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2023年度 <2次レポート>(66)(16:30~17:30)(カレーライス )(英語)

2024年02月17日 01時34分01秒 | ●2023年度<2次レポート>
2023年度 <2次レポート>(66)(16:30~17:30)(カレーライス )(英語) 

●ハローとの関係:(メルマガ読者、教材利用者、<傾向と対策シリーズ>の資料利用者)

●試験会場:関西経理専門学校
●受付、待機、試験会場への誘導、試験会場への入室など
2階入り口で受付後、全員、奥にある講義室(待合室)に通されて待機。以下の説明がビデオ(のちに口頭)であった。
<全般>
①携帯電話、PC、タブレットなどすべての電子機器の電源を切る。受付後から会場の外に出るまでにこれらを使用したら試験は無効になる。
②待合室では水筒やペットボトルなど、飲み口が密閉できる容器に入った飲料のみ持ち込み可能。
<待合室内>
①携帯電話等の通信機器・録音機器類は電源を切って、カバン等にしまっておく。
②トイレに行く場合は、着席のまま挙手する。
③受験者同時の会話は禁止。
④待合室から試験室へ移動する場合は荷物をすべて持っていく。
⑤メモ用筆記用具(鉛筆、シャーペン、ボールペンのみ)以外はカバン等にしまう。
<試験室前および試験室内>
①試験室への入室は試験室内にいる面接官が指示する。入室したら、面接官から指示された場所に手荷物を置く。
②試験室内に用意しているメモ用紙と予備の筆記用具は使っていいが、持ち帰らない。

30分ほど待った後、3人のグループで5階まで階段を上って移動。5階フロアには試験室が3つあり、それぞれ試験室の前にある椅子に座って待機。1分ほどで面接官から指示があり入室。

●試験官の特徴
①日本人試験官の特徴:
女性、50歳くらい、優しい感じ。丁寧にゆっくり話してくれた。

②外国人試験官の特徴:
男性、60歳くらい、白人(アメリカ英語)。話をよく聞いてくれる。

●試験官からの注意事項など
試験官は、声がよく聞こえるようにマスクを外していること。
机の上に置いているメモ用紙と筆記用具は試験中に使って構わないが、持ち帰らないこと。
試験時間は約10分間。
プレゼンは3のテーマから1つを選び、30秒経ったら2分以内で話すこと。時間になったら知らせること。
外国語訳は、問題文の読み上げが終わったらすぐに訳すこと。
こちらが緊張しないよう終始リラックスした雰囲気を作ろうという配慮が感じられた。

●プレゼンのテーマ
①稲荷神社←これを選択しました。
②日本の国立公園
③コミックマーケット

●プレゼンの後の試験官との質疑応答
(試験官)稲荷神社に祀ってる神様は何?
(私)豊作と商売繁盛の神様です。
(試験官)神社の入口にいるキツネは何を意味するの?
(私)神様のメッセンジャーだと思います。

●外国語訳の日本文
カレーライスは日本で人気のある食べ物です。濃厚でコクがあるルーと肉や野菜などさまざまな食材を使っているのが特徴です。カレーライスは家庭でもレストランでも食べられます。

●英語訳
Curry rice is a popular dish in Japan. It is characterized by its rich and flavorful roux, along with a variety of ingredients such as meat and vegetables. Curry rice can be enjoyed both at home and in restaurants. 

●<条件>
日本を1週間旅行して、カレーが気に入った夫婦。明日、日本を出国予定。

●<シチュエーション>
帰国前にもう一度日本のカレーを食べたいが、滞在しているホテルでは朝食のメニューにカレーが無い。どう対応するか?

●<条件><シチュエーション>に対するあなたの回答
日本のカレーを気に入っていただきありがとうございます。朝食にカレーがないのはとても残念ですね。でも、大丈夫です。ホテルのお部屋でカレーを召し上がることはできます。

●試験官との質疑応答(試験官)どうしたら食べられる?
(私)近くのコンビニかスーパーでカレーとご飯を買ってきて、お湯で温めたら食べられます。いろんなカレーを手軽に楽しめますよ。
(試験官)ホント!カレーはどんな形で売ってるの?
(私)紙の四角い箱に入っています。
(試験官)レトルトってこと?(本当はこちらが説明することなのに助け舟を出してくれた)
(私)そうです。レトルトパウチです。
(試験官)でも、箱を見ただけで分かるかな?
(私)大丈夫です。買い物には私もご一緒させていただきます。
(試験官)それは助かる!ありがとう。

(1)ご自分の勉強法 
昨年初めて受験、1次試験は三修社のテキストを参考に独学で勉強し、幸運にも全科目合格できた。しかし、英語はそれまで読むだけで話すことはほとんどなかったので、2次試験対策のやり方が分からず、いろいろ調べていく中でハローの存在を知った。

