毎年かわらず・・・

♪♪さくらの花の咲く頃はうらら、うららと陽はうらら・・・

ここ数日寒かったせいか、不動尊公園の、桜の花も散らず
満開状態を保ってます。
今日は朝から久ぶりに良い天気で気分爽快です。
野山の木々に新芽が萌える始め、春爛漫です！
今の季節にふさわしい、「ほっとする禅語７０」をご紹介致します

桃花笑春風　（毎年かわらず）

また今年も桜の花を見ることが出来た。生きていることを
感謝しながらのお花見です

人の姿は変わっても、花の姿はかわらず。桜の花も
桃の花も、春風が吹くたびに同じ姿で同じ香りで咲き
ほころびます。

禅語でこのことを言うのは、世の中が変わっても仏さまの
教えもまた桃の花が咲くのと同じように変わらないものだと
いう意味です

桃の花も仏法も、くり返しくり返し、私たちに同じことを
説いてくれます。禅語を聞くたび、違う意味や違う強さ、
違う深さ、そしてありがたさの度合いまで違って感じるのは、
私たち自身が聞くたびに心が変化しているからなのでしょう。

自分が少し成長したかな、と思ったら、昨年読んだ禅語をもう
一度取り出してみてはわからなかったあの言葉が、魔法が
解けたようわかるかも知れません。        

なるほど・・・同じものを見ても、読んでも、その時の心の変化で
まったく違ったものに思える時があります。　日々向上心を持って
過ごしたいですね！