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2022年度<合格体験記>(9)【13:00~14:00】 (駅弁)(ロシア語)

2023年03月25日 21時49分19秒 | ●2022年度<最終合格体験記>
2022年度<合格体験記>(9)【13:00~14:00】 (駅弁)(ロシア語)

●ロシア語(メルマガ読者、無料動画利用者、無料教材利用者、<模擬面接特訓>受講者)

受験の動機
大学でロシア語を専攻し、20年ほどロシア語技術翻訳に携わっていたものの、仕事が激減したために別の仕事に就き、ロシア語からも離れてしまい約20年経ちました。
たまたま、東京ロシア語学院の春季講座の案内が目に止まり、「ロシア語の命令形の特殊な用法」という講座に興味を持ち受講しました。この講座が大変面白く、続けて同じ先生の講座を受講しようと探したところ、同学院で「ロシア語通訳案内士受験講座」を発見。試験を受ける気はさらさらなかったものの、他に同じ先生の講座がなかったので受講を決意しました。
講座は、試験に的を絞ったものではなく(と先生も仰っていました)、ロシア語の音読、購読、文法や用法の説明の講義で、かなり内容の濃いものでした。
同じ受講生の方が、通訳案内士試験を受験なさるので、私も徐々にその気になり受験を決めました。
ただ、日本地理、日本史、一般常識や実務などは一切勉強せずに(過去問すら見ずに)記念受験のような気分で臨んだところ、合格すると思っていなかったロシア語と実務に合格して、一気に完全合格への欲が湧き上がってきたのです。ですので、私の場合、受験の明確な動機があった訳ではなく、ロシア語の勉強の一環として受験をスタートしたということになります。

第1次試験対策

<ロシア語>(95点) 自己採点です。
ロシア語を読むのが好きなので、日本関係を中心にいろいろ読んでいましたが、受験を意識して読んだものは、以下です。

ロシア語通訳教本(東洋書店)この本から、全く同じ文章が出題されました。
東京物語(ロシア語通訳協会)

「日本的事象英文説明300選」は、翻訳アプリ DeepL でも確認しながら、自分がアウトプットしやすい表現でロシア語版を作っていきました。そして、翻訳アプリや自分の書いたロシア語の表現が実際に使われているかどうかを、Карта слов というアプリでチェックしました。
これは、チェックしたい言葉や語結合をアプリの検索窓に入れると、実際にロシア語の出版物で使われている例をダーッと列挙してくれるとても有難いアプリです。そして、使われていない場合には、その旨のメッセージが出ます。検索窓にいろいろ入れて楽しめます。
また、YouTube のロシア語による日本紹介も聞くようにしました。
特に聴いたのは https://youtu.be/oaVJ_WnI6GQ を初めとするウクライナ人女性のチャンネルです。あまり頭に残りませんでしたが、楽しめました。
ロシア語の一次はマークシートになりかなり易しくなっていますが、最初から第2次口述試験を見据えて取り組むのが大切だと思います。

<日本地理>(免除)
昨年、もうこの試験のための地理の勉強はやりたくないと強烈に思い、永久免除となる国内旅行業務管理者の試験の準備も並行して進めました。結果、本試験も資格試験もクリアすることが出来ました。

使用した参考書
完全制覇国内旅行地理検定試験(一ツ橋書店)
国内旅行業務取扱管理者試験の参考書と問題集は全て「資格の大原」のものを使いました。また、「過去問ドットコム」というサイトには同試験の過去問、解答、解説がアップされており、このサイトのおかげで問題に慣れることが出来ました。使い勝手もとても良かったです。

ハローの教材では、マラソンセミナーをテキストを見ながら倍速で視聴しました。
また、国立公園などの名称や所在地を書き込んだ地図を貼り、まずは基礎知識を定着させるよう努めました。若い時より記憶力は間違いなく落ちているので、とにかく目に触れさせる回数を増やすしかないと思い、ハローの日本地図をトイレにも貼りました。
ネットやガイドブックで各地方、地域の記事を読むうちに、日本の観光資源の豊かさに驚き、自分がほとんど日本のことを知らないことに唖然としました。
勉強していると観光地にも興味が芽生え、深く知りたくなり、それと共に勉強も楽しくなってきました(かなり後になってからですが)。
通訳案内士試験の勉強をしなければ知ることのなかった日本の名所、観光地について学ぶことが出来たので、行ってみたいところがたくさんでき、いろいろ計画中です。楽しみです。勉強して得したなあと思います。

