おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「ワクワクする北海道」にしよう!!

2015年04月10日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス2度。

きのうも寒い一日でしたけど、日差しが戻ってきてホッとしております。

さて、北海道の命運を決める道知事選も、いよいよ決戦、日曜日が投票日でござる。

原発推進派や現職支持派のデマや中傷で、苦しい戦いをしてきた佐藤のりゆきさんですが、もうあと一歩で北海道が変わります。

「ワクワクする北海道」実現のため、皆さんのご支援、よろしくお願いいたします。

そこで、

原発推進派のデマ(その1)

「原発が無くなると揚水発電所が不要になるから困る」の大ウソ!!

揚水発電所のそもそもの目的は、原発で深夜に生産される余剰電力を使い、水をくみ上げ、必要な時に発電するものでした。

この揚水発電所が、脱原発しても実は大活躍することを知ってますか?

風力発電や太陽光発電は「不安定な電源」とされます。

安定的ではないこの電気を、安定的に使うために活躍するのが、揚水発電所なのです。

お天気の良いとき、大量に生産された太陽光発電の電気は余ります。

その電気を使って、揚水発電所に水をくみ上げておくのです。

そして必要な時に発電して供給する。同様に不安定な風力の場合も同じです。

脱原発の時代に、揚水発電所はいわば「巨大な蓄電池」として機能するのです。

ご当地の近く、京極町に昨年完成した北電の揚水発電所は1基の最大出力が20万KWとか。

合計3基だと60万KWとなり、北海道の冬の最大電力の1割をカバーできるのです。

原発が無くなっても、揚水発電所は大活躍するのです!!

 

原発推進派のデマ(その2)

「原発を動かさないと電気代が高くなる」の大ウソ!!

このまま電力の地域独占が続くのなら、原発に寄りかかって経営してきた北電のやりたい放題で、確かに電気代は上がります。

ですが2016年、来年から電力は自由化されます。

「我が家は値段の高い電気は嫌なので、安い電気を買うことにします!」

 「うちは原発由来の電気は嫌なので、自然エネルギーで発電した電気を買うことにします!」

 そういう時代が目前に迫っておる。

 もう、値段の高い電気を強制的に買わされることが無くなるのです。

企業が使う業務用電力は2004年からすでに自由化されていますから、北海道でも北電離れが進んでいます。

電気の世界でも、遅ればせながらようやく「価格競争とサービス競争」が始まるのです。

安い品物が売ってるスーパーに買い物に行くように、安い電気を探して、自ら選らんで買う時代だ。

これ、世界常識です。

全国10電力会社による支配はもう終わり。

電力業界に様々な事業者が参入し、家庭ではこれを比較して安い電気、便利な電気を新しい電力会社から買う時代なのです。

そんなことですから、これまでのように北電さんが発注する世間相場より2割は高い「おいしい仕事」も、競争社会になりますから、これはもうなくなる。

北電におべっかをつかい、ベンチャラしておいしい仕事を貰う時代も終わりです。

 

原発推進派のデマ(その3)

「原発がないと電気が足りなくなるじゃん」の大ウソ!!

ただいま現在、ニッポン国ではただの1基の原発も稼働しておりません。

なのに電力不足が起きておりませんし、あちこちで大規模なソーラー発電も始まってます。

先月、大阪府岸和田市の農業用ため池に、4000枚のソーラーパネルを並べるメガソーラー発電が着工したそうです。

ここの発電量は1メガワット、330世帯分の電気に相当するそうな。

ため池の上に太陽光パネルを浮かべるのですから、土地代は不要。

農業用水を溜めるだけしか使いようのないため池が、いきなり発電所に変わるのです。

だから安価な電力だ。

大阪周辺にはこうした農業用のため池が、なんと1万か所以上もあるそうです。

発電所を1万か所増やすことも可能じゃん!!

また、東芝は水素事業を強化し、水素の地産地消を始めると6日に発表しておる。

2020年には売り上げ1000億円を目指すというのです。

東芝グループでは、太陽光・風力・水力発電など再生可能エネルギーを利用した発電システム、水電解装置、燃料電池といった水素関連技術を持っておりこれを活用するのだそうな。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1504/08/news044.html

こういうのもなんだかワクワクします。

広い北海道、特に雪の少ない苫小牧なんかでメガソーラー発電して、この電気を使って水素を生産、地産地消して使うなんてのも楽しい。

サッパリ原発ではワクワクしませんけど、新しい技術で、新しいエネルギーが作られると嬉しくもなるし、楽しくもなる。

一旦事故となれば、何もかにもアジャパーとなる原発の電気では、もうどもこもならん。

原発に関しては、ムニャムニャしておる高橋はるみさんですが、出身は原発を推進する経産省のお役人だ。

広い北海道を核のゴミ捨て場にしようと企んでも不思議はない。

そして、ご本人は「中央との太いパイプ」を強調するけれど、国にも政府にも金がないのだから、もうパイプそのものに意味がない。

逆に、中央のいいなりになる可能性も否定もできません。核のゴミ捨て場、国も電力会社も受け入れてくれないから困ってます。

落下傘候補で元経産省のお役人が北海道の知事になってはや12年、なにか北海道は変わったかね?

この先さらに4年も知事をさせて、北海道が良くなることなどありえませんってば!!

ここは道産子知事の出番ではないですか。

皆さん、ワクワクする北海道にしましょうよ!!