/2025.geo.sample.pdf

(2)<一般常識>の傾向と対策(全112ページ)
(サンプル閲覧用)
http://www.hello.ac/2025.gen.sample.pdf

(3)<通訳案内の実務>の傾向と対策(全75ページ)
(サンプル閲覧用)
http://www.hello.ac/2025.jitumu.sample.pdf

(4)<日本歴史>の傾向と対策の傾向と対策
間もなく、販売開始の予定です。

(5)通訳ガイドテキスト(全170ページ)
(閲覧用)
http://www.hello.ac/2025.guidetext.pdf

 ●上記をご希望の方は、<ハローカラー印刷サービス>よりお申込みください。現在、キャンペーン特価にて販売中です。

以上

2025年度受験対策<傾向と対策>シリーズ

2025年04月26日 15時38分50秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
2025年度受験対策<傾向と対策>シリーズ

第1次筆記試験対策の最強の教材<傾向と対策>シリーズで合格を勝ち取ってください!

●<日本地理の傾向と対策>
(サンプル閲覧用)
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●<一般常識>の傾向と対策
(サンプル閲覧用)
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●<通訳案内の実務>の傾向と対策
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●<日本歴史の傾向と対策>
間もなく、販売開始の予定です!

●(ご参考)2025年度受験用「通訳ガイドテキスト(初版)」
(出題情報記入込み)
(閲覧用)
http://www.hello.ac/2025.guidetext.pdf

●上記の印刷された冊子をご希望の方は、<ハローカラー印刷サービス>をご利用ください。
現在、<傾向と対策>シリーズは、特価販売中です!
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/ebb0fe30d2134dc5ce0c238d02856180

以上

<通訳案内の実務>に「関連法令」から毎年出題されている理由

2025年04月22日 19時36分45秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
<通訳案内の実務>に「関連法令」から毎年出題されている理由

2024年度の第1次筆記試験<通訳案内の実務>には、①通訳案内士法、②旅行業法、③著作権法、④薬機法、⑤景品表示法の関連法令、⑥住宅宿泊事業法から9題が出題されました。

<通訳案内の実務>の全17題のうちの9題なので、52.9%、点数でいうと、27点/50点(54.0%)を占めていました。

これは、意外と意識されていないのですが、つまり、関連法令を制する者が、<通訳案内の実務>に合格できるのです。

下記は、2018年度~2024年度に「関連法令」の出題実績なのですが、同じ条項が繰り返し出題されていることも注目されます。

(ご参考)2025年度受験対策<通訳案内の実務>の傾向と対策(閲覧用)
http://www.hello.ac/2025.jitumu.pdf

(ご参考)2025年度受験用「通訳ガイドテキスト(初版)」(出題情報記入込み)(閲覧用)
http://www.hello.ac/2025.guidetext.pdf

上記2冊の印刷された冊子をご希望の方は、<ハローカラー印刷サービス> (通訳案内士の実務の項目)をご利用ください。

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<通訳案内の実務>に「関連法令」から毎年出題されている理由
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【1】「関連法令」からの出題
(1)2018年度以降、毎年、関連法令から出題されている。
(2)2025年度受験者は、①通訳案内士法、②旅行業法、③著作権法、④薬機法、⑤景品表示法に注意!
(3)各年度の関連法令からの出題実績は下記の通りである。

【2】通訳案内士法(出題実績)
2018年度→第2条(3題)、第30条(3題)、第32条、第36条(計8題)
2019年度→第1条、第2条、第3条、第18条、第29条、第32条(計7題)
2020年度→第30条、第31条、第52条(計3題)
2021年度→第2条(計1題)
2022年度→第1条、第29条(計2題)
2023年度→第1条、第13条、第25条(計3題)
2024年度→第36条、第52条(計2題)

【3】旅行業法(出題実績)
2018年度→第12条(計1題)
2019年度→第1条(3題)、第32条、第34条(計5題)
2020年度→第12条、第13条、施行規則第32条の2(計5題)
2021年度→第12条(2題)、第34条(計3題)
2022年度→第2条、第12条、第13条、第32条(計4題)
2024年度→第4条、第12条(計3題)

