おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

四方八方…めでたしめでたし

2006年04月16日 | Weblog
   (ニセコ町近藤ちくから見た羊蹄山、畑には融雪剤がまかれていた)


過日退職したTさん兄の退職後の住まいにと、ご近所のSさんが奔走し、いったんはTさんが譲り受けたひらふスキー場に近い樺山の建物が宙に浮いてしまって、てんやわんやでござった。
このため、おぢを含めた周辺の友人知人がこの2週間ほど対応策に追われてもうた。
周囲の皆々様「あ~疲れた」状態でござったのじゃ。

一旦は建物を譲り受けるといっておったTさんが、心変わりした理由はいくつかあった。
建物の修理費用がTさんの予想をはるかに超えたこと。
土地の賃借料が前の所有者の4倍に跳ね上がったこと。
おまけにTさん、痛風に加え、膝が痛み出すなど体調不良ですっかり気弱になってもうたこと。

で、これを放棄するとなると、解体費用が数十万かかる。
すでに譲り受けた以上、「返します」ってわけにもいかない。
Tさん、どんずまりに追い込まれたわけ。
過日は、血便まで出たという。

だけどもきょう、ようやく決着した。
しかも、四方八方、すべて丸くおさまったのだった。
世の中には、こんなこともあるのねぇ、状態。
誰もが嬉しい結果に収束した。

そもそも、この建物がTさんにぴったりだと、周囲のだれもが思ったのには理由がある。
ここは1階が駐車場に加え各種工具が置いてある作業場だ。
2階は26坪の広々とした2LDKの居住スペース。
でもって、見る人が見れば、お宝と言ってよい貴重な工具が1階にはごっちゃりある。
おぢにはよくわからんけどね。

Tさんは農機具からヨット、ヘリコプターまで修理しちゃうその道の達人じゃ。
だからこりゃもってこいの物件と、周囲も本人もそう思った。
だけど、上記したあれこれの理由があって、こりゃどもこもならん、ということなったわけ。

最終的には、おぢが建物を譲り受けることで決着した。
Tさん、ホッと安堵。
お宝といわれる重さ2トンの旋盤は、お世話になっておるSさんが引き取ってくれることで、おぢも嬉しい、Sさんもニッコリ。
どんだけお宝と言われても、おぢにはネコに小判なのじゃ。

でもって、地主さんも継続して使ってもらえることで万々歳。
元の所有者も、建物が解体されず活用してもらえるってことで、なんの異存もない。

建物の修理は、雪解けとなるGW明けに始まる。
今回この件にかかわった皆さんが協力してくれると言う。
それも嬉しい。

修理後は、1階の一部を除き賃貸する予定じゃ。
おぢにとっては、移住に向けての拠点となる。



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2 コメント

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Unknown (耳鳴芳市)
2006-04-17 08:08:05
そりゃ~良かった。

寒さが続く昨今だが春ももう一息。

これからいいことがたくさんあるんでないかい、きっと。
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Unknown (おぢ)
2006-04-17 21:37:14
耳鳴芳市さん、こんばんわ。



ありがとうございます。

おぢもこれからいいことがいっぱいあるのではないかと、「獲らぬ狸」をしております。



今後とも、ご支援ヨロピクね。
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