永六輔「職人」のことば 2009-11-06 13:38:16 | 読書 味の有ることばがこの岩波新書「職人」の中に出て来る。 「わたしもいっぱしの大工になりました。って威張っている職人がいたけど「いっぱし」と言うのは「いちばんはしっこ」ということなんだよね。「威張って言う台詞じゃない。」 そうなのか、知らなかったと思った。 もう一つ。 「子供は親の言うとおりに育つものじゃない。親のするとおりに育つんだ。」 これはその通りだと感じた。 まだ読みかけの本だがもっと色々な、ナルホドな言葉が出て来るだろう。