読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

日本車もパニック買い?

2011-03-29 09:59:01 | Weblog
wsj日本語版から転載
ガソリン価格の高騰、および燃費効率が良好な多くの自動車の差し迫った供給不足を背景に、トヨタ自動車やホンダ、マツダなどのディーラーに客が殺到する可能性がある。

 3月11日の東日本大震災の被害による工場閉鎖で、トヨタの「プリウス」や「ヤリス(日本名ヴィッツ)」、ホンダの「フィット」、マツダの「マツダ2(同デミオ)」といった日本製小型車の供給に障害が発生。輸出再開の時期をめぐる不透明感が強まるなか、一部車種の重要が増大し、価格が上昇し始めた。高範囲のパニック買いにつながる可能性はまだ先のことだろうか。

 一部リポートは、それがすでに発生していると示唆している。ハイブリッド車やそのほかの燃費効率が良い車のディーラー在庫は低い水準で推移している。日本で組み立てられる車や、日本製部品を使用する車の生産を、メーカーは停止したり減らしたりしている。結果、消費者の自動車選択の幅はますます狭くなっている。

 マツダは25日、日本で組み立てられる自動車について、米ディーラーからの受注を停止した。

 業界調査会社トルーカーは先週、プリウスやホンダの「CR-Z」、「インサイト」といったハイブリッド車種の成約価格が緩やかに上昇している、と指摘した。プリウスは、過去数日間は約700ドルのディスカウントで販売されていたが、4月30日までに800ドルのプレミアムで販売される可能性があるという。

 もし、新車購入を待てるのであれば、そうするに越したことはない。ディーラーが店頭表示価格やそれ以上の金額を求め始めれば、当然買うべきではないだろう。夏季のドライブシーズンが到来し、ガソリン価格が一段と上昇すれば、こうしたことは起こり得る。

 6月か7月までに、燃費効率の悪い自動車を下取りに出し、より経済的な車を取得したい誘惑に駆られるかもしれないが、それを我慢して、慎重に計算した方がよい。なぜなら、新車購入は通常、手持ちの自動車を維持するよりも金がかかるからだ。もし、車の不必要な利用を避けるため、運転の癖を変えることができるなら、なおさらそうだ。在庫が増加して、高いインセンティブが付与される買い手市場は、時間を要するだろうが、必ず戻る。

 その間、中古自転車を購入し、近場での買い物にそれを利用した方が、暮らし向きはよいだろう。

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