1/32オールドスロット

10年ほど前、いまは無きミスタークラフトのマイショップで手に入れたのが、ごらんのMRRCの2台と古いスケレのコースセット。段ボール一杯あり、さっそくうちでコースを作って遊びました。
そのころから、レトロモビルでは古いスロットをあさったり、巣鴨のさかつうにてキットを眺めたりしていました。いまではオールドスロットを中心にいろいろ集まっていますが、走らせることはご無沙汰です。

ミズタークラフトと言えば、中学生の頃から通っていた思い出の店で、根岸さんとも静岡ホビーショーで知り合い、「モデラーズのバイキングブルーは俺が調合したんだよ」と教えて頂いたりしました。
モデラーズのレジンキットもいくつも購入しています。
閉店間際にも足を運んだのですが、残念なことになりましたね。
フォトアルバムでスロットのコレクションも公開しています。

オールドミニ

こちらはオールドミニ。一回り大きな水彩紙に描き、六本木のバー「ノーマンアンドディー」にて販売された物です。
こちらのバーでも、わたしのイラストを見ることが出来ます。
ポストホビーのアウトレットとしてミニカーも販売しているおしゃれなバーで、バーテンは昔からの知り合いです。ミジェットに乗る根っからのクルマ好きです。
六本木ミッドタウンから徒歩1分、ぜひのぞいてみてください。
ノーマン、はグレアム・ヒルのファーストネーム、ディーはデーモンの愛称だそうです。

ノーマンアンドディー http://www.norman-and-d.tokyo.walkerplus.com/

バンダイのヨーロッパ

ロータス三連作の最後は、バンダイの1/20ヨーロッパ。アポロから出ていたキットですが、設計やパーツ割り、何よりボディのとらえ方がコグレの2台とそっくりなので、コグレと同じ設計者の物でしょう。
ホイールなど、表裏のパーツも含めてエランとほとんど同じデザインです。
こちらはフルオープンのキットですが、モーターが入るため、ふくらんだロータスツインカムはお世辞にもリアルには見えません。
それでも、ドア先端がボディに潜り込むヒンジや、全体のプロポーションバランスなど、シリーズ1のヨーロッパの決定版と言うべきプラモデルです。

コグレのエラン

つづきまして、こちらはコグレのエラン。1/20スケール。こちらは作りかけでシャーシ部分が半分組んであるものを手に入れて完成させました。
やはりエランの美しさ、気品を良く再現した45年前のプラモデルです。
こちらはほとんどキットストレート組み。エリートもそうですが、車高やトレッドを全くいじらなくて良いのは驚きでした。
こちらのタイヤがエリートにも入っていた共通部品、シャーシも共通です。
こちらも箱絵のイメージで、アイボリーと黒のツートーンにしました。

コグレのエリート

模型の世界にも、文化遺産のような貴重なキットが数多くありますが、その中でも究極のお宝と言えるのがコグレのエリートでしょう。
45年も前のキットですが、その実車さながらのプロポーション、気品、どこをとっても奇跡のようなキットです。
今回、手に入れたデッドストック、ビニールも破られていないミントでしたが、そこはモデラー、すぐ作り始めてしまいました。
タイヤのみエーダイの917のものを輪切りして幅つめした物に替えてあります。

カラーは有名な箱絵をイメージして赤とアイボリーのツートーンに。
ドアやトランクオープン、1/20スケールです。