GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「スタンスと直感」

2013年11月25日 | Weblog

 21日の朝、大先輩のK氏から「西岡君は人生を楽しんでいますね」というメールをいただいたのですが、何故かすぐに返信できませんでした。「人生を楽しむ」というスタンスを持ったことがなかったのです。だから「はい、楽しんでいます」とは返信できなかったのです。周囲の人からきっとそのように思われているんだなあとは感じています。
 ではどんなスタンスなのか、「やりたいこと」、「やるべきこと」この2つがいつも念頭にあったように思います。やりたいことをやっていても常に楽しいかといえば決してそうではありません。辛いことや苦しいことにも遭遇します。「やるべきこと」は、決して楽しいことが多くありません。苦痛を伴うこと、ストレスを感じることが多いのですが、そんな中でもやる気が溢れてきたり、喜びが満ちてくることもあるものです。
 うまく表現できなのですが、楽しみもや喜びも、そして幸せというものも目的にするべきものではないように思うのです。楽しみも幸せも、悲しみや苦しみ、不幸もまた人生の一部で、誰もがいずれは平等に遭遇していくのではないか思っています。

   

 大切なことは自分が本当にやりたいことを見誤らないことです。死を目前にして無意味な人生だった悔いるのだけは、ごめんこうむりたいですからね。自分を見失わず、常に自分と向き合いながら自分の生き方を貫きたいと思っています。最後は人がどう思うのかではなく自分がどう思うかが大切だと思っています。
 3枚の写真は新北島西公園の紅葉です。桜の木の葉も色づくと結構美しいと初めて気づきました。桜にはない紅葉(モミジ)の濃淡は、歳を重ねてきた人々が様々な色に染まっていくのと似通っているような気がしています。

  

 23日の夜、我が家のドアに初めてクリスマスリースを飾りました。そして今日、ゴルフの打ちっ放しから帰ってきて、思わずドアの前で立ち止まってしまいました。飾ってみて気づいたのですが、こんなことをする気持ちの余裕のない人生を送ってきたことに気づいたのです。走り続けてきた時代に想いを馳せてしまったのです。
 イトーヨーカドーグループのデニーズに入社して、24時間店の売上を2.6億から3億にした店長時代、次に会社内では1,2番の売上規模、7店で合計18億の売上があった神奈川県の逗子・鎌倉・江ノ島・茅ヶ崎海岸がある湘南地区を任された地区マネジャー時代、膨れあがるバブル経済をまさに現場で感じていた時代でした。
 パブルが頂点を迎えた1990年秋に阪神に入社し、靴下屋1店、喫茶店3店、お好み焼屋店1店の直営部長が私の役職でした。その後直営5店舗を廃業し、新店2店(しゃぶしゃぶ店、割烹料亭)をオープンさせました。そして最後の異動先は西宮市と第3セクター方式で開業したプールと温泉とフィットネスのレジャー施設でした。ここではフレンチ&イタリアン店の支配人兼料飲部長、企画部長も経験しました。バブル崩壊後の飲食店やレジャー産業は非常に厳しいものがありました。

 

 3回目の車検を初めて車を購入したディーラーではない場所で頼みました。南港にあるガソリンスタンドです。チラシを見て電話し、その応対が非常に感じが良く、昼過ぎに実際に見積もりだけのつもりで立ち寄ってみました。電話応対した女性だけでなく、メカニックの方、板金専門の方も非常に誠実な対応だったので、直感で車検の予約を決めてきました。車検予約のクリスマスケーキのプレゼントには驚きました。ATCのダイソーでクリスマスリースを見て購入を決めたのも、飾ってみたいという自分の直感を大切にしてからです。ようやく直感を信じられる年代になったと思っています