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2-0が怖いのではない、お前達の勘違いが怖い

山岡的逆張り案件2024

2024-06-22 23:15:18 | 日記
年に一回くらい、美味しんぼの山岡さんのように逆張りで自己顕示したい欲求にかられる。好きな刺身を訊かれたとき「俺は何と言ってもサバだな」という感じでイキがりたい。隣の谷村部長に「山岡くん、意地になってしまったのか」と率直な感想を述べられたい。

私がいつも書く逆張り案件は以下。

①いちごのショートケーキは洒落た名店のやつより不二家のがうまい
②塩ラーメンは有名店のものよりサッポロ一番塩ラーメンがうまい
③うなぎは天然より養殖のほうがうまい
④本場の讃岐うどんより味の民芸のざるうどんのがうまい

②は具無し水少なめで濃いめに作り、すりごまの風味と揚げ麺の油の匂いとパンチの効いたケミカルな塩味のマリアージュを楽しむのが至高。

以上は食べ物に関する私のイキった中二病案件ですが、好きな映画を問われた時には間髪を入れず「釣りバカ日誌7」と即答できるようになりたい。時計じかけのオレンジなんぞを有難がっているようじゃだめだね、などと言って。

「そんな娯楽映画を、、山岡君意地になってしまったのか。しかもなぜ7作目」と谷村部長。

「7はハマちゃんとスーさんの喧嘩が話の骨格ですが、ヒロイン名取裕子とその元旦那役の寺尾聰の抑制の効いたやりとり、ワイルドカードで何の脈絡もなく序盤に登場する世界の中野浩一、そしてこの大衆娯楽映画の中に忍び込むサブカル要素戸川純が出演する最後の作品でもあり、これらの要素がストーリーに深みを持たせているんです。寺尾聰はこの釣りバカでの演技で再注目され、その後の半落ちでの名演につながりました」。

そんな後付けの理屈は抜きにして、平日は疲れているので週末に観る映画は脳への負担が少ない釣りバカくらいがちょうどいい。

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