ほんとうに痛ましい冬山の遭難事故です。
あの有名な元F1レーサーの片山右京さんが自転車レース、
マラソン、登山など、「冒険家」として活動してなんて知り
ませんでした。、
山の天候は変わりやすく、甘くみてはいけないと
良く云われることですが、今回もそうだったんでしょうか・・・
風で2人のテントが飛ばされたらしい・・・
近く南極に行く予定で富士登山は訓練のためだったという。
失いかけている命の救助に当たるか、下山して救援を
要請するか究極の選択です。
一刻の猶予もならない緊急事態に自分ならどうするのだろう・・・
二人を亡くした今、どちらを選択しても後悔の念にかられます。
詫びても詫びても帰らぬら命・・・
社員だったと云う二人の男性の死に、片山右京さん
「助けられなかった!」と慟哭した。
自分を責め、どんなにか辛く、たとえようもない深い
悲しみに包まれていると思います。
彼もまた、この山の犠牲者です。
今はただ、亡き人の冥福を祈り、静かに時の経つのを
待つしかないのでしょう・・・
山は雄大ですが、時には人を寄せ付けない厳しいもの
があります。悲しい冬山の遭難事故でした。