【4】景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)(出題実績)
2019年度→第5条第2項(計1題)
2020年度→第5条第2項(計1題)
2021年度→第2条第4項(計1題)
2022年度→第5条第2項(計1題)
2024年度→第2条第4項(計1題)

【5】著作権法(出題実績)
2018年度→第5条第2項(計1題)
2020年度→第5条第2項(計1題)
2022年度→第5条第2項(計1題)
2024年度→第119条(計1題)

【6】薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)(出題実績)
2018年度→第66条第2項(虚偽、誇大広告の禁止)(計1題)
2019年度→第66条第2項(虚偽、誇大広告の禁止)(計1題)
2022年度→第66条第2項(虚偽、誇大広告の禁止)(計1題)
2024年度→第66条第2項(虚偽、誇大広告の禁止)(計1題)

【7】道路運送法(出題実績)
2018年度→第9条第2項(一般旅客自動車運送事業の運賃及び料金)(計1題)
2023年度→第78条(一般旅客自動車運送事業の有償運送)(計2題)

【8】住宅宿泊事業法(出題実績)
2024年度→第3条(届出義務)(計1題)

【9】「通訳案内の実務」で関連法令が出題される理由(植山の私見です)
「通訳案内の実務」において関連法令(①通訳案内士法、②旅行業法、③著作権法、④薬機法、⑤景品表示法、⑥住宅宿泊事業法、⑦道路運送法など)が出題されるのは、通訳案内士が法令遵守のもとで安全かつ適切に業務を行うために、これらの法律に関する基本的な理解が不可欠であるからです。

まず、①通訳案内士法は、通訳案内士制度そのものを規定しており、名称の独占、登録義務、業務範囲、守秘義務など、資格者としての基本的な法的位置づけを明示しています。通訳案内士として活動する上で、自己の法的義務を理解し、適切な範囲内で業務を遂行するためには、この法律の正確な理解が不可欠です。

②旅行業法は、旅行業者とそれ以外の者(たとえば通訳案内士など)の業務の範囲を明確に区別するために重要です。通訳案内士が旅行契約の締結を代行することは法律上禁止されており、旅行商品の販売や手配を行うには旅行業の登録が必要です。ガイド業務の中で観光ルートの提案や施設予約などを行う際にも、法的な線引きを誤らないようにすることが求められます。

③著作権法は、案内時に使う写真、地図、資料、映像などの利用に関係し、無断使用による権利侵害を避ける上で必要な知識です。訪日外国人向けの資料を作成・翻訳する場面でも、出典の明示や利用許諾の有無など、基本的な著作権リテラシーが求められます。

④薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)は、観光客から日本の医薬品や健康関連製品について質問を受ける場面で重要です。外国人旅行者に対して効能効果を保証したり、医療行為のような説明を行うことは、誤解を招きかねず、法に触れる可能性もあります。

⑤景品表示法は、土産物や体験プログラムを紹介する際に、過大広告や事実と異なる表示を避け、公正な案内を行うことに関係します。観光客に安心して商品やサービスを利用してもらうためにも、法令に基づいた正確な情報提供が必要です。

⑥住宅宿泊事業法(いわゆる民泊新法)は、近年需要が高まっている民泊施設の利用に関して、法に適合した宿泊施設かどうかを判断する際に役立ちます。違法民泊の紹介や予約の手助けをすれば、通訳案内士自身が法的責任を問われる可能性もあるため、事前に制度や規制を理解しておくことが不可欠です。

⑦道路運送法も非常に重要です。通訳案内士が観光客を車で送迎することは、原則として「白タク行為」として禁止されています。旅程中の移動手段に関しても、適法な運送事業者を利用するよう手配・案内することが求められます

このように、通訳案内士は単に言語を媒介するだけでなく、日本の制度、商習慣、社会規範を踏まえて観光客に安心・安全・快適なサービスを提供することが期待されています。そのため、関連法令を理解し、実務において法令順守を徹底することが、プロフェッショナルとしての信頼性と資質を担保するうえで非常に重要なので、試験においてもその理解度が問われるのです。

