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goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

3つの可愛い花

2005年10月24日 | 05 花たち


街から、赤い花が減ってきました。

久々に赤っぽい、可愛い花に登場してもらいます。

「ホットリップス」というサルビアのお仲間です。
この花、夏場に見ると、チェリーセージと見紛うばかのリ赤い単色だったのですが、ここにきてツートンの可愛い花を咲かせています。
調べてみたら、そんな変化はあるんだそうです。
この写真もそうですが、2つの花が同じような花色で咲くのも特徴らしいですよ。

アオイ科の「アニソドンテア」です。
直径1、2センチの、ほんとに小さな花です。
ムクゲ、フヨウ、サルビアと、どっちかというと大きな花の多いなか、この花はほんとに小さいです。

「オキザリス」の小花も、これだけ集まると華やかです。
この種類は「オキザリス・ボーウィー」と呼ばれるものらしいです。


白い木犀の花

2005年10月23日 | 05 花たち


キンモクセイの記事を載っけたとき、純白の銀木犀のことを書きました。
残念ながら、今年は銀木犀にはお目にかかれなかったようです。
でも、もうひとつの木犀、それも純白の花を咲かす木犀と出会えました。

「ヒイラギモクセイ・柊木犀」です。
ギンモクセイとヒイラギの雑種とありました。
ギンモクセイの純白の花色と、ヒイラギのギザギザの葉っぱを受け継いだようです。

今までアップした花ですが、その後に集めた未発表の白花を3点お見せします。


白花ホトトギス


ネコノヒゲ


斑入りランタナ


♪ほんの小さな出来事に~~

2005年10月22日 | 05 花たち


かなり遠くからも目を引きました。
露地植えの「ウチワサボテン・団扇仙人掌」です。
ゆうに5,6メートルはありましたでしょうか、2階の屋根まで届く勢いです。
サボテンの花といったら、このウチワサボテンの黄色い花を思い浮かべますね。
中学生の頃、うちにもありました。
大き目の火鉢に植えてました。1,5メートルくらいにはなってたかな。
火鉢に植えるということは、この時代に家庭の暖房事情も変化していったということか・・・

私はこの花、初めて見ました。
「マユハケオモト・眉刷毛万年青」です。
見たまんまの名前ですね。
明治時代に入ってきて、すっかり定着しているらしいです。
オモトとはいってますが、万年青の仲間ではなく、ヒガンバナ科です。
ちなみに万年青はユリ科だって。


群れて群れて

2005年10月21日 | 05 花たち


もともとは日本にはなかった植物ですが、今では秋の風景にはかかせなくなった花です。
秋の野山のあちこちで見られますが、都市部でも群れて咲いているのを見かけます。
戦前から帰化していたようですが、戦後になって瞬く間に拡がったようです。

子供時代には、見た憶えが無いんだよね。
宇和島までは、まだやってきていなかったのかな。

「セイタカアワダチソウ・背高泡立草」もしくは「アキノキリンソウ・秋麒麟草」と呼ばれています。
両者譲らずですが、あなたはどっち派ですか?
私は「セイタカアワダチソウ」のほうかな。

この花を見ただけで鼻がムズムズしてくると仰るあなた、それは誤解です。
アレルギー性鼻炎、世にいう花粉症のアレルゲンがセイタカアワダチソウの花粉だと言われ続けてきましたが、まったくの濡れ衣だということが判明しました。

花粉症を発症させる植物は、風で花粉を飛び散らせる風媒花です。
春先にスギ花粉が風に乗って飛散している映像、見たことありますよね。
煙のようにモヤモヤ漂う、あれです。
ところがセイタカアワダチソウは虫媒花、昆虫たちに受粉を助けてもらう植物なんですよ。
事実、写真を撮ってる最中にも、蜂や虻などの昆虫がうなってました。
彼らにとっては、貴重な密源植物ですからね。

虫媒花のセイタカアワダチソウですのでね、四六時中、花に鼻をくっつけてでもいない限り、こちらの花粉で花粉症になることは、まず考えられないことなんです。

みなさん、誤解は解けましたか。
セイタカアワダチソウへの言われなき濡れ衣を、一掃してくださいね!


夢中になってセイタカアワダチソウの写真を撮っているうちに、やられちゃいました。
同じキク科のこちらです。

くっつき虫くんです。
世にくっつき虫は数あるなかで、これは「コシロノセンダングサ・小白栴檀草」だと思います。
ベストにバッチシくっついていました。


オチャする?

2005年10月20日 | 05 花たち




お「チャ・茶」の花です。
こんな可愛い花が咲くって、ご存知でしたか?
昔から好きでした。
ツバキ科です。
いわゆる茶花としても、人気があります。
この花、ほとんどが下を向いて咲くんですよ。
それもまた、愛しい・・・

お茶の実です。
椿の実と同じように、固い殻です。
実のほうは、7月の終わりに撮影したものです。

お茶の木の側に、「ナワシログミ・苗代ぐみ」の花も咲いてました。
名前の由来は、苗代を作る頃、5月かな?、実が熟れることからきてるようです。
よくみると、渋い花です。