
午前5時の気温はプラス18度。いまにも降り出しそうな天気じゃ。
天気予報によると、これから日中にかけて晴れてくるのだそうな。
この先しばらく雨もないようで、北海道の夏らしい日々が続くことになりそうです。
6月の北海道、散々でしたけど、山へ海へと、ようやくいい季節を迎えております。
さて、
「政府は1日夕、首相官邸で臨時閣議を開き、憲法解釈上できないとされてきた集団的自衛権の行使を、限定容認する新たな政府見解を決定した」と読売新聞電子版は伝えております。
安倍政権は今回、自民党政権が戦後一貫して「憲法解釈上できない」としてきたことを、閣議決定だけで変更してしまったわけ。
改憲派の青年将校と呼ばれるなど、自民党内でタカ派と呼ばれた元総理の中曽根康弘ですら否定してきた集団的自衛権の行使容認、あっさり変更されてしまいました。
ようするに「憲法なんぞどうでもいい」と言っておるに等しいわけで、何度も言いますがこれは「革命家」の所業でござる。
法律に基づく民主主義国家では相いれない理屈だ。
どもこもならん。
読売新聞も「新政府見解で、戦後日本の安全保障政策は大きな転換点を迎えた」としておる通り、ニッポンの安全保障政策は大転換いたしました。
集団的自衛権とは「他国を武力で守る」ことでござる。
憲法9条により「戦争放棄」したはずのニッポン国は、これにより他国の戦争に容易に参戦できることになりました。
安倍総理は「中国の軍拡や北朝鮮の核・ミサイル開発などを踏まえ、戦争に巻き込まれないための抑止力強化に狙いがある」としたそうです。
しつこいようですが、集団的自衛権とは「他国を武力で守る」ことでござる。
アメリカを守ったり、韓国を守ったり、そのために自衛隊が海外で戦闘行為をするということ。
「戦争に巻き込まれないための抑止力強化」とは単なる詭弁に過ぎませぬ。
ニッポンが自分の国を守るための「個別的自衛権」は憲法解釈上、これまでもちゃんと認めてるじゃん!! って話だしね。
ですから「戦争に巻き込まれないための抑止力強化」って意味が分からんね。
国民をバカだと思っておるのか???
よくもぬけぬけとそんなことを言えたもんだと呆れます。
どうしても集団的自衛権を行使したいのなら、ちゃんと憲法を改正してからでしょう。
モノには順序ってものがあるのです。
憲法を改正し、ニッポン国民がしっかり「ほかの国を守るための戦争」をする覚悟をしてから、集団的自衛権を行使すべきではないのかね。
これまでのPKO活動でも、自衛隊が堂々と日の丸を掲げて安全だったのは、ニッポンが戦争しない国だったため。
今後、集団的自衛権を行使してアメリカの戦争に参加した場合、その後のPKO活動では「日の丸」は敵になりかねません。
ニッポン人が「相当な覚悟をしなきゃならん事態」が起きないことを願うばかりでござる。
しかし、国際的に見れば、今回の閣議決定は、常識的には十分に自制的な対応という見方がされているのも事実です。中韓は、やや別のようですが。
ご参考までに
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303319204579641400588941762
お示しいただいた、ウールストリートジャーナルの以下のところがポイントではないかと思います。
>中国が台頭し、米国防総省の予算が縮小しているため、これら同盟諸国が危機の際に協力する連合ネットワークを形成する必要がある。
ようは米国はカネがないので、世界の警察官は止~めた。だからニッポンが一緒にやってくれれば、助かるってことだと思います。
ベトナム戦争に韓国軍が参加したように、「アメリカの戦争」に自衛隊が参戦するわけですから、アメリカが「助かる」のは間違いないでしょう。
だけど「フセインは大量破壊兵器を持っている」と自国民に大ウソついて戦争したのがアメリカです。
そんな戦争に加担しかねないってどうでしょう?
対中国でいえば、日刊ゲンダイが指摘するように「抑止力という名の挑発」でもあります。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151547
いずれにせよ、外務省が主導して、安倍総理は「解釈改憲」という「禁じ手」を使って、戦後政治の大転換を行ったのは間違いないと思いますけどね。