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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あれこれ、さぶ~い一日でしたが…

2005年12月23日 | Weblog
長沼町の朝は、氷点下17度。
ひゃぁ~さぶいよぉぉ
写真は午前6時半のヤマさん実家じゃ。
木々は凍りつき、寒々とした月も出ておった。
とにかく真冬の北海道は寒い。
あったり前だけどさ。

昨夜はヤマさんとお兄さんに加え、ヤマさんの旧友の四人でうだうだ、飲んでもうた。
この長沼町は千歳空港から車で30分、札幌市内からは1時間弱という農村地帯。
地理的には大きく発展する可能性があるね。
いまんとこは可能性だけだけど…

ここは米農家が多いのだとか。
農家はそれぞれ10町歩から20町歩の土地を持ち、農業にいそしんでおる。
生活は質素だけど、豊かだね。
農家が豊かってのはとてもよいことだ。

農業国フランスでも、よりよい作物を作っておる農家はどこも豊かだと、ソルボンヌ大学学長のピットさんは言っておった。
おフランスは国で農業を保護しておるが、さらに高付加価値の作物を作っておる農家はとても豊かだとか。
あっ!!フランスって農業国なのだよ。
ブランド好きの皆々様、ご承知あれ。

国民の食を支え、安全を担う農家が豊かなのはよいけど、ニッポン国の問題は消費者に届くまでのシステム。
なかでも大問題は、農協やらホクレンやらの農業団体。
ここにメス入れたら、小泉あんちゃんも多少評価するとしよう。

昼前、小屋に到着。
ニセコはピーカンだ。
そこで、二日酔いをぐっとこらえて、スキーに行ったね。

しつこいけど、なにせピーカン。
だけど、この一週間は雪もほとんど降っていないため、ぱふぱふは望めない。
そこで、リフトを乗り継ぎ、山頂へハイクアップしました。
約20分登って、この冬初めてのニセコアンヌプリ山頂であった。


ところがじゃ、ピーカンははぁはぁぜいぜい言いながら、山頂に到着してまもなく終わり。
休息中にガスで真っ白。
おまけにぱふぱふどころか、昨日風が強かったとかで、ウインドクラストしておって、ちっとも楽しくない。
残念無念でござった。

夜は、唐火七で軽く一杯。
関西から来られたという建築家のYさんとたまたまお会いし、うだうだ。
六十代というのに、きょうは二十数回も滑ったのだとか。

聞けば、自転車であちこち走り回っておるらしい。
体力あるのね。
ニセコにはいろんな方がおいでになる。
出会いも楽しいのがここの魅力だ。
ススキノではなかなかこうはいかん。