合格体験記を読んでいくうちに、自分のレベルでは付け焼刃の勉強をしても2次試験合格は覚束ないこと、万が一合格できても通訳案内士の業務ができるスキルには達しないことが容易に想像できた。そのため、12月の受験は見送り、時間をかけて基礎からじっくり積み上げていくことに決めた。

2次試験対策は、①正しい英文を作る、②英会話に慣れる、③事象の知識と使える英語表現を増やす、④英語で話す、⑤<模擬面接特訓>で試験に慣れる、の5つのフェーズに分けて、12月から1年かけて実施していく計画とした。

①正しい英文を作る(12月~2月)
まずは、「英文法の鬼100則」(アスカカルチャー)で文法のルールから学び直した。日本語からの直訳ではなく、自然な英文が作れるようになるには、英語と日本語のモノの見方の違いから理解する必要があり、そう言う観点から執筆された英文法の解説書として本書はとても興味深く読むことができた。
また、1次試験では冠詞の使い分けや名詞の複数・単数の使い分けがよくわからないまま時間切れとなっていた。しかし、それらを正しく使い分けなければネイティブスピーカーにとってかなり変な文章になってしまう場合があるので、「フローチャートで分かる英語の冠詞」(研究社)で、なぜそういうルールになっているのかという背景まで掘り下げて理解するよう努めた。

②英会話に慣れる(2月~3月)
できるだけ簡単な単語を上手く使って会話できるようにするため「キクタン英会話 おもてなし編」(アルク)で、外国人観光客と接する様々な場面で使う英会話表現を学んだ。知らない表現は「Word Holic」アプリに登録して通勤の行き帰りの電車の中で繰り返し聞き、暗記するよう努めた。
 
③事象の知識と使える英語表現を増やす(4月~8月)
2次試験の過去問を見ると、日本語であっても上手く説明できない事象が多いことに愕然とし、まずは「日本的事象英文説明300選」で典型的な事象を理解するよう努めた。ただ、300題すべてを丸々暗記することは時間的にも不可能なので優先順位付けを行い、鉄板厳選の128題については全文を、それ以外はヘッドラインの1~2センテンスだけをWord Holicに登録して繰り返し暗唱した。
また、300選でカバーされていないものの過去に複数回出題されている事象については「英語でガイド!世界とくらべてわかる日本まるごと紹介辞典」(Jリサーチ出版)からピックアップして全文をWord Holicに登録して繰り返し暗唱した。
次に、日本的事象を説明する上で便利な英語表現を使いこなせるようにするため「英語で表現する日本の文化 必須表現グループ100」(語研)で具体的な使い方や、類似単語の使い分けを学んだ。使用頻度が高い表現は、例文をWord Holicに登録して繰り返し暗唱した。

④英語で話す(9月~11月)
英語で話しても、自分が正しく明瞭に発声しなければその通りに伝わるとは限らない。そこで「VoxRec」という英語の音声を文字起こししてくれるアプリを使って、自分の発音の弱点や癖をチェックした。その結果、思っていた以上にうまく伝わっていない部分が多かった。そもそもアルファベットの正しい発音の仕方すら分かっていなかったのでの当然といえば当然だった。そこで「急に英語がうまくなる!アルファベットから始める発音トレーニング」(講談社)を元に一音ずつ口の形と舌のポジションを手鏡で見ながら確認した後、YouTubeの動画と見比べながら発声練習した。しかし、それでもVoxRecで確認すると正しく伝わらない部分があったので、ポーズを入れながらゆっくり話すよう心掛けた。
次に、「Happy Guide Navi」で推奨された「全国通訳案内士試験 英語一次・二次直前対策」(語研)の第5章と第6章でプレゼンと外国語訳の練習を行った。ただ、プレゼン問題については、まずは本番の制限時間を気にせず、日本語でプレゼンを考え、それを英語に訳した。作った英文は、「DeepL」で日本語に翻訳して意味が正しく通じるか、「Grammarly」で文法上のミスがないか、それぞれ確認した。次に、プレゼン原稿を暗記した後、VoxRecで録音・文字起こしをして、原稿通り正しく発声できているかどうかを確認した。外国語訳の後の質疑応答については、観光庁研修テキストで指摘している典型的なトラブル事象をこの本がほぼ網羅しているので、回答例を何度も暗唱して暗記するよう努めた。

⑤模擬面接訓練で試験に慣れる(11月~12月)
最終仕上げとして、本番で設定された時間制限で話せるようにするため、過去に合格された多くの方が利用されている「Value English」の「通訳案内士二次試験対策コース」(5回、税込5,980円)を受講した。1回30分のオンライン授業で、二次試験と同じ要領で進行されるので、本番の練習としてとても効果的だった。最初は、話すことで精一杯だったが、回を重ねるにつれて、笑顔を絶やさずゆっくり話すことができるようになった。

