ロウバイの開花は今しばらく待つことにしましたが、ならばあれはどうだろうと向かったのがこちらです。
お判りですか、こちらの木?
前回の記事に、06年12月18日に紹介した「これは事件です!」をリンクしておきましたが、そちらをご覧になったかたは判るかもしれませんね。
墓地に違和感なく植えられた樹木、というより、墓地にこれ以上お似合いのものは無いという、こちらを紹介いたします。
【シキミ・樒】シキミ科シキミ属
今年も早々に咲いていましたよ。
シキミ本来の花時期は春です。
サクラの開花より少し早い頃です。
年内に咲いているのを、毎年のようにみてきましたけどね。
微妙な高さで咲いていましたので、枝を引き寄せカメラを片手で構えての撮影でした。
数枚撮りましたが、案の定、ピントが合っていません。
お見せできるのはこの1枚だけです。
足元に落ちていた花がこちら。
早くに咲き出したシキミの花たち、この先の寒波に見舞われると姿を消してしまいます。
一旦退場した後、春めいた陽気になると一斉に開花します。
この時期の開花は、なんだか偵察隊のようですよ。
焦ることないのにと、そう思いながら見てきました。
「抹香臭い」という言葉は、この木の香りからきています。
※『シキミの実(み)は、「毒物及び劇物取締法」という法律で、植物で唯一、劇物に指定されています。従ってこの実を集めて、「無届」で「販売」したりすると罰せられます。』
並べた花、まとめてみると可愛いですね(笑)。
並べたらすごい可愛いです。
うちの近くの神社に大きなシキミがありますが、花は見た事ないです。
劇物ですか。
うちの店は、劇毒物の農薬を扱っていますが、
警察や保健所が見に来て面倒です。
いえいえ、そのとき頭上の木に蕾があるようには見えませんでした。
ロウバイが12月上旬に咲いちゃったのは、それでもまだ理解の範疇ですが、
シキミが12月上中旬に咲いちゃっただなんて、あまりに前倒し過ぎです。
今年の気温変動がやたら大きすぎる気象が影響したとしか思えません。
でも初冬に咲いてもやっぱりステキな花ですね。
落花を集められた最後のお写真なんて、とっても愛らしいです。
花にはまだ出会っていませんでしたっけ。
実をご覧になったってことは、シキミの木は確認しているってことですよね。
春に花が見られますよ。
あまり大袈裟にならない程度に並べてみました(笑)。
可愛いでしょう。
★ロッキーママさん
シキミの花、よく見ると可愛いですよ。
甘い香りもありますしね。
ひとつひとつの花が微妙に違いますので、並べてみると可愛いですよ。
シキミの花、ご覧になったことありませんか。
神社のシキミ、サクラと同じ頃に見ることができます。
劇毒物の農薬を扱っていっらっしゃるんですね。
面倒かもしれませんが、管理のほう、お願いいたします。
★ポージィさん
シキミの実、紹介なさってましたよね。
私も2年程前に撮ったものが写真倉庫のどこかにはあるはずなんですが、見つけ出すことが出来ませんでした。
個体差もありますので、並んで植えられていても、花が咲いていたのはこの1本だけでした。
ロウバイが早く咲くのとは、意味合いが違いますかね。
私はこの数年年内にシキミが開花しているのを見ていますので、そんなものかといった感じで見ています。
ただ、この早過ぎる開花のシキミは、結実はしません。
ほとんど落花してしまいます。
寒波にあうと、開花することなく蕾のままで落ちてしまいます。
今週の寒さで、大量の蕾が落ちてくるでしょうね。
慎み深い風情のある、上品な花ですよね。
あまり大仰にならないよう、ささっと集めて並べてみました。
可愛いですよね。