読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

「母の日」「父の日」を考える

2013-04-26 09:22:41 | 暮らしの中で
「母の日」と「父の日」では、どちらかといえば「母の日」の方が重要――今年の「母の日」(5月12日)を前に、そんな調査がまとまった。


人材派遣会社のインテリジェンスが発行する求人情報誌「an」は男女1000人を対象にアンケート調査を実施した。

それによると、「母の日」と「父の日」ではどちらが重要かとの問いに、「どちらとも言えない」が79%だったが、「母の日」の回答が19%で、「父の日」は1%にとどまった。「母の日」とした回答のうち「母の方が世話になっている」「母の方が苦労してそう」との意見があった。「父の日」に関しては「父の方が感謝の気持ちを伝える機会が少ない」とする声が聞かれた。

また、「母の日」にプレゼントをした経験があるかどうかの問いに「はい」と答えた男性は69%、女性は89%だった。それに比べ、「父の日」に関しては男性55%、女性は76%と、いずれも「母の日」が上回った。

プレゼント代の平均額では、「母の日」の5745円に対し「父の日」は4654円だった。最高額の比較では「母の日」が30万円、「父の日」は10万円と、やはり「母の日」の方が高い。第一生命経済研究所が2005年に実施した調査「『父の日』の経済効果」でも1825億円と、「母の日」の2377億円を大きく下回った。

もっとも、母親は高額なプレゼントを望んでいるわけではなさそうだ。楽天リサーチの「母の日」のプレゼントに関する調査では、母親が希望するプレゼントは「一緒に外食する」(29%)、「手紙やメッセージカード」(27%)などが上位だった。何をプレゼントされるかよりも、家族の感謝の気持ちを大切にしたいとの考えが強い、と楽天リサーチは分析する。

記者: 吉池 威


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