創立71周年、秦野を芸術が輝く街に
乃羽バレエスクール
タウンニュース
「乃羽バレエは今年創立71周年を迎えます。この
秦野でも38年にわたり活動できたことは文化や
芸術を理解してくれる秦野市や多くの支援者が
いたからこそといえます。だからこそこの灯を
つなげていかなくてはなりません」と話すのは
乃羽ひとみ代表。
バレエはもちろん、オペラやオーケストラ、さら
に絵画や彫刻など、文化や芸術が豊かに花開く街
であることが何より大切だという。そのために様々
な芸術の分野の人たちと連携する。乃羽代表と
交流のある日本を代表するオペラ演出家の國松
真知子さん、指揮者の上野正博さん、そしてピア
ニストの須江太郎さんなど、ゆかりの人たちが
乃羽代表の周りには集う。秦野でも4年前に秦野
市民バレエフェスティバルを成功させ、確かな実績
を残している。これからも素敵な方々とともに文化・
芸術が輝く街、秦野の未来へ-。
秦野バレエは未来へ
乃羽バレエの教師でもあった澤洋子さんが立ち
上げた秦野教室は、これまで多くのバレエ人を
ここ秦野の地から育て上げてきた。技術はもち
ろん、何より人づくりに主眼をおいた指導は、
温かく、時には厳しく子供たちに注がれた。それ
が歴史と伝統を生み出し、小田原オペラの旗揚げ
公演への参加など、秦野、小田原の文化・芸術の
未来へとつながっていく。
乃羽ひとみ代表
乃羽バレエスクール
秦野市寿町1-5 カネマスビル2F
TEL:0463-84-3989
http://nowa-ballet.com/
エンタメを止めない 音楽で地域貢献
タウンニュース・エンターテイメント(株)
タウンニュース
ステージのあるレストラン「ミッシェル」と183席
の音楽ホールを運営するタウンニュース・エンター
テイメント(株)。安全安心対策を万全に施し、
地域住民や音楽ファンの要望に応えている。人気
の「歌声喫茶」は毎月第2・4木曜日に開催、
シニア層の健康促進や地域交流の場として定着。
有名アーティストの公演も多数企画している。
全館フリーWi-Fi完備。幅広い用途に利用できる
時間貸しのスタジオも5室保有。レストランは
居酒屋メニューからフレンチまで対応。地域の
文化発信拠点としてこれからも目が離せない。
ライブレストランミッシェル:タウンニュース
ホール
神奈川県秦野市南矢名一丁目5-13 タウン
ニュースビル3F
TEL:0463-77-0025
https://townnews-entertainment.jp/
小松亮太カルテット
タンゴスペシャルコンサート
タウンニュース
小松亮太さん
小田急線東海大学前駅そばにあるタウンニュース
ホールで1月17日(日)、バンドネオン奏者とし
て世界で活躍する小松亮太さんを招き、タンゴ
コンサートを開催する。主催は株式会社タウン
ニュース社。公演は午後2時と5時30分の2回。
出演は小松さんの他、近藤久美子さん(バイオ
リン)、KaZZmaさん(ヴォーカル)、福井
浩気さん(ギター)。名手揃いのカルテットが
数々の名曲を届ける。
全席指定で前売り8千円、当日8千5百円。
チケット購入は【電話】0463・77・0025
タウンニュース・エンターテイメントへ。料金は
電話受け付け後3日以内に所定銀行口座に振り込む。
御城印そろい踏み
小田原城と石垣山城
タウンニュース
ゆかりの武将の家紋が入った御城印
(一社)小田原市観光協会(石田武会長)では、
小田原城と石垣山城の「御城印」を新しく制作し、
昨年11月下旬から販売している。
御城印は天守閣を訪問した記念として、城マニア
や観光客らの人気が高く、全国の城で販売されて
いる。
小田原城では、2年前から販売しているが、今回
は1960年の天守閣復興から60周年の記念バージ
ョン。歴代城主をコンセプトに「上がり藤に大」
(大久保氏)、「折敷に三」(稲葉氏)、「三つ鱗」
(北条氏)など5つの家紋をデザインしている。
1枚300円税込、販売場所は天守閣入場券販売所。
2月28日(日)までの期間限定。
「一夜城」としても知られる石垣山城の御城印には、
小田原合戦(1590年)で陣を構えた豊臣秀吉の
「太閤桐」をあしらっている。1枚300円税込、
一夜城Yoroizuka Farmマルシェで購入
できる。
問い合わせは、小田原城天守閣
【電話】0465・22・3818へ。
ロウバイがいい香り
ユートピア農園
タウンニュース
枝ぶりを確かめる古屋さん
南足柄市にある「ユートピア農園」(塚原3008番
地先)ではロウバイの開花が次々に始まっている。
4000平方メートルの畑を囲むようにおよそ
200本の木が植えられいる。品種は「素心」や
「満月」など。
12月26日(土)から開園。午前9時から午後3時
まで。ただし、12月31日から1月7日までは休み。
期間中の火・土・日は切り枝などの販売もあると
いう。問い合わせは古屋さん
【電話】090・7849・9200。
光秀の「丹波攻め」拠点、御城印が人気
京都・余部城
1/3(日) 京都新聞
丸岡城御城印。冬バージョン(左)など、
季節に合わせ新たなデザインへ更新して
いる=亀岡市余部町
戦国時代、明智光秀が丹波攻めの拠点とした
余部(丸岡)城の御城印が人気を集めている。
御城印は印刷したものが多い中、城跡に立つ
西岸寺(京都府亀岡市余部町)の副住職が季節
ごとに柄や色彩を変えるなど一枚一枚手書きし
ており、8月末の発行から約3カ月で千枚を突破
した。
これまで西岸寺を訪れる観光客は城マニアなど
わずかだったが、大河ドラマで明智光秀が取り
上げられると参拝者が増加。全国の御城印ブーム
に目を付けた森の京都地域振興社(DMO)などの
提案を受け、8月27日から御城印を用意した。
もともと寺の御朱印を手書きで出していたこと
から、御城印も副住職の漆葉純子さん(53)が
制作。寺の門を描いたスタンプや、金泥で描い
た円の上に「明智光秀ゆかりの地 余部丸岡城」
と書き込む2種類のデザインを考案した。
御城印は、御朱印と違い書き方の決まりがない。
純子さんは、台紙にアクセントで入れるぼかし
の色を夏は緑、秋は赤、と季節ごとに変更する
など工夫。12月から来年2月までの冬バージョン
は、黒っぽい和紙に金泥で文字を書き、白いイン
クを雪に見立てて散らすデザインとした。和紙も
専門店に足を運んで選び、書道の勉強も再開した
という。
寺はホームページもなく、御城印について自ら
発信はしていないが口コミで拡散。城ファン
のみならず近隣住民が遠方の親族へのプレゼント
として求めるケースもあるという。
法要や庭の管理などの合間に作るため1日30枚
程度が限度だが、純子さんは「足を運んでもら
っているという感謝の思いが原動力。これから
も手作りしていきたい」としている。御城印は
志納料300円。新型コロナウイルスの影響も踏ま
え郵送も対応する。問い合わせは
西岸寺0771(24)4738。
≪余部(丸岡)城≫
15世紀の応仁の乱のころ余部に軍事拠点が
あったと史料にあるのが初見。明智光秀の
丹波侵攻の際、地元の国衆、福井因幡守貞政
がこもって抵抗し、滅んだとされる。その後、
光秀は亀山城築城まで、余部を拠点とした。
丸い岡のようにみえる河岸段丘状にあり、
江戸時代の史料では丸岡城とある。