暦の上で秋を迎えるあたりから、紫色の花が目につくようになります。
植物の世界では、季節が動きだしているんです。
「ヤブラン・藪蘭」
雑木林の下草で咲いていると風情があり、花色も涼やかだし、少しだけですが秋を伝えてくれているんでしょうか。
実際には町の公園や舗道脇にも、たくさんみることができます。
「フイリヤブラン・斑入り藪蘭」
もしかしたら「オキナヤブラン・翁藪蘭」というのかもしれませんが、ヤブランの斑入りの品種です。
公園などでは、こちらの斑入りのものを見ることのほうが多いかもしれません。
花時期でなくても、この葉の美しさは観賞に耐えます。
「ノシラン・熨斗蘭」
この1株だけなんすが、昨年より随分早く開花しているものに出会いました。
リュウノヒゲとはお仲間で、青く光る実がみられます。
noodlesさんのブログで今年の花が紹介されていたので、もうそんな時期になったのかと、マイ花マップの場所に行ってみました。
「ツルボ・蔓穂」
この柔らかい雰囲気の花が、好きなんですよね。
スルボやサンダイガサ(参内傘)という別名があります。
参内傘(公卿などが参内のとき従者に持たせた長柄の妻折傘《つまおりがさ》。白麻の袋に納めて持参させ、降雨のときに背後から差し掛けさせた。ー大辞泉ー)に花の姿が似ていることから付けられたようですよ。
この花は白っぽい品種ですが、赤紫色のものがあります。
そちらのほうが多いのかもしれませんが、私の回りでは、見かけませんね。
オオツルボという花がありますが、そちらとは属が違います。
「シラー ベルビアナ」の別名です。
本日掲載した花たち、ランと名乗ってたりはしますが、すべてユリ科です。
うちの近くのヤブラン、今年はダメですよ。
滅多に綺麗なのにお目にかかれません。
葉っぱがズタズタのものがほとんどですし、花もまばらなものが多いです。
やっと綺麗なのを見つけましたが、暗い場所で写真が撮れない…
どうやら諦めたほうが良さそうです。
ツルボももう咲き始めたのですね。
去年近くで見たものは、みな悟郎さんがアップされたこれと同じような
花色のものでした。
どちらも小さな一輪の花を見るととても可愛らしい顔をしてますネ。
鎌倉のは背が低く、小さかったです。
ツルボもこんな立派じゃなかったなあ。。。
シノランは初めて観ました。。
ちょっとウフフって声出して笑っちゃいました。
ツルボ、もう咲き始めましたかぁ。。。
ヤブラン、知らない間に花穂が出ててビックリしてます。
ピント合わせにくいんですよね。
お腹出てるからしゃがむのしんどいし(笑)
痩せなきゃ、私。。。
悟郎さん、すごくきれいに撮れてます。
こちらはね、ヤブランの斑入りのものをよく見かけます。
川沿いに生えてるのさえ斑入りです。
ノシランはちょっと見ないですね。
あらら、そうですか、あまりきれいなものには出会えませんか。
確かにこちらでも、道端で見かけたりするものは、葉っぱはズタズタのものが多いでしょうかね。
たまたま公園にあるものは、雑木林の下で程好い環境に恵まれているからでしょうか、きれいな状態で咲いてるものに出会えました。
ツルボの花、noodlesさん情報で駆けつけたら、ちょうど咲き始めていました。
検索画像で見ると、圧倒的に赤っぽい花のほうが多いんですよね。
そうなると、会ってみたくなるのが人情というものですよね(笑)。
noodlesさん
やっぱりそうですか?
この写真の場所以外でも、ここと劣らぬくらいに群生してる場所が数ヶ所あります。
ツルボは、ここ以外ではまだ咲いていませんでした。
もっと群生する場所があるんですけどね。
ノシランは、この個体が特別早く開花したんだと思います。
これからの花ですから、そのうち出会えますよ。
ちょびママさん
ウフフ・・・してやったり(笑)。
ありがとうございます、お褒め頂いて。
ツルボは、ここ以外ではまだでした。
そうそう、ほんとにピント合わせるのには苦労しました。
今回は斑入りのほうには泣かされました。
再、再撮で、やっとでした (泣)。
こちらでもそうですよ。斑入りのもののほうが多くみられます。
特に新しくできたビルの庭に植えられているものは、ほとんどが斑入りのヤブランです。
実付きのことを考えたら、普通のヤブランのほうが楽しめるんですけどね。
ノシラン、ちょびママさんの回りでは見かけませんか。
こちらでは、そこそこ見かけますけどね。
出会えればいいですがね。青い実に出会って欲しいです。