心が元気になるものイロイロ!

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ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

2018-02-08 23:20:13 | アート
こちらは先日行ったゴッホ展。

現在、京都国立近代美術館で開催中です。





日本の浮世絵に影響を受けたゴッホ。

そして、ゴッホの影響を受けた日本の画家たちがいて、、、

お互いに刺激を受けていた、その関係性が分かりやすく展示されていました。


オランダのゴッホ美術館へ行ったのは、独身の時なのでもうかなり前で、
その時の記憶もかなり薄れてますし、、、

ゴッホというと、自画像や、ひまわり、麦畑と教会、跳ね橋など、とても有名な絵がありすぎますが、

今回の展覧会では日本初公開の絵も何点かあり、新鮮な感覚で見る事が出来ました。

更に常設展の階では、ゴッホ展に関連付けた他の方の作品もあり、

その一つ、森村泰昌さんの「ゴッホの部屋を訪れる」という作品。

「寝室」の絵を立体にしたこの作品は写真OKでした。


実際に見ると、遠近法がなんだかちょっとズレてる感じがするのですが、写真に撮るとほんとうの絵のように見えるような?

壁に掛けてある絵の中にも森村さんが沢山いらっしゃいましたよ〜。



シュールです



なかなか楽しく深〜いアートです。


ゴッホは日本に行った事がなく、日本に行った事がある人から聞いたり、浮世絵を通して日本に憧れて、

アルルを日本のように思い、描いていた期間もあるようですが、

もし、その頃にテレビやインターネットで世界中のことがすぐそこにあるように、分かったら、恋い焦がれたのかしら。

手軽に海外にも行ける今、インターネットで世界中の国のことをドキュメンタリーなどで見てしまうと、どこかの国に行きたくてたまらないという、恋焦がれる気持ちが希薄になっていく気がするのですが、、、

若かったら違うのかな?



2018年3月4日(日)まで。京都国立近代美術館にて。

※森村泰昌さんの作品は4階コレクションギャラリーにあります。ゴッホ展に行かれた方は是非そちらも見に行ってきてください。