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半母音が渡り音として発音されて、ヤ行子音を意識する

2014-07-09 | 日本語あれこれ百科
117 ダイヤルかダイアルか

ダイアル、と発音するか、ダイヤル、と発音するか、音声として変わらない。
しかし、日本語で表記するとヤ行子音を意識するので音韻でいえば、発音しやすい、ダイヤルと表記して音を言い分けている。

ダイアルも極端に発音すれば、ダイルとなる。
dial という原綴りを、連続した母音を一つにしてしまう発音である。

日本語表記のようにローマ字読みをすると、ダイ アル となるように、ダイアル と言えば、わかりよい。

それをさらに母音が連続するところで、渡り音が発生して、半母音であるヤ行音を入れると、半子音としての表記ができるので、ダイヤル と書き、音韻として、そのままに発音する。

表記上は、ダイヤルを採用して、ダイヤルアップ、フリーダイヤルなどの名称で使われている。
検索をすると、ダイアル式カメラ、ダイアル金庫などの表記で、ダイヤルとは違った意味内容を持つように表記を工夫しているものもある。

電話機でダイヤルを回す方式が普及していたが、いまその方式はプッシュ式にかわり、回線にも区別が生じている。
その方式は眼に見えて使われないようであるが、用途に応じてダイヤル式として残っている。


ダイアル式カメラ ダイアル金庫 ダイアルボディソープ

電話回線やISDN回線などの公衆回線を通じてインターネットや社内LANに接続すること。


ウイキペディアより。

>ダイヤル、ダイアル (英語: dial)は、アナログ時計やアナログメーターなどの、円盤状の文字表示面。および、昔の電話機やテレビチューナーなどで使われた、同様のものを回転できるようにした入力装置。
エレクトロニクスの発達により、数値を直接に入出力できるようになったため、かつてほどはダイヤルは使われていない。特に、電話機とテレビでは、入力の目的が「選択」であり、量的なわかりやすさはメリットとならないため、ダイヤルは完全に姿を消した。それでも、次のような分野では、今でもダイヤルが使われている(必ずしも全てがダイヤル式ではない)。
正確な数値よりは直感的に大雑把な量を把握することが重要な分野。自動車の各種メーターなど。
微小な量の増減が重要な分野。無線機など。
エレクトロニクスの導入がコスト的に釣り合わない分野。方位磁石など。
美術的デザインに一定の価値が認められている分野。時計など。

電話機のダイヤル

ダイヤル式電話
自動交換機の導入により、電話機は電話番号を発信する必要が生じた(自動電話機)。このための機構がダイヤルである。
回されたダイヤルがばねの力で逆方向に回転し元どおりに戻ることで、盤面の数値に対応した個数のダイヤルパルス信号が発せられる。なお、0はダイヤル上では9の次にあり、10個のパルスが発せられる。
ダイヤルを使わない電話機も、従来の交換設備を利用できるように、ダイヤルパルス信号を発することができる。
今でも電話をかけることを「ダイヤルする」「ダイヤルを回す」ともいい、電話のサービス名称に「ダイヤル」をつけることがある。
ダイヤル回線
フリーダイヤル
ダイヤルQ2


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