(2)利用した動画、資料、サイト
英語第2次口述試験対策<特訓セミナー>【動画】【音声ファイル】 
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/20d3293874c2107664d6a9ed22eae8f2
「日本的事象英文説明300選」
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/22745077fd15ce67b29ed036cd427567

「日本的事象英文説明300選」の音声ファイル(無料)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/7c4efecaca414ac5370d12722809a946

「日本的事象英文説明300選」の出題実績(2006年度~2022年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/922c210816b8e87785083c1c43b6e3cf

「日本的事象英文説明300選」<鉄板厳選128題>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/979f9ee7369b32f1db5a285bd67de2f2

2023 年度第2次口述試験<出題予想問題><決定版><厳選125題>
http://www.hello.ac/2023.2ji.yosoumondai.pdf

<合格体験記>のまとめ(2018年度~2022年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/da5d1d2c0c09c1c542a4bb931e879e5b

<2次レポート>のまとめ(2018年度~2022年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/a150a6ab4a23f20be7f5d677cc25c740

ガイドマニュアル(富士・箱根ツアー、日光、鎌倉・横浜ツアー)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/a18c96e96c0f9c1c44f77680c3049d68

ハッピー・ガイド・ナビ(Happy Guide Navi)(第2次口述試験攻略法)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/f8580b22708c49b4a70d8d20ac3b72aa

2022年度第2次口述試験の概要
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/d320c84c36ab83fd7d72d504da82ef52

第2次口述試験問題(その1)(2013年度~2015年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/caa550f20de83e2dd86839b46fa58f5c

第2次口述試験問題(その2)(2016年度~2020年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/38ce386e76cf044f6f999fd07a61f5b5

第2次口述試験問題(その3)(2021年度~2022年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/dab90a9d374cc73895cdc13ee76862c5

<外国語訳問題>の後の<質問の類型>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/c2b54d9cfb5d31644836927b6fc1332c

(3)受験の感想  
プレゼンは、300選にある「稲荷神社」を迷わず選択。300選の内容は1分くらいなので、半年前に旅行で行った伏見稲荷大社をおススメスポットとして後半部分で説明。しかし、説明が長くなり、締めの言葉を入れる前にタイムアップとなってしまった。プレゼンの質疑応答は、300選の内容通り答えればよかったので非常にラッキーだった。 
外国語訳は、ノーマークのカレーライスで、しかも「コクがある」をどう英訳するか引っかかってしまい、意味が通じるように訳せたという自信がまったくなかった。その失点を何とか挽回しようと質疑応答では、クライアントの要望を叶えられるよう多少強引かなと思う回答をした。こちらの気持ちが通じたのか、試験官から助け舟と思われる発言もあってので、何とか合格圏内に滑り込めたかもしれないという期待は残った。
もともと、英語力不足で厳しい戦いになると予想していたので、試験官に少しでも好印象を持ってもらえるよう、①きちんとスーツを着てマスクを着用し、②入室時と退室時はにこやかな挨拶を心掛け、③面接中は、海外からやってきた懐かしい知り合いと喫茶店で談笑するようなイメージを持って出来るだけ明るく対応した。

(4)ハローのメルマガ、無料動画、無料資料、教材などで役に立ったこと すべての教材がとても役に立つものばかりで、本当にありがとうございました。
特に「300選」は、心の支えとなりました。受験対策をする中で、日本語でも要領よく説明できないことがたくさんあり、次から次へと知らない英単語が出てくるし、しかもそれらを暗記しようとしてもなかなか覚えられなかったので、夏場に一度くじけそうになったことがありました。悩んだ末に、あれこれ手を広げることはやめて、基本の300選をマスターすることに集中しようと思い直しました。趣味のマラソンで夏場は週末に2時間ほどジョギングするのですが、走りながら約90分ある300選の音声ファイルを最初から最後まで通して毎週のように聞いていました。
また、具体的な二次試験対策は「Happy Guide Navi」の通りに行いました。他にもやり方はあるのかもしれませんが、ここで説明された方法が自分には一番フィットするものでした。筆者は、対策テキストとして「全国通訳案内士試験 英語一次・二次直前対策」(語研)を絶賛推奨され、この本のおかげで合格できたといっても過言ではないとおっしゃってますが、自分もまさにその通りでした。特に、プレゼンは、この本に説明されたフレームワーク通りやっていけば、自然に上手く作れるようになると思います。

(5)ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
日常的に英語を話すことがなかった自分が1年で合格できたのは、植山先生のおかげ以外の何ものでもありません。本当にお世話になりましてありがとうございました。

以上


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