正月休みの過ごし方は、長きにわたって決まっています。
お茶の間での駅伝観戦です。
今年も面白く見させていただきました。
元旦の実業団駅伝は、3チームによる胸差のレースでした。
7区間、100㎞を繫いできた3つの襷が、僅か1秒の間にゴールテープを駆け抜けました。
秒差のレースは過去にも見たことがありますが、3チームが雪崩れ込んでくるのは初めてです。
優勝富士通、2位日清食品グループ、3位旭化成。
最後の最後までどのチームが制するのか、手に汗握らせていただきました。
おもしろかったな。
コニカミノルタ、中国電力、Honndaなど、優勝候補に挙げられていたチームは、来年に向かってどんな戦力を作ってくるか、楽しみですよ。
まさに戦国駅伝の時代に突入しましたよ、実業団も。
2、3日の箱根駅伝もおもしろかった。
結果はご存知のように、誰もが驚いた東洋大学の優勝です。
ここ数年は底力はあるとは言われていましたが、まさか一気に優勝まで駆け上るとは、正直思ってもいませんでしたね。
立役者は5区山登りを制した柏原だということは、言わずもがなです。
それなりに走るだろうとは思っていましたが、まさかまさかの大記録です。
一昨年「山の神」今井が作った区間記録を、47秒も更新する大記録(1時間17分18秒)で往路優勝のテープをきりました。
あっさりと、「山の神」を越えちゃいましたね。
東洋大の各選手は復路も走りきり、完全優勝(往復路共)を達成しました。
ゴールで歓喜している選手たちを見ていて、目頭が熱くなりました。
本来なら今回の箱根駅伝の主役は、柏原以外にももうひとりいるはずでした。
歓喜の輪の中心にいるべきはずの人間は、大会直前の不祥事で監督を辞任した、元旭化成の苦労人、川嶋です。
はっきり言って東洋大のメンバーたちは、高校時代の実績はほとんどありません。
02年に東洋大の監督に就任して以来、地道に手塩にかけて育てた選手たちです。
この優勝の瞬間を、川嶋はどこで見ているんだろうと思うと、ただただ切なくてね。
レース中川嶋の「か」の字も聞くことがなかったのは、あまりにも淋しかったです。
川嶋の、恥らうような優勝インタビューを、聞いてみたかったな。
彼のことだから、涙は流さなかっただろうけどね。
すぐにとは言いませんが、機をみて監督復帰して欲しいですね。
もうひとつは前回優勝の駒大のシード落ち。
これにも驚かされましたね。
いやいやいや、何が起こるのかわからないのが駅伝ですが、箱根は特にドラマ満載です。
各校の戦力が拮抗しておりますのでね、優勝チームを含め、次の年はどうなるか皆目わからないという時代が、この先も続きそうです。
ハラハラドキドキの駅伝観戦ではありましたが、時間はたっぷりありましたのでね、昨年は「駅伝帽子」を編み上げましたが、今年は秋以来編み続けている「パソコン手袋」ならぬ「駅伝手袋」を、せっせと編んでおりました。
トップ画像の4個が、この正月休み中の作品です。
前回11月25日に紹介した以降に編み上げたものを、編み上げた順にご披露いたします。
以上、16個、ほぼ40日で編みました。
5日で2個のペースです。クリスマスプレゼントとの思いもありましたので、ハイペースだったこともあります。
寸暇も惜しまず、毛糸に触らない日は1日たりとありませんでした。
前回紹介した手袋を加えると、今期37個になりますのでね。
我ながらよく編んだなと思ってますよ。
このあたりが、突っ込み体質の本領なんですけどね。
そうそう、お願いがあるんですけどね。
お手元にパソコン手袋が届いかたたちに、使い勝手など、特に不備な点を知らせて欲しいのです。
更なる発展形のパソコン手袋を目指すには、使ったかたたちの意見しか参考にするものがありませんのでね。
編み物という制約がありますので、すべての不備をクリアすることは不可能かもしれませんが、よりよい形に近付けることのヒントにはなると思います。
忌憚の無いご意見をお聞かせください。
お願いいたします。
そろそろ2順目をと思っておりますが、いささか疲れ気味(肉体も精神も)でもありますのでね、編みはしますが、今までのようなペースという訳にはいかないと思います。
2順目を期待してくださってるみなさま、いましばらく、気長に待っていてください。
今期中にお届ける保障もありませんが、いつの日か、必ず届くと信じて待っていてくださいね。