【ルリヤナギ・瑠璃柳】ナス科
1ヶ月前から咲き出していました。
まだ咲き始めで花数もまばらだし、撮った日のお天気もよくなかったし、青い空が出てから撮影しようと待ってました。
瑠璃色の花を、青空のもとで撮りたかったのです。
3年連続して会ってますが、今回のルリヤナギが、いちばん大きな株でした。
過去のは1メートルほどでしたが、こちらは2メートルばかりありました。
ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンなどが、原産地です。
実は密かに思ってたことがあります。
このルリヤナギもセイヨウニンジンボク同様、これから目にする機会が増えるんじゃないかなって、勝手に思っていました。
この手の独りよがりは、ままあるのですけどね。
花色がなんとも品のいい紫ですし、全体の姿もすっきりしてて暑苦しくないし、夏花木としての需要はあるだろうな、まだまだ認知されていない花なんだろうって、そう思っておりました。
ところがです、調べてみると、びっくり情報に行き着いちゃいました。
ルリヤナギは、江戸時代に日本にやってきてたんだそうです。
そのうえ、近頃ではあまり目にしなくなったという記述もありました。
ということはですよ、前はもう少しお目にかかる機会が多かったってことですよね?
思ってたのとは、真逆の展開をしてたんですね、ルリヤナギは。
ナス科の花だということは、わかってはいても受け入れるのを躊躇してしまいます。
あのソラヌム・ラントネッティーと同じ、ナス科ナス属(ソラナム属)ですからね。
細い葉を柳に見立てて、瑠璃色の花だからルリヤナギ・瑠璃柳という名前を頂いたんですよね。
いい名前です。
別名のリュウキュウヤナギ・琉球柳は、特に琉球からやってきたということではなく、外国産ですよって意味でしょうね。
スズカケヤナギ・鈴懸け柳とか、チョウジカとの別名は、由来はわかりません。
ハナヤナギ・花柳は、納得しちゃいました。
清楚で可愛い花だからさ、おじさんとしては、もう少し流行って欲しいんだけどな。
そうですね。
どうしても青空の下で見たい花ってありますよね。
ヒマワリなんかが、典型的な花でしょうか。
暑いし、撮影には不向きですが、やっぱり青空バックで撮りたいです。
この花は、そこまでではないんだけど、名前に瑠璃が付いていますのでね、少々こだわってしまいました(笑)。
ピーカンでの撮影は苦労しますが、やはりクリーンな青空を背にした花達は、こちらも元気をもらいますね♪