おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「自ら反みて縮くんば、千万人と雖も、吾往かん」

2017年10月12日 | Weblog

午前7時の気温はプラス9度。

小雨が降ったり止んだりしております。

あたりはすっかり晩秋の趣でござる。

きのう朝から喉が痛くて、痛くて困ったことになりました。

でもって、午後から我が家の家庭医に。

喉の薬と痛み止め、抗生物質を処方していただいた。

早々と就寝し、朝になったら治っておるかと思ったら、さほど変わらぬ症状で、がっかり。

免疫力が落ちてるのでしょう。

若くないのだとしみじみいたします。

さて、

マスコミ各社の世論調査によると、選挙戦序盤は自民党が300議席に迫る勢いだとか。

自民党が大いに支持されたわけではなく、自民党に反対する勢力が、希望の党、立憲民主党、共産党などに割れたためだというのが時事通信の田崎史郎の見方だ。

自民党の広報みたいな人が言うのだから間違いない。

ってことで、いよいよ憲法改正が発議される可能性が高くなった。

国会王子こと、TBSの武田一顯記者が申しておった通りの展開でござる。

これまで安倍政権は一体全体何をしてきたか?

国民の知る権利を侵す恐れのある「特定秘密保護法」を通した。

自民党の歴代政権の憲法解釈を変更して、他国を武力で守る「集団的自衛権の行使」を容認した。

自衛隊の活動を飛躍的に広げる「安保法」を通した。

この安保法については、憲法学者や元最高裁長官、歴代内閣法制局長官らが「違憲」としておった。

そして、憲法改正すると、ニッポンは一体全体どんな国になるのか?

戦後、平和国家として発展してきたこの国の姿は大きく変わることになる。

で、おぢのような考えは、どうやら多数派ではない、ということらしい。

「自ら反(かえり)みて縮(なお)くんば、千万人と雖(いえど)も、吾往かん」という言葉があります。

孟子の言葉だそうです。

意味はこうだ。

「自分の心を振り返ってみたときに、自分が正しければ、たとえ相手が千万人であっても私は敢然と進んでこれに当ろう」

安倍政権のこの5年間、おぢの心境はまさにこれだ。

とにもかくにも、ニッポン人と自衛隊が他国の戦争に巻き込まれることだけは阻止したい。

だから「千万人と雖(いえど)も、吾往かん」と心に決めて、当ブログを書き続けるわけだ。

長いものに巻かれておれば「楽なんだろうなぁ~」とは思いますがね!!