キク科の野草たちのなかに、「野菊」と呼ばれるている一群があります。
分類では「野菊」という名前の植物はありませんが、昔も今も「野菊」と呼ばれる花は、日常のなかにあるんですよね。
でもキク科の野草がすべて「野菊」かといったら、そういうことではなく、「野菊」は「野菊」として存在しています。
タンポポやハルジオンは都会でもよく見かけるキク科の野草ですが、決して「野菊」とは呼ばないし、思いもしないでしょう?
野辺で見かける(ある種類の)菊の花を、「野菊」と呼んでいるんですよね。
そんな「野菊」たちを集めてみました。
常々「野菊」は「野菊」、それ以外の名前など必要ないくらいに思っております。
よく似た花がありますのでね、いくら花好きとはいえ、素人には手に余ることもあるんですよ。
専門的な言葉を使ってどうのこうのって言うのも、主義ではありませんのでね。
昨年同様、名札付きの「野菊」に出会いましたので、一応名前を書いておきます。
個々の花につきましては、昨年とほぼ同じ場所での撮影です。
詳細等過去記事に丸投げいたします。
昨年の記事、「野菊ですよ」をご覧になってください。
【ヨメナ・嫁菜】キク科ヨメナ属
おそらく「カントウヨメナ・関東嫁菜」でしょう。
7月にはすでに咲いていました。
【ノコンギク・野紺菊】キク科シオン属
【コンギク・紺菊】キク科シオン属
ノコンギクの色の濃い品種です。
【ユウガギク・柚香菊】キク科ヨメナ属
【シラヤマギク・白山菊】キク科シオン属
【シロヨメナ・白嫁菜】キク科シオン属
なんともいい雰囲気です。
今日の悟郎さんの文を拝見するまで、意識したことがありませんでした。
自分の中の「野菊」の定義です。単に、はっきり区別できて
名前のわかっているキク科を野菊に入れていないだけなのか、
あるいは自分の中に知らず知らずのうちに、いつの間にか
出来上がった野菊の定義によってなのか、それすら分からない、
ということに気づいてびっくりしてしまいました。
私って何ていい加減なんだろう~
いい加減ついでに、花の時期以外の野菊たちって、冬春夏、
株はどんな状態をしているのでしょう。ご存知でしたら教えてください。
耐寒の多年草ではありますよね…?
今年も、それなりの雰囲気を持った野菊たちと出会うことができました。
素朴で可憐な花を慈しむ思いはありますが、どうも野菊が咲いている風景により惹かれるんじゃないかって、そう思っています。
分類上は存在しない「野菊」ですが、「野菊」は存在していますよね。
「野に咲く菊」を「野菊」と呼んでいるのなら、育った環境で、それぞれが思う「野菊」は違うんではないだろうかということに思い当たりましてね。
それが今回の記事のベースになっています。
検索サイトで「野菊の仲間たち」として紹介されているメンバーをみても、私にとっては野菊ではないなというものもあります。
その花が幼少期に認識していたりすると、余計その思いが強いですね。
リュウノウギクなどは、私にとっては野菊ではありません。
今回アップしたものの中では、「シラヤマギク」などは頭をひねる場面もありますが、最近見知った花ですのでね、あまり抵抗無く野菊の仲間に加えることが出来ます。
秋に咲くというのも、大きなポイントじゃないかなと思います。
無意識のうちに、ポージィさんもご自分の「野菊」が分類されているんじゃないでしょうか。
いい加減ってことじゃないと思いますけどね。
ここにあげた野菊たちのその後はですね、地上部はすっかり枯れてしまいます。
耐寒の多年草ではあっても、常緑ということではありませんね。
園芸種の菊と同じですよ。
刈り取られずに残されていたりすると、早いものは春先に根元に近い茎から新芽を出すこともありますが、ほとんどは地下茎から新芽を出します。
夕べから、ひどく冷えると思ったら、初雪になりました。町並みの間からみえる南の山が真っ白になっています。
近くのお寺の銀杏の大木も一晩で真っ黄色になって、崩れるように散りはじめました。
この木は雄木で、実は生りませんが、気のせいか葉っぱが何となくゴツイ感じです。
ヨメナっていいですね。ほんとに花が早くて可愛くて…。清潔な感じが好きですね。
3年ほど前の春、近くの植物園に行ったら、竜脳菊の株があっちこってにあって、(春なので花は咲いていません)ちょっと小枝を2本貰って?来て、葉をひと芽づつ差して育てました。
竜脳の匂いを嗅いで見たかったのです。秋になってきれいに花が咲きそろいましたが、匂いはさしたることもなく、あれっ?て感じでした。
今はプランターから畑に下ろして、ノコンギクだか嫁菜だか解らなくなっています。
泡立ち草、背の低いものが多いとネットにありましたか。
種類が違うのか突然変異か。一株抜いてきてわが家の畑で育てましょうか。結局、背が伸びて本家がえりしたりして…。この花、とっても好きなんです。
雪をかぶって、野菊たちはどうしているものやら。
初雪を踏んで見に行くわけにもねぇ…
富山ばあちゃんはそろそろ冬眠かな?
