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goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

駅伝手袋

2009年01月07日 | 編物・手作り

正月休みの過ごし方は、長きにわたって決まっています。
お茶の間での駅伝観戦です。

今年も面白く見させていただきました。

元旦の実業団駅伝は、3チームによる胸差のレースでした。
7区間、100㎞を繫いできた3つの襷が、僅か1秒の間にゴールテープを駆け抜けました。
秒差のレースは過去にも見たことがありますが、3チームが雪崩れ込んでくるのは初めてです。
優勝富士通、2位日清食品グループ、3位旭化成。
最後の最後までどのチームが制するのか、手に汗握らせていただきました。
おもしろかったな。
コニカミノルタ、中国電力、Honndaなど、優勝候補に挙げられていたチームは、来年に向かってどんな戦力を作ってくるか、楽しみですよ。
まさに戦国駅伝の時代に突入しましたよ、実業団も。

2、3日の箱根駅伝もおもしろかった。

結果はご存知のように、誰もが驚いた東洋大学の優勝です。
ここ数年は底力はあるとは言われていましたが、まさか一気に優勝まで駆け上るとは、正直思ってもいませんでしたね。
立役者は5区山登りを制した柏原だということは、言わずもがなです。
それなりに走るだろうとは思っていましたが、まさかまさかの大記録です。
一昨年「山の神」今井が作った区間記録を、47秒も更新する大記録(1時間17分18秒)で往路優勝のテープをきりました。
あっさりと、「山の神」を越えちゃいましたね。

東洋大の各選手は復路も走りきり、完全優勝(往復路共)を達成しました。

ゴールで歓喜している選手たちを見ていて、目頭が熱くなりました。
本来なら今回の箱根駅伝の主役は、柏原以外にももうひとりいるはずでした。
歓喜の輪の中心にいるべきはずの人間は、大会直前の不祥事で監督を辞任した、元旭化成の苦労人、川嶋です。
はっきり言って東洋大のメンバーたちは、高校時代の実績はほとんどありません。
02年に東洋大の監督に就任して以来、地道に手塩にかけて育てた選手たちです。
この優勝の瞬間を、川嶋はどこで見ているんだろうと思うと、ただただ切なくてね。
レース中川嶋の「か」の字も聞くことがなかったのは、あまりにも淋しかったです。
川嶋の、恥らうような優勝インタビューを、聞いてみたかったな。
彼のことだから、涙は流さなかっただろうけどね。
すぐにとは言いませんが、機をみて監督復帰して欲しいですね。

もうひとつは前回優勝の駒大のシード落ち。
これにも驚かされましたね。
いやいやいや、何が起こるのかわからないのが駅伝ですが、箱根は特にドラマ満載です。
各校の戦力が拮抗しておりますのでね、優勝チームを含め、次の年はどうなるか皆目わからないという時代が、この先も続きそうです。

ハラハラドキドキの駅伝観戦ではありましたが、時間はたっぷりありましたのでね、昨年は「駅伝帽子」を編み上げましたが、今年は秋以来編み続けている「パソコン手袋」ならぬ「駅伝手袋」を、せっせと編んでおりました。

トップ画像の4個が、この正月休み中の作品です。

前回11月25日に紹介した以降に編み上げたものを、編み上げた順にご披露いたします。

  

  

  

  

  

  

  

  

以上、16個、ほぼ40日で編みました。
5日で2個のペースです。クリスマスプレゼントとの思いもありましたので、ハイペースだったこともあります。
寸暇も惜しまず、毛糸に触らない日は1日たりとありませんでした。
前回紹介した手袋を加えると、今期37個になりますのでね。

我ながらよく編んだなと思ってますよ。
このあたりが、突っ込み体質の本領なんですけどね。

そうそう、お願いがあるんですけどね。
お手元にパソコン手袋が届いかたたちに、使い勝手など、特に不備な点を知らせて欲しいのです。
更なる発展形のパソコン手袋を目指すには、使ったかたたちの意見しか参考にするものがありませんのでね。
編み物という制約がありますので、すべての不備をクリアすることは不可能かもしれませんが、よりよい形に近付けることのヒントにはなると思います。
忌憚の無いご意見をお聞かせください。
お願いいたします。

そろそろ2順目をと思っておりますが、いささか疲れ気味(肉体も精神も)でもありますのでね、編みはしますが、今までのようなペースという訳にはいかないと思います。

2順目を期待してくださってるみなさま、いましばらく、気長に待っていてください。
今期中にお届ける保障もありませんが、いつの日か、必ず届くと信じて待っていてくださいね。


