楽園のコーヒータイム♪

『テーブルセッティングによる、食空間提案』のコーナーは、毎年、すごい注目度です

著名人の作品とあって、楽しみにしている方が多いです

前に書きました記事の、生方先生のテーブル作品もとても豪華で、女性の目をひく作品でした。

そして豪華さでは、コーナー入ってすぐの、今田美奈子先生の作品も、とてもインパクトのあるものでした。



↑「楽園のコーヒータイム」



この作品は、「エデンの園」をイメージしたものです。

エデンの園の真ん中には、生命の樹と知恵の樹が植えられたと、旧約聖書に記述されているように、メインアクセントに、豪華な花器とお花が飾られ、それを表現されているように思いました。
・・・が、今田先生の作品の前に置かれた説明書きには」「中央に噴水を設置するルネッサンス式庭園にヒントを得、中央の噴水として、花器を置きました」とされていましたが・・・。
両方の意味があるのかな・・・と。

エデンから流れ出す川は、中央から続く感じで、切花を川の流れをイメージして置かれてありました。
庭園の緑のイメージ、そして、エデンの園の肥沃の土地のイメージか、やはりクロスはグリーン。豪華な食器に合わせてのグリーンは、春らしいライトで輝きのあるグリーンなんですね。

この中央の花器は、年代物のクリストフル・コレクションのようです。

その花器と切花で表現した川、グリーンのクロスを主軸とした、コーディネートに華を添えているのが、名窯のコーヒーカップと、スーブニールスプーン







ウエッジウッドのジャスパーが目立ちますね

色々な国の名窯のカップやスーブニールスプーンが、沢山並んでいます。

静なるものが、セッティングによって、動の部分を生み出して、素敵な作品となっています～

こんな素敵なカップを眺めながら、そしてコーヒーを飲みながら、フランスやイギリスの旅やイタリアの旅・・・等、旅の思い出を語りながら、仲良しの友人達と賑やかな午後を楽しみたいものですね～


＊エデンの園をイメージしてと言うのがとても印象的。
中央から流れたした水は、川を流れて、人々が生きる為の根源として、何世紀にも渡って、生命に潤いをもたらしている。
豪華で美しいだけではなく、・・・そんな事が感じられるこの作品は、意味深いなと思いますね～