以上

特別講演会「2025年度合格のコツ」開催のお知らせ

2025年04月16日 12時32分47秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
特別講演会「2025年度合格のコツ」開催のお知らせ

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特別講演会「2025年度合格のコツ」要項
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●講演会名:特別講演会「2025年度合格のコツ」

●開催予定日時:
(1)2025年4月19日(土曜日)【12:30~16:00】
(2)2025年4月20日(日曜日)【12:30~16:00】
(3)2025年4月26日(土曜日)【12:30~16:00】
(4)2025年4月27日(日曜日)【12:30~16:00】

・申込書にて参加希望日をお知らせください。折り返し、当方よりあなたの参加日をお知らせいたします。

●内容:
(1)合格者数48年連続全国第1位の実績を誇るハロー通訳アカデミーの受験合格ノウハウをすべて公開します。
(2)少人数(9名以下)での開催ですので、参加者の個別の疑問、質問にも丁寧にお応えいたします。
(3)参加者同士の交流の時間を設けますので、お互いに友達のネットワークを広げてください。

●参加資格:2025年度全国通訳案内士試験受験予定者で真剣に合格したい方
●場所:ハロー通訳アカデミー迎賓館(新宿、渋谷より約30分)
●講師:植山源一郎学院長
●定員:9名(定員になり次第締め切りますので、お早目にお申込みください)
●参加費用:3,000円(振込みが完了した時点で予約確定します)
●参加日が確定しましたら、下記に、参加費用(3,000円)をお振込みください。
振込み銀行口座:
みずほ銀行浜田山支店
普通口座 3028299
名義:植山源一郎(ウエヤマゲンイチロウ)

●申し込み:下記の「申込書」にてお申込みください。

━━━━━━━
申込書
━━━━━━━
参加希望者は、下記をコピペしてメールにてお申込みください
・件名:「2025年度合格のコツ」(氏名)←必ず、氏名をお書きください。
・宛先:info@hello.ac
       記

特別講演会「2025年度合格のコツ」申込書
私は、本講演会の感想を開催当日の23:00までに提出することを誓約いたします。

●氏名:
●住所:
●電話番号:
●職業(任意):
●年齢(任意):
●合格外国語:すべてをお書きください。
(  年  語)
(  年  語)
●受験予定者:(   年に  語で受験予定)
●参加希望日:下記の( )すべてに、◎(強く希望)、○(参加可能)、Χ(参加不可)をご記入ください。
( )2025年4月19日(土曜日)【12:30~16:00】
( )2025年4月20日(日曜日)【12:30~16:00】
( )2025年4月26日(土曜日)【12:30~16:00】
( )2025年4月27日(日曜日)【12:30~16:00】

●本講演会への参加希望理由



●本講演会で聞きたいことを、優先順に具体的に箇条書きしてください。
(1)

(2)

(3)

(4)

●ハロー通訳アカデミーへのご意見、ご希望、ご感想


以上

「通訳ガイドテキスト(初版)」について

2025年04月12日 15時12分18秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
「通訳ガイドテキスト(初版)」について

●「ハロー花子」の「通訳ガイドテキスト・初版」のご説明(動画)

この度、観光庁は「観光庁研修テキスト」を通訳ガイドの質の維持、向上を図る観点から改訂を行い、名称を「通訳ガイドテキスト(初版)」へ変更の上、発行しました。

〇 概要
観光庁では、通訳ガイドがその役割を果たし、活躍できるような環境を整備することや、通訳ガイドの活用を促すことを目的とし、通訳ガイド制度を運用しています。
この度、全国通訳案内士試験(通訳案内の実務)の試験範囲等に活用されていた「観光庁研修テキスト」に、通訳ガイドを行う上において必要又は求められる観光情勢等に関する最新情報を反映するなど、ガイドの方にとってより有益となるよう、改訂しました。

