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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

睦月、朔・大潮、満月

2022年02月17日 | Weblog
 昨日は一日雪花の舞う天気だった。お弁当の配達には行かねばと出かけ、帰宅後は砂の器に没頭。何度読んでも、作家の繊細な記述に惹き込まれる。記念館に行ける日が来るだろうか?作品の殆どを乱読しているが黒の作家とも云われる心情に想うことも多い。戦後の混乱時代を、生きてこなければならなかった心の叫び。

 早春と、知ったばかりに気温が気になることから更に寒さを覚える。身体の不調は、僅かな変化にも顕れてのことが多い。だからと言って、それを目の敵にしてしまうと哀しみが募りくる。自分の身体なので、年齢や食生活でのことにも影響は否めない。だが、敵にしても治らない。薬も治療も効果の程には及ぶまいが。

 それよりもそういう事態になることを想定して、そっか・そうだよねと納得して仲良くしてはどうだろう。枇杷葉は、敵も味方も作りません。自分の身体を切ったり縫ったりもさせないで、悪くなった箇所を休めておきます。新しい細胞に動いて貰って、辛抱強く待ち見極めが可能になったら一緒に。根気と努力の継続で。

 諍いは、例え身体の内部であっても辛いし哀しい。気持ちが塞ぐし明日が見えなくなるのを、枇杷葉は援けて支えます。春の来ない冬もなく、明けない夜もありませんです。気持ちを切り替えていくのも無理やりでなく、頑張らないことです。楽しいことばかりを思うのは出来なくても、自分を信じることは可能でしょう?

 沢山の不必要な物でなく、少しだけ大切なことがあれば好いのです。失った物は元には還りませんが、新しいことに出遭えます。生きていることは、命を与えて貰ったことの祈りと感謝です。神さまは宇宙であり、其処に存在する森羅万象なのですから。人間が自由に操ることも、創ることさえ不可能な領域だと思います。

 偶然でありながら、一人ひとりへの啓告は異なります。それが必然となって、現れるのだと信じています。心の不安を取り去って、自らの使命に目覚める時が訪れます。青い地球から争いのない真の平和が訪れるなら、人間の命だけでなく生命体への繋がりに気づけますように。清らかで穏やかに温かくありますようにと。

 
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