東京都の日の出町に、大久野の藤と言われる都内有数の大きな野生の藤の木がある。
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アラカシやスギの木に野生の藤のつるがからまっている。
根もとあたりは3メートル、樹高は27メートル。
左の写真は、展望台からの眺め。
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家の花の世話を家族としているが、芽が出て葉をつけて花の蕾を見て、やがて咲くのを心待ちにしているのが好きで、そういうものに強い愛着を感じる。
藤が松とからまる光景を男女の和合の形として愛でる習慣が日本には昔あったが、野生にはフジ棚にはないような、ダイナミックでたくましい感じを藤に与える。
古代の藤のつるは、弓に使用されていて、それほど頑丈であったらしい。
私たちは、なぜか藤と言うと高貴な色だと思うが、それは平安貴族の時代の話で、古代では、藤は違った見方をされていたのであろうと思う。
野生の藤が見たくて、ドライブをした一日だった。
自然が豊に残っていますね。
桧原村の秋川渓谷へ、油絵を習い始めた頃写生に行きました。