〇 改訂のポイント
・本テキストの名称を「通訳ガイドテキスト(初版)」に変更。
・通訳案内士だけではなく通訳ガイドの方にも役立つ1冊とするべく、観光情勢等に関する最新情報を反映。
・高付加価値旅行者への対応や、コミュニケーションなど、通訳案内の実務に関する事柄を扱う章を追加。

〇 備考
・「通訳ガイドテキスト(初版)」は、登録研修機関における、登録研修教材の基準を満たしています。
平成30年の観光庁告示により、通訳案内研修に使用する教材の基準を定めている。
本テキストは、2025 年度全国通訳案内士試験より、「通訳案内の実務」の試験範囲となります。なお、全国通訳案内士試験の試験代行を行う独立行政法人国際観光振興機構(JNTO)ホームページでもお知らせをしています。

●関連リンク:
以上

2025年度 全国通訳案内士試験のガイドラインの主な変更点

2025年04月11日 14時06分52秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
2025年度 全国通訳案内士試験のガイドラインの主な変更点

2025年度全国通訳案内士試験のガイドラインにおける、2024年度からの主な変更点は以下のとおりです。

(1)免除規定
大学入学共通テストの日本史B又は旧日本史Bについて60点以上を得た者(当該得点を得た試験の行われた日の属する年度又は当該年度の末日から起算して5年以内に実施される全国通訳案内士試験を受ける者に限る。)が全国通訳案内士試験を受験する場合は、日本歴史についての筆記試験を免除する。

大学入学共通テストの現代社会又は旧現代社会について80点以上を得た者(当該得点を得た試験の行われた日の属する年度又は当該年度の末日から起算して5年以内に実施される全国通訳案内士試験を受ける者に限る。)が全国通訳案内士試験を受験する場合は、一般常識についての筆記試験を免除する。

(2)日本地理、日本歴史、一般常識の各筆記試験について、
「内容は、地図や写真等を使った問題も含まれるものとする」と明記されました。
実際にはすでに視覚資料を用いた出題は行われてきましたが、ガイドライン上で正式に明記されたことで、「視覚的情報の読み取り」がより重視される試験になると考えられます。ビジュアル教材を使った対策が今後ますます重要になりそうです。

(5)通訳案内の実務筆記試験について
本科目については、原則として、令和7年4月に観光庁より発行された
「通訳ガイドテキスト(初版)」を試験範囲とする。
「内容は、地図や写真等を使った問題も含まれるものとする」

(6)上記について、ハロー花子が、動画で分かりやすく説明しますのでご覧ください。


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2025年度全国通訳案内士試験の基本資料
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●2025年度全国通訳案内士試験ガイドライン
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001882032.pdf

●「通訳ガイドテキスト(初版)」(こちらから、印刷できます)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001882343.pdf

●ご自分で印刷できない方は、<ハローカラー印刷サービス>をご利用ください。
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/ebb0fe30d2134dc5ce0c238d02856180

以上


2025年度全国通訳案内士試験ガイドライン

2025年04月08日 14時07分23秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
2025年度全国通訳案内士試験ガイドライン

●2025年度全国通訳案内士試験ガイドライン

●「通訳ガイドテキスト(初版)」について
観光庁が2017年度に作成した「観光庁研修テキスト」は、登録研修機関における全国通訳案内士向けの研修教材として使用されていることに加え、全国通訳案内士試験*の筆記試験科目「通訳案内の実務」の試験範囲となっています。
この度観光庁は、テキストの名称を「通訳ガイドテキスト(初版)」に変更し、最新の観光情報等を反映する改訂を行いました。
「通訳ガイドテキスト(初版)」は、2025年度全国通訳案内士試験より「通訳案内の実務」の試験範囲となりますので、受験を予定されている方はご留意ください。

「通訳ガイドテキスト(初版)」(こちらから、印刷できます)

●ご自分で印刷できない方は、<ハロー印刷サービス>をご利用ください。

以上

「古代日本の『西の都』」日本遺産で初の認定取り消し!

