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2022年度<2次レポート>(95)【11:00~12:00】(京都)(英語)

2023年02月03日 00時19分51秒 | ●2022年度<2次レポート>
2022年度<2次レポート>(95)【11:00~12:00】(京都)(英語) 

●ハローとの関係:(メルマガ読者、動画利用者、教材利用者、<傾向と対策シリーズ>の資料と音声ファイル利用者)

●試験会場:大妻女子大学

●受付、待機、試験会場への誘導、試験会場への入室など
受付を済ませ、受験者情報の書かれたカードを首に掛け、やや狭めのスペースに誘導され、説明開始の10:30まで、指定の着席位置に腰掛けて待機。
この間、以下の指示があり。

・スマホ電源などすべてオフにすること
・飲み物は今の内ならば摂っても良い
・トイレも今の内ならば利用できる。ただし離席時、荷物は席におくこと

この間、手持ちの紙資料などは目を通すことは許される。
説明開始時刻となり、受験に当たっての注意事項の説明を受けた後、小グループごとに試験会場脇の待機エリアの指定の着席位置にて待機。
順番が来たら、試験会場の部屋の入口前の腰掛けに誘導され、試験官の声がけとともに入室。

●試験官の特徴
①日本人試験官の特徴:
40代くらいの物腰の柔らかな感じの女性。おそらく、ベテランの全国通訳案内士の方かと思われる。全体の時間管理、外国語訳の際の和文読み上げを主に担当。

②外国人試験官の特徴:
50代くらいの親しみやすい風貌の男性。大き目で聴きとりやすい発声。英語での会話を主導。

●試験官からの注意事項など
最初に、日本人試験官から、「名前、生年月日、住んでいる市について、英語で答えてください」との指示あり。
自分は、多少の細かいことは目をつぶり、とにかく以下の二つには徹し、試験を楽しもうと腹を固めていた。

・自分はこの瞬間から通訳ガイドであり、前にいる試験官は外国人旅行者である!
・満面の笑顔、あふれんばかりのホスピタリテイで、その旅行者に接する!

従って、試験官とアイコンタクトしながらの、笑顔と心をたっぷり込めての”Nice to meet you!”の挨拶から始めた。
外国人試験官も相好を崩した”Nice to meet you!”を返していただき、場の雰囲気が一気に和やかなものとなった。(作戦通り!)

●プレゼンのテーマ
①金の鯱鋒
②海女さん
③ワサビ←これを選択しました!

金の鯱鋒ととどちらにしようか一瞬迷いましたが、ワサビは寿司と絡めてのプレゼンで良い流れが作れそうと直感し、ワサビに決定。
30秒ほどして、日本人試験官から、「選んだテーマを英語で発表し、英語でのプレゼンを開始してください」との発声があり、プレゼンを開始。
「ワサビは、和食の代表格である寿司に欠かせないものである。寿司には主に握りずしと巻きずしの2種類があるが、特に握りずしには欠かせないものである。なぜならば、握りずしは、酢飯と生の魚の薄い切り身から作られ、それだけでは味が単調である。ワサビはスパイシーであり、ワサビを加えることで全体の味が調和し、とてもおいしくなる。あなたも日本滞在中に、ワサビと絶妙に調和したおいしい握りずしをぜひご堪能ください!」
と言う流れでプレゼン。ちょうど時間内に収まった模様。外国人試験官も、外国人旅行者になりきって、目を輝かせながら聞き入ってくれました。

●プレゼンの後の試験官との質疑応答
(試験官)ワサビの名産地はどちらですか?
(私)静岡県と長野県です。新鮮なワサビには清流が必要で、これらは水のきれいな処です。
(試験官)ワサビはいつ採れますか?
(私)厳しい冬はともかく基本的に一年中採れます。春、夏、秋にかけてがお勧めです。

●外国語訳の日本文
多くの観光地がある京都の中でも、祇園や、東山には見どころが集中しています。世界遺産に登録されている清水寺は一度は訪れたいところです。石畳の続く石塀小路には、お土産物屋が立ち並び、京都ならではの日本食を楽しむことができます。どこへ行っても京都の風情を感じられます。 

●<条件>
子供2人を含む4人家族です。

●<シチュエーション>
子供が「お寺や神社巡りはもう飽きた」と言っています。どうしたらよいか提案してください。

●試験官との質疑応答
(私) はい、お子さんの気持ちはとてもよくわかります(感情を込めてI fully agree with your kids!と伝えた)。お子さんにとって、お寺や神社巡りばかりでは、退屈に感じてしまうでしょう。
(試験官)そうなんですよ。何かよい提案はありますか?
(私)では、予定を変更して、陶芸体験はいかがですか?お子さんは粘土いじりが好きでしょうし、できた陶器もご自分のハンドメイドのおみやげとなり、思い出深いものとなるでしょう!
(試験官)それは、すばらしいアイデアですね!ぜひお願いします。
(私)わかりました。それでは早速午後お連れできるようアレンジします。
(試験官)ありがとうございます。
と、ここで「試験は終了です」と日本人試験官に告げられました。
 
