「お元気ですか」岡野恵美です

岡野恵美の日常の活動や生活を紹介します。

気になる「土台が変わってきている」の声。

2023年09月06日 | 日記

9月6日(水)

 きょうのしんぶん赤旗4面に、辺野古新基地

建設に伴う設計変更不承認をめぐる訴訟で、

県の敗訴が確定した事をうけて、沖縄県のデニ

ー知事が発表したコメントが載った。

  

 デニー知事は、最高裁判所の上告不受理

決定は、国の機関の行政不服審査法による

私人同様の権利救済を追認した不当なもの

で、「本日の判決は、本来、公有水面埋め

立て法の承認要件充足性を判断すべきとこ

ろ、採決の効力を優先させることで判断を

回避したもので、関与取り消し訴訟の異議

を無にするもの」。さらに「主務大臣による

採決のみでは地方公共団体に特定の処分を命

ずることができないという行政不服審査法の

規定を超える義務を地方公共団体に課すもの」

とし、「憲法が定める地方自治の本旨をもな

いがしろにしかねないもので、深く憂慮せざ

るを得ないこと」と記述。

 最後に「県としましては、判決内容を踏ま

え、今後の対応について検討してまいります

」 9月4日 と結んでいます。

 

 私は数年前、自然豊かな辺野古にも行き、

沖縄戦の苦悩を学び、沖縄の人達の永久に続

く基地のおしつけに反対する声も聴きました。

 沖縄県民の民意は翁長知事からデニー知事

へと受け継がれ、基地のない平和な沖縄をつ

くりたいと願っていることはよくわかります。

 そのうえ、辺野古新基地の地盤は軟弱だとい

う事がわかり、県が最高裁判所に訴えたのに、

最高裁は、その事の科学的な証明さえ行わず

国の指示は「適法」だと断じたことは許され

ないことだと思います。

 

 今、ロシアとウクライナの戦争がおき、中

国や北朝鮮のきな臭い動きなど、まさに新し

い戦前という状況が、現実化してきました。

 いま世間での「土台が変わってきている」

との声が気になります。この際、戦争する国

へ、一気に憲法9条の土台が崩されようとして

いるのではないかとさえ思います。

 今こそ、主権者は私。これを身をもっていえ

る日本共産党を大きくしなければとあらためて

決意しています。

 

 

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