GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「11/29 見所満載の日曜日」

2009年11月30日 | Weblog
昨日のテレビ放映は、希にみる見所満載の日曜日でした。

1)女子ゴルフの最終戦、しかも賞金王の可能性が最終日まで3人も。
2)男子ゴルフの最終戦の一つ前、遼君が勝てば賞金王決定!
3)内藤対亀田、因縁のボクシングタイトルマッチ、負けたら引退!
4)「坂の上の雲」初回

21時過ぎ自宅に帰って、まず食事。
内藤対亀田の試合は録画中。
食事しながら女子ゴルフを観賞開始。

14番いきなりさくらのラフからチップインバーディー!
思わず箸を落としそうになる。
続いて15番2打目が、あわやイーグルと思えるような超スーパーショット。
今度は口の中から食べていたものが飛び出しそうになる。
(もしかしたらさくらの逆転賞金王?)そんな思いが脳裏をよぎる。
最終組の飯島が長いバーディーパットが入らず、さくらの逆転賞金王が決定した。

宮里藍の出現から女子ゴルフは一変したと云って過言ではない。
同年代の若い連中達がまるで一夜の如く出現し、群雄割拠の時代に突入した。
5年間も賞金王を続けた不動やベテラン福島らの影は一瞬にして遠ざかされた感がある。
来年も宮里、横峰、諸見里が間違いなく女子ゴルフ界を牽引していくだろう。

さて、次は男子ゴルフの遼君。
-4という素晴らしいゴルフを見せたが、最終日の主役は小田孔明だった。
なんとボギーなしの7バーディー、4日間で21アンダーでの初の連続優勝を果たした。
いぶし銀のような丸山茂樹のゴルフも印象に残った。(今後の活躍に期待)
最終戦まで男子の賞金王争いが持ち越され、来週が大変楽しみになった。


さて次はボクシング。
内藤対亀田の因縁の戦い。一言で云えば、
「国民的英雄となった内藤に、倒さなければならないプレッシャーが焦りとなって表れ、
 反対に若い亀田は弟の試合やこれまでの内藤の試合を徹底的に研究し尽くし、
 冷静に自分の距離を守ったアウトボクシングに徹した試合だった」


2回、接近戦に持ち込む以外の勝機がない内藤は、打ち込みながら亀田に接近。
打ち込んだ後、ノーガードになった右ストレートが顔面に炸裂。
一気に鼻血が吹き出した。(私はあの時、鼻の骨が砕けたと思っている)

亀田の戦略だったアウトボクシングのカウンター攻撃は、
相手の入ってくる力を利用した作戦だ。
タイミングがすべてなだけに手数が少なくなる恐れや、
挑戦者としての戦いぶりに不満の声がでる危険性を孕んでいた。

しかし、若い亀田はあくまでその戦略を貫いた。
(このあたりに彼の飛躍的成長が伺える)

内藤は打ち合うボクシングこそ、観客が喜ぶ試合と見定めていたが、
亀田は冷静にポイントを稼ぐ勝ちに行くボクシングに徹した。
この違いが勝敗を分けた。

もし両者の戦略が逆だったら。
また、内藤も自分の距離を保つアウトボクシングに徹していたら
結果は違ったものになったでしょう。
しかし、実際は内藤はあくまで自分のボクシングスタイルを貫いた。
(このような展開に、<勝負のドラマ>に胸を熱くしてしまう)

常に「負けたら引退」を表明していた内藤の今後の去就が心配だが、
妻は現役続行を願っているという。
気のいいやさしい内藤選手、どのような決断になるのか、わかるような気がする。

                       (下に続く)


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