内職ing

2008年11月25日 | 編物・手作り


季節は晩秋から初冬へと確実に動いています。
一気に寒くなりましたよね。

この蝶々は、おじさんのアパートの壁に止まっていたんですけどね、近付いても指で羽を触っても飛び立つ気配はありませんでした。
そのままにして外出しましたが、帰宅時には姿が見えませんでしたのでね、なんとか飛び立っていったようです。
ここのところの寒さですのでね、越冬する種類じゃなければ、どこかで果ててしまったかもしれません。


編んでますよ、パソコン手袋。
今期編み物を開始したのは9月30日でした。
以来ほぼ2ヶ月、マイブームのパソコン手袋を連日連夜編み続けております。
すぐ編めるように毛元に置いて、僅か5分10分の時間も惜しんで編み続けています。
酔っ払っても手にとって、次の日確認すると編み間違いがあるのに気付き、泣き泣きほどいて編み直しというトホホな話も2度3度。
それでも懲りずに、就寝前の晩酌タイムに一目二目と編み重ねておりますです。
昨日は昼過ぎから冷たい雨が降りましたのでね、はかどりました。

おじさんは重宝しています。
水回り以外では外せなくなってしまいました。

中間発表ということでもありませんが、これまで編んだものをお見せいたします。

  

  

  

以上の5個は、前期末に編んでいたものです。
2~3番目は、以前「進化した編み方」として紹介した、サイドを継ぐタイプのものですが、実はあまり使い勝手よくありませんでした。
模様の変化のバリエーションは増えますが、継ぎ目がゴロゴロしちゃって、パソコン手袋には向いていないことがわかりました。
よってすべてほどきまして、糸に戻ってしまいました。
もちろん再利用します。

という事情が判明しましたのでね、もとの編み方に戻しました。

以降が今期の作品群です。
ほぼ編み上げた順番に並べております。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

以上21個。
本日仕上がったものもあります。

すでにおじさんの手元を離れてしまっているものがほとんどです。
お届け先で可愛がって貰っていると思ってます。


この手袋、「パソコン手袋」と名乗っているように、作り手としてはインドア使用を念頭に置いておりますのでね、掌にフィットするように細めのサイズで編んでおります。
ところが差し上げたかたの一部には、外で使っているとの話もあります。

ならばです、最初から外出時を見越して作ってみることにしました。
自分使用の目的で編んだものは1個もなかったので、ちょうどいい機会です。

最後にアップしているこちらです。

屋内用よりも長めです。
親指より上を5段増やしました。
毛糸は太目を使用し、編み針は変えずにかなりのきつめのゲージです。
もともとおじさんのゲージは固めのですのでね、編み針をギュウギュウ差し込みましてね、力技で編みましたよ。

実際使ってみました。
暖かい日は問題ありませんでしたが、マイカー運転時には指先が冷たいですね。

ならばです。

百均で買ってきた薄手の軍手に重ねて装着です。
これで指先の自由度と防寒、どちらもOKです。
最初からこうやって使おうと思ってました、ハイ。

寒がり人間ですのでね、厳冬期になると心許なくなるかもしれませんが、しばらくの間はこれで凌げそうです。

別バージョンのパソコン手袋も思い付いていますが、まだまだ予定の数をクリアしておりませんのでね、もうしばらくはこのタイプのものを編む予定でおります。

ほとんどが手元にありませんのでね、まだ行き渡っていないかたには、これから編むものが届くと思います。
欲しいかた、お声をかけてみてください。


始めました。

2008年09月30日 | 編物・手作り


いやぁ、寒くなりましたね。
おまけに冷たい雨まで降ってます。

週末から涼しいを通り越して、寒くなっちゃいましたね。
いきなり10℃以上も下がっちゃって、最高気温が20℃を切っちゃっうんだもんね。
これって、11月の半ばとかの気温なんでしょう?
部屋のなかでも半袖半ズボンでは寒くって、ジャージーを引っ張り出してきましたよ。
つい2~3日まで、Tシャツとパンツ1枚だったのにな。