(1)ご自分の勉強法
1次試験終了後、以下のStepの計画を立て2次に向けた準備を開始した。
Step19月: 特訓セミナーで耳慣らしとKey定型文の書き出し
Step 2 10月: 合格体験記で推奨のあった「全国通訳案内士試験直前対策 植田一三氏編著」の5章を中心にKey定型文をノートにまとめる。Step1の特訓セミナーの補充すべき定型文も同じノートに転記。英語で紹介する日本辞典からのKey定型文もノートに転記。コロナ、温暖化、高齢ドライバーなどの時事テーマのKey定型文もノートに転記。A4 30枚の一冊のノートにすべてまとめる。
Step3 11月上旬: Key定型文のKey文章表現をエクセルに抜き出しA4 13枚にまとめる。類似性のある表現は一つに統一し、ノートのマスターkey定型文も統一したものに修正する。ノートとエクセルシートを使ってKey定型文、Key文章表現を暗記する。特にKey文章表現は反復して音読し、記憶を脳と舌に定着させる。
Step411月下旬定型文が頭に入ったところで外国語訳対策に取り掛かる。「全国通訳案内士試験直前対策 植田一三氏編著」の6章に沿って外国語訳問題のポイントを掴む。それに加え、2次セミナーの過去問、2018~2020の36テーマの日本文を自分の声で録音し、タイム計測しながら、外国語訳の訓練。メモの取り方などのポイントに習熟する。尚、そのあとの困ったシチュエーションでの通訳案内士としての対応力の例題は、前述の6章はポイントがずれており、2次セミナーの例題(旅行業者とのコミュニケーション力より外国人観光客との対応力にフォーカス)が大いに役に立った。本番では、自分の事前練習してきた喋る速さより、ゆっくりした速さで、試験官の方に喋っていただき、余裕をもってメモを取ることができた。
総括すると、

●プレゼン対応
「全国通訳案内士試験直前対策 植田一三氏編著」の5章が秀逸。ちょうど1分半程度の定石を踏まえたKey定型文が単元ごとに整理されており、ベースにすべき。

●外国語訳対応
2次セミナーの各年12テーマの過去3年分程度の日本文36テーマを音声化したもので模擬訓練するとよい。いずれにしても、Key 定型文をしっかり引き出しに準備しておくことが、プレゼンにも、外国語訳にも、大きな武器となり、基本である。

(2)利用した動画、資料、サイト
●2022年度第2次口述試験対策<2次セミナー>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/f9f0836274418495205d8885830ba685
●第2次口述試験対策<特訓セミナー>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/710c0877139032bf502e97f1fdeb3b4b
●第2次口述試験<出題予想問題>(厳選125題)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/578af7362c8e6f9f2bd57f912208770b
●ガイドマニュアル(富士・箱根、日光ツア、鎌倉・横浜)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/b5bc28dcb1f7e3a41e23d73982d77606
●ハッピー・ガイド・ナビ(第2次口述試験攻略法)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/f8580b22708c49b4a70d8d20ac3b72aa
●「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
http://hello.ac/troubleshooting.pdf

●「日本的事象英文説明300選」
https://www.amazon.co.jp/dp/4938174340/
●<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題
http://www.hello.ac/yosou60dai.pdf

●2021年度<2次レポート>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/84e98552ddf62224f7c54b43d7fcbcb9

●2021年度<合格体験記>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/bc33f0533ba87f7de85bc4a7cc2e9404

(3)受験の感想
外国語の2か国目に挑戦する一部の受験者を除き、多くの受験者は自分も含め、通訳案内士の経験がないと思われる。
その中で、10分間の口述試験自体を、自分はすでにプロの通訳案内士であり、試験官は外国人旅行者であると腹を決めて臨んだことが、大いにポジテイブな効果をもたらしたと考える。当事者同士になりきることで、自然なホスピタリテイが生まれ、会話にも心がこもり、試験官とも自然と心が通い合う会話を楽しみ合えたように感じる。2次セミナーでの植山先生の極意伝授に大いに感謝申し上げたい。

(4)ハローのメルマガ、無料動画、無料資料、教材などで役に立ったこと
特訓セミナーや2次セミナーの無料動画とその資料、合格体験記など、すべて無料でフル活用させていただきました。購入したのは、「300選」と前述の「直前対策」の2冊のみで充実した準備ができました。

(5)ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
1次のマラソンセミナーなども含め、独学のフルサポートを無料で提供いただき感謝に堪えません。
合格しましたら外国人旅行者に感謝される通訳ガイド、日本のファンを増やす小さな外交官となり、ご恩に報いたいと思います。

以上


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