2025年02月06日 01時22分43秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
「古代日本の『西の都』」日本遺産で初の認定取り消し!

「日本遺産」は、全国通訳案内士試験第1次筆記試験<一般常識>問題に、2016年、2017年(2題)、2021年に出題されている重要項目ですが、太宰府天満宮などの文化財で構成された「古代日本の『西の都』」について、文化庁は、地域活性化の取り組みに改善が必要だとして認定を取り消しました。日本遺産の認定が取り消されるのは、2015年に制度ができてから初めてです。
「日本遺産」は、各地に点在する文化財を歴史的な経緯や地域の特色ごとにまとめて観光振興に生かそうと、文化庁が2015年から地域を認定しています。

これまでに104件が認定されていますが、このうち、太宰府天満宮など福岡県と佐賀県の一部の市と町の文化財で構成された「古代日本の『西の都』」について、文化庁は4日、地域活性化の取り組みに一層の改善が必要だなどとして、日本遺産の認定を取り消しました。

そのうえで日本遺産の候補地域に格下げし、2026年度以降に日本遺産に再度申請できるとしています。

「古代日本の『西の都』」は、岐阜市や鳥取県三朝町などの日本遺産とともに地域活性化の計画が不十分だと指摘され、3年前の2022年から取り組みを着実に実行するよう求められていました。

日本遺産の認定が取り消されるのは、2015年に制度ができてから初めてです。

一方、北海道小樽市の「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」が新たに日本遺産に認定されました。

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「日本遺産」の出題実績
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●出題実績
「日本遺産」は、第1次筆記試験<一般常識>に、2016年、2017年(2題)、2021年に出題されている。
2016年度:大問2(7)「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の根源-」

2017年度:大問7(4)(問3)「きっと恋する六古窯-日本生まれ日本育ちのやきもの産地」
①瀬戸焼(愛知県)、②越前焼(福井県)、③丹波焼(兵庫県)
④常滑焼(愛知県)、⑤信楽焼(滋賀県)、⑥備前焼(岡山県)

2017年度:大問7(4)(問4)「日本遺産の主旨と目的」
「日本遺産は歴史的経緯や、地域の風土に根ざした世代を超えて受け継がれている伝承,風習などを踏まえたストーリーの下に有形・無形の文化財をパッケージ化するものである。」

上記の選択肢(正解)の文章は、下記の「日本遺産(Japan Heritage)」パンフレットの<日本遺産とは>からの抜粋となっているので、今後も注意が必要です。

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日本遺産とは
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2021年度:大問15(問18)「日本遺産に関する説明」
「日本遺産(Japan Heritage)」とは
(1)我が国の文化・伝統を語るストーリーを認定
「日本遺産」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。

(2)世界遺産や指定文化財との違い
世界遺産登録や文化財指定は,いずれも登録・指定される文化財(文化遺産)の価値付けを行い,保護を担保することを目的とするものです。一方で、日本遺産は,既存の文化財の価値付けや保全のための新たな規制を図ることを目的としたものではなく,地域に点在する遺産を「面」として活用し,発信することで,地域活性化を図ることを目的としている点に違いがあります。

(3)認定による効果
「日本遺産」に認定されると,認定された当該地域の認知度が高まるとともに,今後,日本遺産を通じた様々な取組を行うことにより,地域住民のアイデンティティの再確認や地域のブランド化等にも貢献し,ひいては地方創生に大いに資するものとなると考えています。

(4)これまでに認定された「日本遺産」
日本遺産ポータルサイト
※日本遺産に関する情報を一元的に取得できるサイトです。
※各認定ストーリーや所在地のほか,動画なども掲載し,ビジュアル的に楽しめるサイトを目指しています。

