ティーガーデン

大好きな紅茶を飲みながら、日々の生活で
咲いた花々(さまざまな素敵)をご紹介していきます。

Living Library ~わたしを読んで下さい~

2010年01月20日 21時02分53秒 | else
皆さんこんばんは~

TVを見て初めて「リビング・ライブラリー」を知りました。
皆さんはご存知でしたか?

障害者やホームレス生活者、性同一性障害等の方々が、自分を一冊の「本」に見立てて、訪れる方々を「読者」とし、「本」から発信するお話を「読者」に伝え、対話する機会の場です。
わかりやすく言いますと、1つの空間に、「本」と「読者」が存在し、「本」に見立てた当事者が、自分の人生を通して考えること、感じたことを読者に話すことによって、伝えて行くことを、『図書館で本を読む』事に置き換えた言葉の表現によって、リアル+身近に感じて頂く趣旨の企画です。
本側の方々の事とリアルに接し、理解を深めて頂き、精神的なバリア・フリーの輪を広げて行こうと言うものです。そしてもう1つは、本になる事により、本側の方々の精神的解放と言う事もあります。そして、本となる方々同士間での、貸し出し時間外の、交流も、仲間の色々な現状や考え等を話しする良い機会となり、大きな力となります。
『講演会』みたいな大掛かりなものではなく、とっても気軽に行ける感じです。
そして驚いたのが、読者が1人~3、4人くらいの場合は、応接セットのテーブルとイス、又は会議室によくある長テーブルを挟んで対面で・・・、と言うくらいの至近距離で対話するところです。初対面の人と思うと、お互いぎこちなくなるものですが、不思議に会話がスムーズに行ってたように感じました。

世の中の人は、それぞれ色んな環境で生きています。
身体的、精神的に、大なり小なり色んな悩みを抱えながら、生きているものです。
そんな中、偏見の目で見られたり、外見からはわからない障害を持つ為、誤解をされて苦悩の中生きている方もたくさんいらっしゃいます。
誰しも身近にいないタイプの人の事は、知識として多少知っている程度だと思います。
このライブラリーで、そんな人のリアルな声を聞ける本に出会えるのは、貴重な体験だと思いました。

これはデンマークで行われたのが最初だそうで、現在は世界の数カ国で行われているそうです。

日本では、2008年12月6日に、京都で初めて行われたそうです。

TVでは本日、2009年12月に京都での”開館”が放映されました。

何気につけたTVで、すぐに「どう言う番組なんだろう?」と思い、最後まで見てしまいました。「リビング・ライブラリー」・・・、初めて耳にする言葉でしたから・・・。

24歳の時に、事故で全身に大やけどを受けられた女性の方の話が特に印象的でした。
ネガティブな精神状態から、ポジティブな今・・・にたどり着くまで、たいへんな道のりがあったと言うお話を、限られた時間の中でされていました。
聞いてもらう事によって、読者に知ってもらう+自分も解放されるそうです。
でもまだまだ話していないことがあるとおっしゃっていましたね。

集まられた「本」側の方々も「読者」側の方々も、出会えてよかったと言う表情を感じました。

私もこの番組に出会えて色んな事感じさせられ、出会えてよかったと思いました。

世の中、知らない事だらけなものです。
色んな人との対話って、大切ですね~

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2 コメント

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はじめまして (MIRI)
2010-01-21 20:50:40
わたしも たまたまつけた番組で見ました。
今日も心に残っていて、このblogを見つけました。
とても丁寧に 書いてらっしゃるので、さらに リビングライブラリーのことがよく分かりました。機会があったら、参加してみたいですね。
このblogにもまた、遊びにこさせてくださいね。
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Unknown (ビオラ)
2010-01-21 21:29:14
MIRIさんへ

ブログへ立寄って下さり、とても嬉しいです、どうもありがとうございます^^
本当のところ、説明しづらくて、この番組を観ていない人達に、うまく伝わっているかどうか、気になるところです。
しかし、MIRIさんは、番組をご覧になられたと言うことで、理解してくださっているので、お話しやすいです。
そうですね、機会があったら、ご縁のある「本」に出会ってみたいですね^^

お気軽に、どうぞいつでもティーガーデンに、遊びに来て下さいね¥^-^)♪
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