8月1日(土)
平成27年度獣害につよい三重づくりフォーラムが
芸能総合文化センターで終日開かれた。
私は、午後からの「県がとりくむ獣害対策の事例報告」
に遅れて出席して、事例報告のいくつかを聞いた。
伊賀市で6年間にわたって取り組まれている途中経過
だが、効果のあがっているという報告が印象に残った。
①追い払いは集落全体で行うこと。(サルに恐怖感を学習
させ、食べられないことを学習させること)
②追い払いグッズを効果的に使うこと
③効果のある多獣種防護策(猿に効果のあるおじろ用心棒
電気柵)
④個体数管理
防護柵とあわせて集中的な捕獲、メールで通報
しっかりとしたモニタリングのもとで地域住民と力をあわせ
た順応的管理
山と里ですみ分けも可能になる
◎結論 理屈にかなった、正しい対策
被害防除と個体数管理で「被害は減る」
そのための計画的な実践と体制づくりが重要
ということでした。
対策の話が主でしたが、私は山が荒れ、獣たちの食べ物が
なくなっていることが根本原因だと思います。
山の手入れを行うためにも、何よりも林業の振興策が必要だと
思っています。
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