GTO!!

フェラーリの去年の話題のキットと言えば、やはりフジミのGTOでしょう。
プロポーション抜群で、手を入れるほどイメージのGTOに近づく名作キットと言えます。
キットのタイヤとホイールはアレなので、手持ちのモデラーズのエッチングホイールとサニーのLMのタイヤを組み合わせています。
フジミのエッチングのホイールは前後のリム幅が一緒なので、これだけでもぐっと変わります。

デカールはヒロの物、リヤのテールエンドの2重パイプや、挽き物のテールライト、ノーズのグリルのエッチングなども、ヒロのパーツを使っています。

歴史に残る傑作キットと言えるでしょう。

CAN/AM！

amtのカンナムシリーズから2台。60年代の1/25スロットボディを使った古いシリーズです。
シャパラル2Aは、プロポーションもよく、ホイールやキャブレター、コクピットなどのモールドもシャープでベストキットといえる物。タイヤはシリーズ共通のプラ部品でサイドのロゴは筆で書いています。
形状モールドともに優秀で、足下はきりっとしています。ボディの裾が垂直に落ちているので、不自然にならないように内側に向けて削り込んでいます。パーツ点数は少なめ、見えてるところだけの再現です。

エルバマクラーレンMA1は、対して妙に四角く堅い印象なので、全体に粗めの金属ヤスリでごりごりと整形してあります。
キャブレターまわりやコクピットもあっさりした表現、でも出来上がるとなぜかかっこいいのです。
ホイールの出来が良いので、全体の雰囲気は悪くありません。こちらのほうがアイテム的には貴重といえるかもしれません。カラーリングも派手でアメリカンです。クレオスのゴールドに塗装でホワイトストライプを入れてあります。

どちらも、インクジェットによる自作デカール、クリヤーコートで仕上げてあります。

今回、こちらの2台は売約済みとなりました。どうもありがとうございました。

こちらは427

ヒロのコブラを完成させたら、古いモノグラムの20年ほど前のプラモデルも完成させてやりたくなりました。
シングルスクリーンのエセックスワイヤのキットにモデラーズのコブラブルーとコブラデカール、手持ちのデカールを組み合わせています。

427の決定版と言われているだけあって、いまでも手に入るこのキット。プロポーションはすばらしく、細部の彫刻もマニア心をくすぐります。シャーシやエンジンも、適度に細かく再現されており雰囲気があります。プアなタイヤはフジミに替えてあります。

昔きれいに作れなかったキットをリベンジ出来ました。

やっぱりコブラ

古いスクランブルカーマガジン、85年8月号。24年目の僕は、そこに写ったガーズマンブルーのコブラ289FIAロードスターにノックアウトされたのです。
シェルビーアメリカンが走らせたコブラロードスターで、1965年シーズンもヨーロッパに送り込まれたただ1台の、ガーズマンブルーにホワイトストライプの289FIA ロードスター、CSX2345。

モデルファクトリーヒロから発売された、フルオープンの精密ディスプレイキット、1/24コブラ289FIAロードスターは、そんな僕の夢を叶えてくれました。