おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

くだもの狩り

2016年10月03日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

無風ですが、雲が低く垂れ込めてます。

ぽつらぽつらと、雨も降ってきたような…

予報では午前中の降水確率60%で、午後から90%だそうな。

最高気温も19度どまり。

ちゃんとした雨の一日になりそうです。

ですが、あすはあさから晴れの予報ですわ。

それを知っただけで、なんだか嬉しくもなるという、心はお天気頼りというメンドウなじーさんでござる。

そんなこんなのきのうは、

義母を伴ってお近くの余市町に「くだもの狩り」に行ってまいりました。

朝のテレビ小説「マッサン」ブームもすっかり下火となってしまった、くだものとワイン、ウイスキーの町です。

きのうは少々風があったものの、お天気に恵まれ、くだもの狩りには絶好の日和となりました。

約1時間のドライブで、とある大きな観光農園に行ったのですが、人出の多さには驚きましたです。

まるで都会の観光農園なのでした。

札幌方面から大勢やってきたようで、台湾などからの外国人観光客も大型バスで来ておったような。

中国本土の皆さんと台湾の皆さんの違いは、声が小さいこと、身なりも上品なところだろか。

皆さん和気あいあい、多くの家族連れが楽しんでおりましたです。

シラカバ花粉症のおかげさんで、バラ系のリンゴが食べられなくなってしまったおぢは、ブドウと梨をいただきました。

けど、そのブドウは甘みがもうひとつ。

以前、やはり義母を伴って行ったブドウ狩りの時とは大違い。

あんときは、肌寒くてシーズンもまもなく終わろうという時期。

実は、ブドウ狩りのブドウはもう少し寒くなったころ、甘みが増すらしいのです。

なかでも木になったままのブドウ!! これは霜が降りた後の方が美味なのだ。

ブドウ狩りで訪れた皆さんにほぼ食べ尽くされて、房には数粒しか残っていないようなブドウが極上の甘さとなるのをご存知か。

2011年10月も半ばでしたけど、あんな美味いブドウは金輪際食べたことがない。

ブドウは実が少なくなると、残った粒にうまみが凝縮されるのでしょうか?

けっしてスーパーや東京銀座の千疋屋には出回らない、見た目哀れなブドウ、あれが美味い。

高級な砂糖菓子をいただくような熟れたブドウなのです。

もし、シーズン終了間際にブドウ狩りに行かれた際には、採り尽されてしまった房にわずかに残った大粒を口にしてはいかがか。

感動ものですぞ!!

って、今回はそんなブドウはないわけで、我が家は「梨」を探しに広い畑を歩きました。

途中、「洋ナシ」もありましたけど、シャキシャキしたニッポンの梨が好きなので、そこは〝用なし〟

軽くダジャレかまして、スマンこってす。

これを幾つももぎ取って、持ち帰ることにしたのですが、重い梨のおかげさんで追加料金取られちゃっのです。

スーパーで買う方がお安いような「くだもの狩り」ですが、そこは採れ採れを好き勝手に食べられるわけですからしょうがないか。

義母も喜んでおって、秋の一日、楽しく過ごしたのでした。