と、きましたか(笑)
な〜んて、人様のところで笑ってもいられないんだけど。。
富山は初雪ですか。
いよいよ本格的な冬に突入ですね。
雪こそ降りはしませんが、こちらも寒い一日でしたよ。
明朝(本日)はもっと寒くなるようです。
この寒さで、紅葉も進むでしょうね。
ヨメナの楚々とした風情はいいですよね。
こちらでは、葉っぱがウドンコ病で白っちゃけているのが多いんですけどね。
リュウノウギクを育てていらっしゃるんですね。
私は秋のキク科の野草のなかでは、思いいれもありまして、リュウノウギクがいちばん好きです。
近々アップする予定でいます。
香り、しませんでしたか?
イソギクと並んで、大好きな香りなんですけどね。
セイタカアワダチソウの草丈の低いものが目に付くとはいっても、品種が改良された訳じゃありませんのでね、環境さえ整えば、あっという間にノッポになると思いますよ(笑)。
そこをお含みおきの上、栽培するかどうか考えてください(笑)。
野菊たちも、そろそろ今年のお勤めはお終いですね。
来春の新しい芽たち、眠っているでしょう。
冬場は、パワーを蓄える時期だと、そう考えましょう。
★noodlesさん
丸投げのオンパレードです~~
お蔵入りよりいいかなって、そんなところです(笑)。
今朝は屋根雪の落ちる音で目が覚めました。
しんしんと雪が降っておりました。
昨日までは薄化粧…なんて気どっておれましたが、いやはや、ドカンとお冬さまのお早いお着きで、人間どもは右往左往、特に富山ばあちゃんは、です。
寒さに弱いものもプランターの中でぽっこり雪をかぶっておりました。ま、まさか根雪にはならないでしょうけど。
畑に下ろした竜脳菊はどうなっているものやら。
ブランターに残したものは草もみじして切ない色をしておりますよ。
キッチンのリフォームがやっと終わり、ほっとしております。今風にするのに、ほぼ1ヶ月かかりましてね。ホント、職人さんたちが出たり入ったり片付けやお掃除などいくらやってもやってもキリがなくて、
気が狂いそうでした。
悟朗さんの花を見せていただくことが唯一の支えでしたから。ほんとうにありがとうございました。
日本海側では、かなりの雪が降ったと聞きましたが、屋根から落ちるほど降ったんですね。
本格的な冬景色になりましたね。
ただこの週末にかけては気温も上がりそうですのでね、一気にということはないでしょうね。
植物たちも、試練のときを迎えることになりますね。
キッチンのリフォームをなさったのですね。
人の出入りがあると、何かと気忙しいですよね。
お疲れさまでした。
こちらも花枯れの時期を迎えておりますのでね、精々探し回って、花を集めてまいります~~(笑)。