GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「ハプニング続出、アカデミー賞の授賞式」

2014年03月04日 | Weblog

   

昨日WOWOwで放映されたワンシーン。授賞式真っ最中に司会者のエレン・デジェネレス(手前中央のショートカットの女性)がリアルタイムツイートしょうと呼びかけ、携帯電話で撮ったショットです。スターたちとの記念写真はツイートされるやいなや、一瞬で10万件以上のRTを記録し、わずか30分でRTは40万件を超えたそうです。(*エレン・デジェネレス:昼のトーク番組「エレンの部屋」で知られるコメディエンヌ) 
 写真にはブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・スペイシー、ジャレッド・レトーという凄い顔ぶれが収まっています。

 

  

 授賞式でさらに驚いたのはエレンがなんと宅配ピザを頼んで、ブラピたちが周囲の人に手配りし、食べたスコセッシ監督やメリル・ストリーブやその他のスターたちが実際にチップを払っていたことです。宅配してきた青年はまさかアカデミー賞の授賞式とは最初わからず、入り口でエレンに「こっちよ!」と引っ張ってこられステージ最前列まで来たそうです。ブラピが2,3回チップを渡していましたが、チップ合計がスター全員で400ドル、エレンが600ドルを加えて総合計1,000ドルにしたそうです。第86回アカデミー賞授賞式の全米での視聴者数が4,300万人となり、ここ10年で最高の数字だったとか。とにかく私が今まで見た中で最高に楽しいアカデミー賞の授賞式でした。

 映画『ゼロ・グラビティ』は、主要部門で監督賞を受賞したほか、技術部門では作曲賞、視覚効果賞、編集賞、録音賞、音響編集賞、撮影賞とほぼ独占。対抗馬に挙げられていた9部門ノミネートの『それでも夜は明ける』は作品賞ほか、助演女優賞、脚色賞の計3部門を受賞。最多タイの10部門でノミネートされていた『アメリカン・ハッスル』は、まさかの受賞なしだった。ハチャメチャな詐欺の映画(『アメリカン・ハッスル』)より、意義深い映画(『それでも夜は明ける』、『ゼロ・グラビティ』)を選んだアカデミー協会に拍手かな。