身体のほうも、なんだかだるいんだよね。
どこがどうのってことではないんだけど、なんとなく だるい。
油断してると、体調崩しちゃうよな。
気をつけましょうね。

このまま寒い季節に突入ってことでもないんだろうけどさ、やってきましたよ、こちらの季節が。

編み物の季節が始まりました~~

毛糸の手触りから貰えるものが、数多くあるんですよね。
糸に触ってるだけで、癒されたりします。

ということで、昨今のマイブーム、パソコン手袋を編み始めました。

前の期は、季節が終わりかけになってから作り始めたので、パソコン手袋の浸透率、イマイチでした。
今から始めると、そこそこの数編めるだろうな。

花との兼ね合いがありますのでね、時間配分を考えながら、マイペースでってことになりますかね。

さあ、編むぞ。


パソコン手袋、進化中

2008年03月02日 | 編物・手作り


パソコン手袋、引き続き編んでますよ。

少しずつではありますが、進化しています。

こちらは前回もお見せしましたが、自分用に編んだものです。
ニットの最大の特性もありまして、使い手の形に合わせ、横長に変形してきてます。
使っているうちに、親指の差し出し口の糸の伸びが気になってきたので、補強の意味合いで、鈎針で周囲をかがりました。

編み初めから終わりまでを、一本の糸を、途中で切ることなく仕上げてお終い! がコンセプトではありましたが、少々の手間はかけなくてはいけませんね。


最初に編んだ手袋をモニターしてくださった方の意見を参考に、そこにおじさんの思いつきも加えて変化させながら、いくつか編んでみました。

仕上げた順番に並べてみます。

差し上げる約束をしてたものや、どうしても渡したい人がいたので、同じパターンで目数や編み段を少しずつ変えながら、一気に編み上げました。
左右同じ物が手袋の基本なのでそう編んでますが、模様が微妙に違うのは、おじさんの好みです。
アシンメトリーへのこだわりは、過去に編んだベストなどに、色濃く反映しております。


さて、プレゼントする手袋はこれで一区切りつきましたので、次なるチャレンジに進んでいきましょうか。

今まで編んだものすべて、4本の編み棒を使っての輪編みです。
次にやろうと思ってたのは、2本の編み棒で編むバージョンです。

出来上がりは、こうなります。

輪編みで編んだものとの違い、わかりますかね?

実は最初のバージョンで編んだ手袋で、どうしても気になってしまっていたことがあったのです。
手首のゴム編みから、親指の出口までの部分、12段ほどのメリヤス編みのところがダボついて、なんだか気持ち悪かったのです。
それを解消するために、手首部分のゴム編みの目数を減らし、メリヤス編み部分で増し目をしております。
あとは今まで通りです。

この方法でダボつきが減り、かなりフィット感が増しましたね。

それともうひとつ。
今まで編んだ手袋は左右兼用で、どちらの手に着用しても問題ないような編み方だったのですが、今回は左右が別々です。

上の写真で見ても、その違いはわかりませんよね。

わかりやすいように、こちらで説明いたします。

  
 甲                              掌

これは左手用の手袋の裏表です。
今までの手袋は、すべてを極細の毛糸の3本取りで編んでます。
今回もそうですが、白い毛糸の部分は2本取りにしているのです。
掌にあたる部分を2本取りにして、通気をよくしたいと思ったのです。

これは、輪編みだと決して出来ないテクニックなのです。
2本の編み棒での往復編みだからこその技です。

そう思ってみると、上にアップした完成品でも、3本糸と2本糸との境目がわかるでしょう?

着用すると、こんな感じになります。

甲の部分は防寒のために厚く、掌サイドは、ある程度の通気を考えて薄くしたかったのです。
劇的な効果があるとは思えませんが、それなりの意味合いはあると思ってます。
次なるチャレンジへの、とば口にはなりました。

輪編みと違って、内側に綴じ目が出来てしまいます。
手にフィットすることを目的にして作っておりますので、その具合はどうなのか、違和感があるんじゃないかとの危惧はがありました。

着用してみましたが、ほとんど気にならないですね。
この問題は、OKです。

こちらの編み方には、遊び心を試すことが出来るのは、数多くの帽子を編んできましたのでね、わかってます。
模様編みや縄編みなどが、簡単に出来ます。


パソコン手袋、これが完成形ではありません。
進化する余地はまだまだありそうです。
今期は無理でしょうけど、簡単に編める方法、この先も探っていこうと思ってます。

モニターのみなさん、ご意見をお聞かせくださいね。



パソコン手袋

2008年02月07日 | 編物・手作り


寒い日が続いております。
おじさんは連日部屋に篭ってますということは、ご報告済みです。
東京は、今期すでに3回の雪が降りました。
今週末の連休も、大雪になる可能性があるとか・・・
冬眠生活、まだまだ続きそうです。