(下記を利用しました)
<第1次筆記試験問題>
<日本地理>の傾向と対策<音声ファイル>
<マラソンセミナー>(日本地理)(12講義24時間)
<項目別地図帳>

<日本歴史>(免除)
こちらも、昨年、この試験のための勉強はもうやりたくないと思い、永久免除となる歴史検定も目指して勉強を進めました。結果、本試験も歴検もクリアできました。
基礎的な知識が乏しかったので、まずは山川出版社の出している参考書や予備校のテキストを読み進めつつ、ハローの永岡亨先生のマラソンセミナーを何回も聞きました。これも倍速で再生して聞いたのでかなり聞くことが出来ました。なんといっても、永岡先生の講義が本当に面白いのです!
歴史エピソードを交えながら、また年号暗記のゴロ合わせ(高校時代以来で新鮮でした)も楽しく、歴史にかなり疎い私も永岡先生のYouTubeのおかげで、人並みの?知識をつけることが出来たような気がしています。
また、歴史検定では5問ほどマラソンセミナーのおかげで解けた問題がありました。歴検の合格は、永岡先生のマラソンセミナーのおかげです。ありがとうございました。
使用した参考書
山川詳説日本史図録
金谷の日本史シリーズ
伊藤賀一先生のいろいろな本(スタディサプリも3ヶ月やりました)

(下記を利用しました)
<第1次筆記試験問題>
<日本歴史>の傾向と対策<資料>
<日本歴史>の傾向と対策<音声ファイル>(その1)
<日本歴史>の傾向と対策<音声ファイル>(その2)
<日本歴史>の傾向と対策<音声ファイル>(その3)
<日本歴史>の傾向と対策<音声ファイル>(その4)
<マラソンセミナー>(日本歴史)(12講義24時間)

<一般常識>(免除)
昨年は出題範囲がよくわからない、この科目に一番手を焼きましたが、ハローの資料と観光白書の資料、特に数字のデータをチェックし、何とかギリギリで合格点を出せました。

(下記を利用しました)
<第1次筆記試験問題>
<一般常識>の傾向と対策<資料>
<一般常識>の傾向と対策<音声ファイル>
<令和4年版「観光白書」(完全版)
<令和4年版「観光白書」(要旨版>
<令和3年版「観光白書」(完全版)
<令和3年版「観光白書」(要旨版)

<通訳案内の実務>(38点)
ハローの注解付きの「観光庁研修テキスト」を何回も読みましたが、試験の問題量が多くギリギリで解き終えました。この科目は、ひたすら「観光庁研修テキスト」を読めば合格点は取れるのではないかと思います(あくまで私見です)。
研修テキストの他に、「通訳案内士試験道場」http://guideshiken.info/
でも実務を学びましたが、こちらでは、想定されるシチュエーションに研修テキストの内容のどこが該当するかを学ぶことが出来ました。二次面接のシチュエーション対応にも役立つ内容でした。
また、植山先生のガイドマニュアルは臨場感があり楽しく学べました。読み込む時間はなかったのですが、イメージを膨らませるのにはとても役に立ちました。

(下記を利用しました)
<第1次筆記試験問題>
<観光庁研修テキスト>
ガイドマニュアル(富士山・箱根)
ガイドマニュアル(日光日帰り)
ガイドマニュアル(鎌倉・横浜日帰り)

第2次試験対策
•プレゼンは俳句を選択しました。
「300選」を訳し、それに自分のネタや地元のネタをプラスできるように考えました。一番役に立った資料は、二次試験直前の資料ですが、ハローの2次試験対策<出題予想問題>(厳選125題)です。
これは、全てのテーマをノートに書き、「導入、展開、まとめ」の流れでプレゼンを作りました。ただ、作るのに精一杯であまり読み込めなかったのですが、プレゼンの展開パターンは身についたように思います。
こちらも、通訳案内士試験道場 http://guideshiken.info/ での二次対策のアドバイスが役に立ちました。
私はロシア語受験なので、道場の全講習は受けず、プレゼンのコツを学んだだけですが大変役に立ちました。暗記したもののアウトプットではなく、自分の土俵に持っていくプレゼンを意識することが大切だということを学べたことが非常に良かったです。
本番では、「俳句」を選びましたが、話しやすいテーマにも関わらず、多分1分も話さないで終わってしまいました。日本人男性の試験官が、え?という表情をなさった(というように見えました)ので、明らかに短すぎたと思います。ただ、その後のロシア人女性とのやり取りは、余裕のあるフリをしながら(あくまで、「フリ」です)身振り手振りを交えながら、少々大袈裟なリアクションが出来たので、少しは挽回できたかも知れません。

