筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

部会活動報告 ~きのこ部会~

2013年01月16日 | 活動報告

1月も半ばになりました。

五郎助山では,各部会の活動が本格化してきました。

今回,きのこ部会の原木伐採の様子を密着取材しましたので,
ご報告いたします。

 

場所は,「平成24年身近なみどり整備事業」により,
業者さんに下草を刈ってもらったところ。

下草はきれいになりましたが,刈った篠竹や木の枝がまだまだ残っており,

今後会員の手で整備を進めなければなりません。

この場所から,きのこの原木を切り出します。

整備も進むし,原木もゲットでき,一挙両得。


伐採する木に目印をつけていきます 

 いざ伐採

 

講習を受けたものの,まだ慣れていないチェーンソーに,果敢に挑戦する会員。
  ベテランの会員に,切り込む角度などについてアドバイスを受けています。
  (五郎助山では,チェーンソーと刈払い機の操作は,講習を受けた会員のみが行っています。)
 ↓ 

 

 

倒れるぞ~~~          見事,木と木の間に倒れました

  

 

今回の伐り方を分析。
ベテラン会員からの的確なアドバイス。
私も「なるほど,なるほど」と感激しながら聞きました。

 

整備途上のこの区画。
木がたてこんで生えており,
狙った方向に木が倒れても,
「かかり木」になってしまうことも…
(倒した木が,ほかの木にひっかかること。
 今回は,枝がからんでしまいました)

連携プレーで根元を少しずつ慎重に移動。
ひっかかっていた木が,無事地面に倒れました。



切り口はまだしっとりとしており
とてもいい香りがします。

  

 

五郎助山のほかの場所での伐採では「かかり木」はほとんどなかったのですが,
今回の場所は,木と木の間が狭く,枝がからみがち。
自然相手の仕事の難しさをつくづく感じました。



伐採した木は,しばらく横にしておいて,乾かしたのち,
「玉切り」を行うようです。

 

繭を発見。

 

 


最後にチェーンソーの手入れ。
分解して,くまなくお掃除

 

木くずが詰まっていたチェーンソーがすっかりきれいになりました。

 

仕事を終えて五郎助庵に戻ると
こんなものが届いていました。
さて,何でしょう??

 

小鳥の巣箱です。
丸山のメンバーが作って持ってきてくれました。
野鳥のために,かけてあげましょう。

 

どんな鳥が使ってくれるのかな?

 

次回は,炭部会の活動をレポートします。

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