【ヤナギバルイラソウ・柳葉るいら草】キツネノマゴ科ルイラソウ属
この花はブログを始めた年の秋に、近所の駐車場脇で咲いていたのを「蔵出しの紫花たち、青花も… 」の中で紹介したことがあります。
カタタネオガタマも植えられていた駐車場ですが、その後お隣の廃屋とともに植栽のすべてが処分され、何かが建つのかと思っていたら、隅々にまでアスファルトが敷き詰められて100円パーキングになっちゃいました。
今もそのままです。
以来この4年間、ヤナギバルイラソウを見かけることはありませんでした。
見かけることはありませんでしたと書いていますが、実は見ていたんだけど気付かなかっただけだということが判りましたよ。
今回紹介しているヤナギバルイラソウも、わが町のなか、それもごく近所にありました。
週に2~3回はすぐ側を通っているんですよ。
すぐ脇を通っていたんじゃないのがミソかもしれませんが、この株のことは数年前から見た憶えがあります。
花が咲いて初めて、そこにあったことに気付くということは他の花でも経験してはいますが、今回はあまりにも不注意だった自分に、かなり呆れちゃいましたよ。
反省もんです。
ヤナギバルイラソウはメキシコ原産の耐寒性のある常緑小低木で、大きいものだと1mほどになります。
「1974年ごろ沖縄県駐留のテキサス、フロリダの軍隊により非意図的に持ち込まれたとされている」との記述がありました。
非意図的ということは、種子が靴の底や洋服などに付着してやってきたということでしょうね。
繁殖力が強く、沖縄はもちろん、都市部周辺や、四国や九州などで野生化しているそうです。
開花期は4~10月と長く、沖縄ではほぼ1年中咲いているのが見られるようですよ。
紫色の皺々の花は5cmほどあり、意外と大きいんだけど、一日花です。
一日花とは言うものの午後早い時間には落花し、夕方まで持ちません。
そうそう、4年前は開花しているのを確認したくて、早起きして撮りに行ったんでした。
今回は3時を過ぎても咲いていましたが、曇り空だったからでしょうかね。
「ヤナギバルイラソウ・柳葉るいら草」の「柳葉」は、細い葉の形状に由来します。
聞き慣れない「ルイラ」とは、属名の「Ruellia」からきているんじゃないかと推測されています。
普通「Ruellia」は、「ルエリア」とか「リュエリア」と表記されることが多いんだけどね。
「ルエリア」はヤナギバルイラソウの別名としても使われます。
他にも「ヤナギバスズムシソウ・柳葉鈴虫草」とか「ムラサキイセハナビ・紫伊勢花火」など、ちょっと粋筋の別名もあります。
どちらもキツネノマゴ科の「スズムシバナ(もともとはスズムシソウと呼ばれていましたが、ラン科のスズムシソウと混同されることから花名変更されました)」と「イセハナビ」に似ていることからの命名だそうですよ。
初めての花です。
すごく株が大きくなるのですね。
名前がちょっと覚えにくいですが、花色が素敵なので
許してあげましょう。
この花、シベが見えないのですね。
シワシワ感といい、色といい、私好みです。(笑)
うちは1年中、5時には朝食です。
老犬が夜と昼が解らないため、だんだん早起きになりました。
ぐっすり眠りたいが、今の希望です。(笑)
細い柳葉も涼しげです。
ルイラという名前もハイカラ(死語か?)です♪
初めてでしたか。
園芸種としても出回っているようですけどね。
とにかく丈夫そうで、一度根付くと根絶させるのは大変なようですよ。
名前、憶えにくいですか?
ヤナギバときてルイラソウ、意外と憶えられると思いますよ~~♪
ロッキーママさんの琴線、直撃しましたか(笑)。
花色も素敵だし、皺のある花びらも手作り感があって面白いですよね。
ただ上記の理由により、是非とも庭に1株とは、お薦めいたしません(笑)。
ロッキーくんの事情によって、5時から朝食ということになったんですね。
夏場はともかくとして、冬は大変ですね。
希望が叶うといいですねとは、軽々に口には出せません。
★noodlesさん
そうかもしれませんね。
この花は曇り空、雨が降っててもいいかな、そんな天気の日に映えるのかもしれませんね。
柳葉もそうですかね。
ルイラって、今時っぽい響きがありますよね。
ハイカラ(笑)な若夫婦が、娘の名前に付けていそうです~~