●プレゼン後の質疑応答
(試験官)俳句は何世紀に生まれた?
(私)17世紀〔と答えた記憶ありますがー)
(試験官)俳句は特別な人だけでなく誰でも作れるのか
(私)誰でも作れます。
私も私の母も作ります。
(試験官)俳句のテーマは?
(私)自然がテーマにしたものが多い。季節を表す言葉を入れるという決まりがあります。
(試験官)政治的なテーマは?
(私)政治的なテーマはほとんど取り上げないと思います、
(試験官)ありがとう、

<外国語訳>の日本文(駅弁)
駅弁とは、鉄道の駅や車内で売られている弁当です。弁当とは、元々は外出の時に持ち歩く、携行食でした。今では、地域ごとに様々な種類の駅弁があります。駅弁は日本特有の文化です。日本には2000種以上の駅弁があり、電車の中で駅弁を食べるのは、旅行の楽しみです。

昨年より、文章がかなり長くなった印象があります。文法的に正しく通訳するために、難しい表現ではなく、簡単な表現が迅速に正確にアウトプット出来ることを目指しました。本を読む時も簡単な語彙で言い換えるにはどうしたらいいかを意識して読み進めるようにしました。アウトプットの力がほんの少しですが、この一年で伸びたよう気がします。本番では、はっきりゆっくり大きな声で訳出することを心掛けました。

•シチュエーション対応
これが悩みの種で、本当に苦手でしたが、ハローで用意して下さっている過去問を全て見直し、自分でロールプレイしたものを書いて音読しました。
本番は内容的にはあまり上手く対応出来たとは思えないのですが、やり取りが途切れないように、無表情にならないようにと心掛けたので、はっきり話すことは出来ました。
どんなシチュエーションが提示されるかわからないのですが、絶対的な正解がないので、要はお客様(試験官ですが)の安全が確保できるような案を出し、要望を少しでも叶えられように知恵を絞っている態度を見せるしかないのではーと思いますがー。

●<シチュエーション>
冷めた駅弁は食べたくない。あなたは、通訳案内士としてどのように対応しますか。

●<条件>
女性5人?の旅行

●外国語訳後の質疑応答
(私)化学反応を利用して温められる駅弁も売られているので、それを探してあげますよ。
(試験官)すでに買ってしまっている。
(私)私が新たに買うのでそちらと交換できますお客様は一人でなかったので良くなかったかと反省。
(私)温かい飲み物は買えますので、そちらと一緒にいかがでしょう。
(試験官)魚は食べたくなくて肉がいい。
(私)魚が好きな方と交換なさってはいかがでしょう。また、残されても大丈夫ですので、気になさらず。

•昨年初めて受けた二次では、声もはっきり出すことが出来ずに、返事も曖昧、表情も乏しかったと思ったので、最低限、そこだけは気をつけようと臨んだ結果、その点はクリア出来たと思います。

(下記を利用しました)
2次試験問題(2013年度~2022年度)
ガイドマニュアルのまとめ(富士・箱根ツアー、日光、鎌倉・横浜ツアー)
ハッピー・ガイド・ナビ(第2次口述試験攻略法)
→こちらのブログは何度も読みました。満点ではなく7割取りに行く!という言葉が印象的です。
「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
「日本的事象英文説明300選」
「日本的事象英文説明300選」のフランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語
「日本的事象英文説明300選」<鉄板厳選128題>
<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題
2次試験対策<出題予想問題>(厳選125題)
<模擬面接特訓>を受講しました。(無料)

<模擬面接特訓>では、植山先生が日本語で質問して下さるのを私がロシア語で答えました。たまたま、得意だった箱根と奈良公園のプレゼンだったので、比較的上手くいき、先生には「時間もバッチリ、はっきり話せてるし、合格間違いなし!」とおっしゃっていただきました。
試験が近づくにつれ不安は募る一方でしたが、折りに触れ先生の言葉を思い出し気持ちを落ち着かせることができました。
また、<模擬面接特訓>は録音させていただけるので、自分の話すスピードや癖も確認できて非常に良かったです。
一人で練習するのとは違い、面接というシチュエーションでやり取りする時に自分がどのように話すのかをチェック出来る<模擬面接特訓>は本当に有意義な練習になりました。受験生のために無料でこのような機会を提供してくださる先生のお気持ちに報いるためには合格するしかない!と改めて強く思えたことも良かったです。ありがとうございました。

ハローのメルマガ、動画、教材、セミナーなどで役に立ったこと
メルマガのおかげで気持ちを切らさず、なんとかモチベーションを保つことができました。いつもたくさんの情報をありがとうございます。
動画の中で一番好きなのは、永岡先生の歴史の動画です。今でもたまに聞いています。おかげで歴史が好きになりました。ありがとうございました。
「日本的事象英文説明300選」にはまだロシア語版がないのですが、合格したら私がロシア語版を作るぞ!というのもモチベーションになりました。合格出来たので、可能な限りネイティブチェックも入れて作っていきます。

ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
受験に役に立つ情報、ツールを全て惜しみなく与えて下さるハローには感謝しかありません。ありがとうございます。お返しできるように精進致します。

今後の抱負
まず、「300選」のロシア語版を完成します。
ロシア語の運用能力を大幅アップすべく学習習慣、生活習慣を見直します。
通訳案内士という国家資格を観光にとどまらず、外国人のための日本語教育、日本に対する正しい理解などに幅広く役立てられるよう、様々な分野について学んでいきます。
引き続きよろしくお願い致します。

<模擬面接特訓>の感想
本日は、<模擬面接特訓>の機会をいただきありがとうございました。
お昼過ぎ2時から1時間みっちりご指導いただきました。
本番の面接モードを2回分、それも全く無料でご提供いただくというのは本当にあり得ないことで、感謝の気持ちでいっぱいです。
以下、今日学んだことを箇条書きにしてみます。

外国人試験官と笑顔で対峙したいと申し上げたところ、とにかく本番までいつも笑顔を心がける、あと9日間は笑顔で過ごすと決めてくださいというアドバイスをいただきました。これから、試験日が近づくにつれて笑顔が消えていくのではないかと思っていましたが、逆にとにかく笑顔、作り笑顔でもいいから笑顔で過ごそうと思い直すことが出来ました。

プレゼンのテーマの扱い方について〜
具体的な観光地や料理以外の、比較的抽象的な大きなテーマを選んだ場合は、テーマをブレイクダウンしていくことが大切。
話の相手は日本のことを何も知らない外国人、その方とカフェでコーヒーでも飲みながら、日本のことを教えてあげるというスタンスで→抽象的なテーマを具体的な観光地等まで落とし込む→それについて話すという流れです。
つまり、抽象的なテーマの時は、川下から日本のことを説明してあげるという姿勢が大切ということでした。
確かに、〈出題予想問題〉(厳選125題)のテーマを見ると、観光ガイド的に比較的説明しやすいテーマがある一方で、ん?と詰まってしまうテーマもあり、どう対処すればいいのかよくわからなかったのですが、とにかく観光というテーマに落とし込めばいいのかーと納得できました。
抽象的なテーマにぶつかると、つい難しい話をしがちなのですが、通訳案内士は学会で発表するのではなく、あくまでも日本のことをご存知ない外国の方を相手にしているのだということを忘れないようにということでした。
場所は試験場だが、カフェで話でもしているようなつもりでやってみて下さいとアドバイスをいただきましたので、どんなテーマも楽しい話、興味深い話に持っていこうと思います。

プレゼンや質疑応答にはちょっとした小ネタを入れると印象に残りやすいということなので、トリビアを発掘する余裕はあまりありませんが、興味のあるテーマについては少し検索してみます。その方が勉強も楽しくなるように思いました。

シチュエーションの問題については、過去問を今一度見直し、自分がそのシチュエーションに置かれているとはっきりと想定して問題に当たってみるようにとのことでした。私は、このシチュエーションコーナーですぐに困ってしまう傾向があるので、丁寧に見直してみます。

<模擬面接特訓>終了後、私が受けた面接とは別のバリエーションの問題も掲載されている「復習用資料」をいただきましたので、抜けていた箇所をチェックし、他のプレゼン方法についても学び直したいと思います。
また、終了後に「評価表」をいただいた際には、気になっていたスピードについてもちょうど良い、もっと遅くても大丈夫とおっしゃっていただいたので、この点は少し自信を持つことが出来ました。

貴重なお時間を割いて下さっている植山先生には感謝しかありません。嬉しい報告が出来ますように本番まで着実に丁寧に積み重ねていきたいと思います。

我、かく戦えり!

<合格祝賀会>の感想
今日はあり得へん祝賀会に出席し、何とも言えない幸せな時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
植山先生とのツーショット、家宝に致します。
コンサートもジャンケンゲームも、参加者に楽しんで欲しいという先生のお気持ちが伝わり感動しました。
ジャンケン大会はあっという間に負けてしまいましたので、また別の言語に合格し、プレゼントを狙おうと思います

そして、最後の先生のスピーチ、「自由」になるために目の前のことにどう取り組むか?どう考えるか?考えてどう行動するか?
常々、とにかくいろいろなものから自由になりたいと思っているので、先生のお若い頃からの考え方に触れ、自由になるのも、イヤイヤ人に使われるのも考え方と行動次第!と肝に銘じました。
先生のスピーチは、私にとって最高の合格祝いになりました。
今日は本当にありがとうございました。


 以上


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