読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

きつすぎるネクタイや高すぎるヒールが健康被害を

2012-02-22 20:58:25 | Weblog

wsj日本版から

作業療法士のバイラ・スタインマンさん(52)が最初に足のしびれを感じたのは、12月にイスラエルを旅行したときだった。「ひざから骨盤にかけて感覚がなく、つらかった」という。

 ブルックリンの家に帰ると、神経科医のアービング・フリードマン氏がスタインマンさんにつま先立ちさせたり、後ろ向きに歩かせたりし、そして尋ねた。「きつい服を着てはいないか。体型補正効果のあるストッキングや、 きついベルトはどうか」。スタインマンさんがうなずくと、フリードマン氏は「それだ!」と叫んだ。

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きつすぎるベルトが体のしびれにつながる

 犯人はスタインマンさんが愛用していたシンチベルトだった。フリードマン氏によると、そのベルトが腹部から太ももの外側にかけて走る外側大腿皮神経という大きな神経を圧迫する可能性があるという。フリードマン氏は、こうした症状は知覚異常性大腿神経痛と呼ばれ、腰に拳銃を下げている警官や、きついチュチュを着るバレリーナなどの間でよく見られるという。「神経を圧迫するものは何でも、これを引き起こす可能性がある。非常によくあることだ」

 スタインマンさんは大好きなベルトを今も使っている。ただ、きつく締めてはいない。「友だちに話したら、大笑いされた」といい、友人には「同じことがあなたにも起こるかもしれない」と伝えると話す。

 洋服やアクセサリーがきつすぎたり、ゆるすぎたり、重すぎたり、位置が高すぎたり、柔らかすぎたりすると健康上の問題を引き起こす可能性がある。



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