年度替りの1日、東京でもサクラが満開になったと発表されました。
寒い寒いとぼやいていたのが3日前。
31日、1日の気温上昇で一気に満開宣言が出されるまでなっちゃいました。
満開とはいいつつ、まだ3分咲き程度のものもたくさんありますけどね。
ならばと、素敵な遠回りを決め込んで、ザクッと、ほんの少しだけ回ってきました。
それにしても、もの凄い風でした。
向い風だとマイカーが押し戻されてしまい、一向に前進することなく倒れそうでした。
花撮影のため停車してたマイカーは、南西からの強風に煽られて2度倒されましたよ。
土煙が巻き上げられる大風のなか、マイ花マップ登録の1本桜たちをチェックです。
都会の街角の1本桜には、安穏としていられない事情があります。
毎年同じ姿でいられるとは限りません。
諸般の事情のもと、持ち主の思惑の有り無しとは別に、強剪定されたり伐採の憂き目にあったりと、散々な目に遭遇することがあります。
過去にgoro’s 花 Diaryでも紹介したわが町のサクラにも、そんな洗礼を受けてしまったものが数本あります。
近所の教会の角にある樹形の美しいサクラだったのですが、3～4年前に強剪定されてしまいました。
理由は何だったんだろう。電線との兼ね合いかな。
でもまあ、こちらはまだいい方です。本体は残されていますから。
諸事情あって伐採されたサクラは、2度とお目にかかることがありませんからね。
記憶にだけ残っているサクラたち、わが町にも数本あります。
お気に入りの1本桜たち、見てください。
お気に入りのサクラでは、わが家からいちばん近くの1本です。
ほぼ満開でした。
メジロたち、たくさん集まっていました。
見事に咲いていますが、裏路地というか、通行する人も車も少ない場所にありますのでね、花時期の僅か数日の間にこの道を通らなければ、このサクラの存在は歯牙にもかけられないかもしれません。
隠れた名木だと心中密かに思い、毎年楽しませて貰っております。
別角度から見ると、「タワーのある風景」になります
北参道交差点近くにあるまだ若いサクラですが、わが町の将来を背負ってたつ1本桜候補として、紹介しておきましょうかね。
千駄ヶ谷3丁目のサクラ。
狭い通路を覆って咲いていますね。
こちらは枝ぶりを整理する必要があるかな。
こちらはほんとに見事なサクラです。
同じく千駄ヶ谷3丁目にあるのですが、環境にも恵まれ、程よく手も加えられて、美しい樹形が保たれています。
この近くに事務所があるかたから伺ったのですが、街でも有名なサクラで、ランドマークにもなっているようです。
新宿一丁目、御苑を挟んだ駐車場の一角にある1本です。
新宿御苑のお膝元で、堂々と雄姿を見せてくれるのが、なんとも嬉しいじゃありませんか。
私の生活時間では、逆光でしか見られないのが残念ではありますが。
順光サイトから見てみると
手前のオオシマザクラが邪魔になって
全体の姿が見えません
1本桜ではありませんが、新宿2丁目の太宗寺のサクラも紹介しておきまましょう。
本日の天気はイマイチのようですが、週末は花見日和に恵まれそうです。
素敵な花見、楽しんでくださいね。