牡丹が少し早かったので、永沢寺の花じゅうたんはもう終った頃だが行ってみるかと車を向けた。山あいの道を辿りからまつ林を抜けて峠を下るとすぐ永沢寺だ。
案に相違してこちらは人と車で一杯だ。切符を買うにも行列、もう帰る人も多いから大丈夫、中へ入ると一面の花じゅうたんが目に飛び込んできた。ワァーーキレイ。赤白ピンク空色の芝桜のじゅうたんが続く、花畑の間の小道をたどって奥へ、子供連れの家族もアベックも多い、しばし見ほれて時の立つを忘れる、シャッターを切る人も多くお花見以来の醍醐味であろう。
目の保養の後は冷たいシャーベットで喉の渇きを押さえ、次回の永沢寺は牡丹、花菖蒲、あじさいと心に約束して帰途についた。