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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「あかんやつら」

2014年02月26日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス10度。ここ数日では少し温かな朝です。

きのう日中はプラス6度前後まで気温が上がり、天気もすこぶる良くて、おぢもニャンコと一緒にデッキで日向ぼっこいたしました。

この時期だと「小春日和」なんて言葉はもう使わないのでしょうけど、ぽかぽかぬくぬくして、おぢの気分はそんな感じでござった。

予報によると、きょうも明日も、日中はポカポカ陽気となりそうですが、週末はまたもや雪だそうな。

いつものことではありますが、北海道の春はなかなか遠いことになってます。

写真は先日TSUTAYAで買ってきた「東映京都撮影所 血風録 あかんやつら」。

旧友Sが「面白かった」とご推薦しておったけど、その前に週刊文春で宮藤官九郎さんが、「人に勧められて読んだら、たいした面白かった」とお勧めしておった。

よく見たら、「文藝春秋刊」でしたけどね。

ってことで、きのうから読み始めましたけど、時代劇とヤクザ映画で一世を風靡した「東映京都」、とんでもない会社だったとわかるまことに面白い本なのです。

その昔のキラキラ綺麗な東映時代劇をご覧になった高齢者や、若いときに東映ヤクザ映画のファンだった方に、ご一読をお勧めいたします。

ところで、福島第一原発でござる。

今日の東京新聞ネット版は、100トンもの汚染水漏れで新たな不備が明らかになったとして、以下のように伝えておる。

「処理水を送る配管の弁を開けたまま1年近くも放置したほか、弁が誤操作で開かないよう鍵をかける穴を活用しないなど、新たに4点の東電のずさんな危機管理が浮かび上がった」とか。

でもって、二十四日の原子力規制委員会の作業部会では「重要な弁はロックするのがプラント管理の常識だ」との批判が出たそうな。

どもこもなりません。

そんな最中、きのうは4号機の冷却プールが停止するというまさに危機一髪の事態でござる。

何がヤバいといって、4号機の冷却プールに入っておる使用済み核燃料ほどヤバいものはあそこにはありません。

すぐに復旧できるというからいいようなもんですけど、何してるんだかって話でござる。

東電には「当事者能力はありません」と100回でも200回でも申しておきましょう。

さて、

22日に東京新聞が共同発として伝えた「NHKの籾井会長が就任初日に理事らに辞表を預けるよう求めた」件、きのうの衆院総務委員会で民主党の福田とかいう議員が、理事に事実関係を質しておったです。

そしたら10人の理事全員が答弁に立って、日付を空白にしたまま、辞表を提出させられたことを次々認めました。

籾井は「人事権」をタテに、「この事実」を認めませんでしたけど、「会長と理事の間に軋轢がある」ことが満天下に明らかとなったのでした。

NHKの会長には、理事を罷免(ひめん)する権限があるそうですけど、こういう権限は、「職務上の義務違反があった場合などに限られる」そうで、義務違反も何もないのに辞表を出させるなど、まことに異例。

ようするに「オレのいうことを聞かないと辞めさせるぞ!!」と恫喝しておるわけ。

「公平公正」を旨とするNHKにふさわしいお方とは、到底思えません。

過日も書きましたけど、公開株を買い占めて、会社を乗っ取った株主なら、「辞表出せ!!」というのも納得じゃ。

大株主でもないNHK会長が、いきなり理事に辞表出せとは、どう考えても穏やかでない。

安倍総理が「傲慢な右翼野郎をNHK会長に据えた」ってことで、まことにバランスを欠いた噴飯ものの人事なのでござる。

東電のあかんやつらとNHKのあかんやつ、こいつらには東映京都撮影所のような面白味は全くござりません。

トットと世間から退場していただきたいけど、どうよ? そのあたり、、、


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