おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

薪がやって来た!

2015年04月15日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス3度。

きのうの予報では昼から強い雨なのだそうな。

ですが、NHKの朝ドラ「まれ」が終わったあたりから雨が降り出し、次第に強くなっておりまする。

これで雪解けが一気に進みます。

写真はきのう届いたトラック1台分の「追い上げ材」でござる。

木の根の硬い部分ですから、斧では割れませんゆえ、お安くなっております。

我が家では約一冬分の薪になります。

とっても硬いので火持ちがいい。

これを切って、割って、運んで、積んでという一連の作業がこの先待っておる。

しんどいのではありますが、それもこれも、高価な灯油代を気にせず暖を取るため。

節約と筋肉強化、さらには冬のお楽しみでもあるわけで、一石二鳥も三鳥も。

高齢化しておる農業ですが、農家の皆さんが元気なのも、肉体労働で筋力を維持しておるからではないかとおぢは睨んでおる。

薪割り作業のあと、ジムでストレッチすると、なおよろしいのでしょうな。

さて、

福井地裁は14日、福井県高浜町の関西電力高浜原発3、4号機の再稼働禁止を命じる仮処分決定をいたしました。

「国の新しい規制基準は緩やかすぎて原発の安全性は確保されていない」というのが理由だ。

今回の決定では「10年足らずの間に各地の原発で5回にわたって想定される最大の揺れの強さを示す『基準地震動』をさらに超える地震が起きたのに、高浜原発では起きないというのは楽観的な見通しにすぎない」と指摘しておる。

つまりこの10年の間に、全国の原発で想定する最大の揺れを超える地震が起きたのに、関西電力は「高浜原発ではそんなもんは起きません」と申しておるのです。

だけど福井地裁はそんな「チョー楽観的な見通しで再稼動したらダメじゃん」と言ったのだ。

ほかのところで起きた規模の地震が、「高浜だけは絶対に起きない」って、そんなことはチッチキチーだ。

さらに「深刻な災害を引き起こすおそれが万が一にもないと言えるような厳格な基準にすべきだが、新しい規制基準は緩やかすぎて高浜原発の安全性は確保されていない」とも。

ゆるゆるの基準っておかしくないか? と裁判所は申しておるのです。

このゆるゆる基準で再稼動して、万が一でもフクシマが福井県で再現されたなら、ニッポンはいよいよアウト!!

北風なら関西、偏西風なら名古屋方面が汚染されるわけで、避難民の数は福島県の比ではございません。

関西電力はこれに異議を申し立てたそうな。

これで改めて審理が行われることになる。

次の審理が大注目となりますが、はたしてどうか???