(5)ストーリーのタイトル
(1)近世日本の教育遺産群~学ぶ心・礼節の本源~(2016)
(2)かかあ天下~ぐんまの絹物語~
(3)加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡~人,技,心~
(4)灯(あか)り舞う半島能登~熱狂のキリコ祭り~
(5)海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群~御食国(みけつくに)若狭と鯖街道~
(6)「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜
(7)祈る皇女斎王のみやこ斎宮
(8)琵琶湖とその水辺景観~祈りと暮らしの水遺産
(9)日本茶800年の歴史散歩
(10)丹波篠山デカンショ節~民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶
(11)日本国創成のとき~飛鳥を翔(かけ)た女性たち~
(12)六根清浄と六感治癒の地~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~
(13)津和野今昔~百景図を歩く~
(14)尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市
(15)「四国遍路」~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~
(16)古代日本の「西の都」~東アジアとの交流拠点~
(17)国境の島壱岐・対馬~古代からの架け橋~
(18)相良700年が生んだ保守と進取の文化~日本でもっとも豊かな隠れ里~人吉球磨~
(19)政宗が育んだ“伊達”な文化
(20)自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』~樹齢300年を超える杉並木につつまれた2,446段の石段から始まる出羽三山~
(21)会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~
(22)未来を拓いた「一本の水路」-大久保利通“最期の夢”と開拓者の軌跡郡山・猪苗代-
(23)「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」─佐倉・成田・佐原・銚子:百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的町並み群─
(24)江戸庶民の信仰と行楽の地~巨大な木太刀を担いで「大山詣り」~
(25)「いざ,鎌倉」~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~
(26)「なんだ,コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化
(27)『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~
(28)木曽路はすべて山の中~山を守り山に生きる~)
(29)飛騨匠の技・こころ―木とともに,今に引き継ぐ1300年―
(30)『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」~古代国家を支えた海人の営み~
(31)森に育まれ,森を育んだ人々の暮らしとこころ~美林連なる造林発祥の地“吉野”~
(32)鯨とともに生きる
(33)地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市
(34)出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~
(35)鎮守府横須賀・呉・佐世保・舞鶴~日本近代化の躍動を体感できるまち~
(36)“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島-よみがえる村上海賊“MurakamiKAIZOKU”の記憶-
(37)日本磁器のふるさと肥前~百花繚乱のやきもの散歩~
(38)江差の五月は江戸にもない─ニシンの繁栄が息づく町─
(39)荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~
(40)サムライゆかりのシルク日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ
(41)和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田
(42)忍びの里伊賀・甲賀─リアル忍者を求めて─
(43)300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊
(44)1400年に渡る悠久の歴史を伝える「最古の国道」~竹内街道・横大路(大道)~
(45)播但貫く,銀の馬車道鉱石の道~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~
(46)絶景の宝庫和歌の浦
(47)「最初の一滴」醤油醸造の発祥の地紀州湯浅
(48)日が沈む聖地出雲~神が創り出した地の夕日を巡る~
(49)一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~
(50)きっと恋する六古窯─日本生まれ日本育ちのやきもの産地─(2017)
(51)森林鉄道から日本一のゆずロードへ─ゆずが香り彩る南国土佐・中芸地域の景観と食文化─
(52)関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場,近代化の記憶~
(53)米作り,二千年にわたる大地の記憶~菊池川流域「今昔『水稲』物語」~
(54)やばけい遊覧~大地に描いた山水絵巻の道をゆく
(55)カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界~
(56)山寺が支えた紅花文化
(57)地下迷宮の秘密を探る旅~大谷石文化が息づくまち宇都宮~
(58)明治貴族が描いた未来~那須野が原開拓浪漫譚~
(59)宮大工の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館・井波
(60)葡萄畑が織りなす風景-山梨県峡東地域-
(61)星降る中部高地の縄文世界―数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅─
(62)旅人たちの足跡残る悠久の石畳道―箱根八里で辿る遥かな江戸の旅路
(63)「百世の安堵」~津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産~
(64)「桃太郎伝説」の生まれたまちおかやま~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~
(65)瀬戸の夕凪が包む国内随一の近世港町~セピア色の港町に日常が溶け込む鞆の浦~
(66)鬼が仏になった里「くにさき」
(67)古代人のモニュメント-台地に絵を描く南国宮崎の古墳景観-

以上