おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

豪雪は、暫し、お休み?

2011年01月25日 | Weblog

午前7時の気温は、マイナス12度。今朝も冷え込んでおりまする。その冷え込みの原因は、ここ数日、雪が降らないからかしらん。つい先日までの「豪雪は何処へ~」と思うほど、静かな朝でござります。まだ1月ゆえ、この先もごっちゃり降るのでしょうが、緩急がついてくると、ホッといたしまする。スキー場でのパウダー食いの皆さまには、不満でござりましょうけどね。きょうあたりからは、スキー場から離れて、山スキー、山ボードの方がよろしいかも。山スキーがかなり楽しいことになっておるはずじゃ。

先日までのように、毎日、毎日、降り止まない日が続くと、除雪に追われて、さすがにうんざり。気分も落ち込んできますけど、つかの間のお休みってことで、なんとも心が穏やかになりまする。不思議なものですなぁ。降り止まない日が延々続くと、「なんでこんなところに住んでんだろ」と思う日もあるんだけど。

それでも1年を通じて考えれば、札幌に住み続けるよりは、はるかに楽しい。都会と違って「多少濃い人間関係」ってのが、心地よいことになっておる。たとえお隣さんであっても、丸きり口もきかないことのある大都会なんぞは、居心地悪いことおびただしい。我がニッポン国では、田舎でこそ、人間らしい営みができることになっておるのでござります。

以前も書きましたけど、このニセコに、おぢが生まれて初めてやってきたのは、中学を卒業し、まもなく高校入学という、春休みのことでござった。中学校の同級生らとスキーを担いで、当時の国鉄の乗って札幌からニセコ駅へ。ここからバスでニセコモイワスキー場へ。さらにリフトの終点からシールを付けて五色温泉へ。ここに1泊したのが、初めてのニセコ体験でござった。

翌朝は、ニセコアンヌプリの途中まで登って、そこから一気に下山。湿雪深雪が足に絡み、ヘタッピーおぢは100回ぐらい転んでもうたのでござる。でもそのときの印象が、鮮烈に残っておったのでしょうなぁ。ご当地に、終の棲家として住んでるんだもんねぇ。不思議な気がいたしまする。

さて、通常国会がいよいよ開幕でござる。「官」総理は、まさに官僚主導、財務省主導で国会えを乗り切るらしい。内閣の顔ぶれは、あっちにもこっちにも元財務大臣じゃ。世間では財務省シフトと呼んでおるそうな。「1内閣1大臣」とか申しておったのは、どこの党か。どこぞの政党ではござりませぬが、丸きり自民党のコピー。

「事業仕分け」をすれば、お金がザクザク出てくると大ウソこいて、実態は単なるパフォーマンス。そして、国家公務員の給与の2割削減も、すっかり口をつぐんでいまは「消費税に突っ走る」わけじゃ。昨年の政権交代で、ニッポンの古い構造、システムがゴロンと変わって、新たにニッポン国がよみがえるのではと、夢を見ましたけど、それもアジャパーじゃ。

ここまで自民党のカーボンコピーだとはねぇ、アンポンタンの民主党さま。この国会、予算が通るのか、通らないのか、見ものじゃね。なにせ野党提出の不信任案に、小沢グループが同調して解散もあるそうな。バカバカしくて話にもなりませぬ、嗚呼ニッポン!!

写真は、地元商工会が主催するニッポン体験でござる。初めて抹茶を呑む外国からの観光客でござる。皆さん興味津々でござった。東西の文化交流、楽しいねぇ。