部屋に篭って何をしているかといいますとね、ひたすら編物をやってます。
今年になっての成果は、発表しましたよね。
それが今もって続いているんです。
1年以上ものブランクのあと、久方振りに始めた編物にドップリはまってしまい、残り毛糸を引っ張り出してきて、編み続けております。

毛糸から貰うやすらぎに、身を委ねておりますよ。


過日・・・

曇りガラス越しに明るい光が感じられる午後の時間、無心で編み棒を動かしておりました。
半端に残った毛糸を組み合わせて、帽子を編んでいたときのことです。
かけっぱなしにしているラジオから、ある言葉が聞こえてきました。

「パソコン手袋」

?? パソコン  手袋?・・・

手を休めて耳を傾けますと、東京で暮らしている息子のために、「パソコン手袋」を編んで送ったという、聴取者からのお便りでした。
女性アナウンサーの説明によると、同封の写真は、ゴム編みを真っ直ぐ編んだだけの、指無し手袋ということでした。

実はおじさん、編物暦7年になりますが、未だ手袋を編んだことがありません。
手袋は、「労多くして益が少ない」というのが持論です。
小さな5本指を袋状に編む煩雑さがいちばんの「労」なんだけど、「益が少ない」というのはね、親指をはぎ合わせた部分の糸が伸びちゃって、大きな穴が開いちゃうんだよね。
子供時代、姉に編んでもらった手袋をはめると、その部分が嫌だったんだよね。
これは手編みの手袋の宿命なんです。
冬場マイカーを転がすときに手袋は必需品なんだけど、手編みのニットのものは、あまり防寒にならないし、掌側が擦り切れて、すぐ穴があいてしまいます。
防寒目的で使用する手袋は、安い市販品で充分だと言い放ってます。
そちらのほうがずっと実用的ですし、実際に使っているのも、1000円もしない安い手袋や軍手です。
普段は少々浪漫の香りを漂わせた妄言をよしとしているおじさんですが、この件に関しては、えらく現実的な発言に終始します。
だって、ほんとの話なんだもん。
おしゃれ目的で手袋をするなんて、考えられないからね。

と、こんなおじさんですが、「パソコン手袋」には興味津々。

指を編む気はまったく無し! そんな面倒臭いことやる気無し! なんだけど・・・
指無し手袋なら、なんとかなるかな・・・


早速編んでみましたよ。


図面もありませんのでね、すべて自己流です。

アクリル100%の極細の毛糸の3本取りで、ゴム編みだけで下から上まで、4本の棒針での輪編みです。
棒針の号数を途中で替えたり、親指を出す縦の隙間のところは往復編みにし、その際編み目を減らしたりと、テクニックを少々使っています。

手袋ですから基本的には防寒具ではありますが、室内で作業をするときに着用するのが目的ですから、遊びは極力少なくし、手にフィットするサイズにしています。
アクリル糸にしたのも、洗濯機で簡単に洗えるからです。

こんな感じです。

でもね・・・   なんだか、気にいらないんだよ・・・

手首回りの緩さとかがさ、なんだかしっくりこなくってね。

片手だけ編んで、次なる手袋にチャレンジです。

右側が進歩した形です。

編目の数は同じですが、手首回りを短くし、上下を二目ゴム編みにしました。
編み棒も1号細いサイズにしました。

これだと、手首回りもフィットします。

そこそこ納得です。


「パソコン手袋」とは申しましても、自宅ではほとんどパソコンには触っていないおじさんですのでね、読書や新聞を読むときに着用してます。編物をするときにもね。
要するに、水回りの作業をするとき以外ってことです。

これがね、思っていたより、ずっと暖かいんですよ。
指が自由に使えますのでね、使い勝手もいいんです。
もう後戻り出来なくなりました。


更なる発展系です。

編み上げた順番に並べてます。

少しずつではありますが、変えているんですよ。
親指を出す縦の隙間に、減らし目のテクニックが加わりました。
指出し穴は小さくしても、フィット感を損なわないためです。

真ん中の茶系の手袋を、おじさん用に編みました。

  

大まかなところではこのラインでいけそうです。
着用してわかる改良点もあるでしょうしね、ただいまモニター期間です。


この指無し手袋、もう少し早い時期に出会ってたらと、そう思います。
プレゼントしたい人、何人か思い付くんだよね。
goro'sのお客さんたち、そこそこお年を召したかたが多いからさ、重宝してくれると思うんだよな。
まあ、今期だけのことじゃないから。
もし欲しい方がいらっしゃったら、そっと声をかけてみてください。

       マイブームの予感・・・